お菓子とチーズで、誰でも簡単にインスタ映えして美味しい料理が作れることを知っていますか?
2019年に登場した「じゃがアリゴ」なるものがSNS界隈を賑わせています。
今回はじゃがアリゴの基本情報から作り方までご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
じゃがアリゴは、人気のポテト菓子「じゃがりこ」とさけるチーズで作れるお手軽メニューです。
餅やトルコアイスのようにびょーんと伸びる様子がインスタ映えして、さらに味も抜群だということで、瞬く間に人気を集めました。
インスタに限らず、ツイッターやYouTubeなどでもこぞって投稿されており、多くのじゃがアリゴを楽しんでいることがわかります。
ちなみに、カルビーの公式ツイッターもこのムーブメントに好意的に反応しています。
もはやお菓子メーカー公認のアレンジメニューと言っていいでしょう。
じゃがアリゴの「じゃが」はわかるけど「アリゴ」ってい名前はどこから来てるの?
そのように疑問に感じる人も多いのではないでしょうか?
じゃがアリゴの名前は、モデルとなったフランスの中南部にあるオーブラック地方の郷土料理「アリゴ」に由来しています。
アリゴは、ジャガイモをベースにチーズやニンニクなどの食材を混ぜ合わせて作る、いわばマッシュポテトの1種です。
まさに、じゃがアリゴと同じ素材を使っていますね。
現地では、さまざなメニューの付け合わせとして利用されています。
パン、ステーキ、ソーセージ、焼き魚など何に添えても相性バッチリです。
ただ、日本での認知度は高いとは言えず、スーパーで簡単に買えるとは言い難いでしょう。
それだけに、じゃがりこと裂けるチーズだけでフランスの郷土料理が作れるじゃがアリゴは素晴らしい発明だと言えます。
じゃがりことチーズで見事にフランス料理を再現したのは料理研究家のリュウジさん。
2019年1月28日にツイッターで画像とともにじゃがアリゴを紹介したところアッという間に拡散されました。
わずか2か月足らずでリツイート数は16万件以上、いいねも52万件近くまでになっています。
インスタグラムのフォロワー数は20万人以上と人気デリスタグラマーの顔を持つリュウジさん。
「お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ」という著書を出版しており、アカウントにも魅力的な料理の数々が投稿されています。
キャプションでレシピも紹介されていますので、料理好きなら要チェックですね。
じゃがアリゴの作り方はとっても簡単。
全工程で5分もかかりません。
①じゃがりこ一個に塩とさけるチーズ一本裂いて入れる
②熱湯150cc入れる
③3分待ち混ぜる
これだけでフランスの味を堪能することができます。
こちらはリュウジさんの解説動画。
瞬く間に説明が終わりますが、それでも十分わかるほどシンプルなレシピです。
「じゃがりことさけるチーズが旨いから当然旨い、約束された勝利、お勧め」
とリュウジさんの談。実際そのとおりでしょう。
簡単なレシピといえど、中には失敗する人もいるようです。
ネット上で紹介された失敗パターンをご紹介しますので、同じ轍を踏まないよう気をつけましょう。
チーズをしっかり裂かずに作ると、塊のような状態になってじゃがりことうまく混ざりません。
細かく裂いてからお湯を入れるようにしましょう。
お湯を入れすぎると水分が残りすぎてスープのような状態になってしまいます。
150㏄でも少し水っぽかったという声もあるので、気持ち少なめでも良いくらいでしょう。
お湯を入れた後に時間が経ちすぎると、じゃがりこが水分を吸いすぎて上手く混ざらなくなります。
3分くらいして、お湯が少し残っている状態で混ぜ始めてしまいましょう。
このほかにも、
・お湯をチーズとじゃがりこにまんべんなくかける
・じゃがりこのカップよりも少し大きめの容器に移す
・良く混ざるように、じゃがりことチーズを交互にしておく
など、失敗から学んだアドバイスの数々がネット上でシェアされています。
確実にじゃがアリゴを成功させたい方は、参考にしてみてください。
じゃがアリゴの魅力は、じゃがりこのフレーバの数だけ味が楽しめることです。
ベーシックシリーズだけでも、
・サラダ
・チーズ
・じゃがバター
・明太バター
の4種類があり、牛タン味や手羽先味などの地域限定商品も含めれば20種類近くのじゃがりこが販売されています。
旅行でご当地じゃがりこを買う時には、2つ買って1つはじゃがアリゴで楽しんでみるのもGoodですね。