【新機能】インスタグラムで誹謗中傷からユーザーを守る機能が2021年8月に導入


 

インスタグラムで新たな新機能が発表されました。この新機能はカメラやフィードなどのユニークな新機能ではなく、どちらかというと「セキュリティ」関連の新機能となります。

今回は、今月8月に導入されるとされている更に安心してインスタグラムを利用することができる「抑制」と「非表示ワード」について解説していきたいと思います。

近年インスタグラムではスパムに対しての安全性を重視している

今回のアップデートの前に、若年層の利用者のプライバシーと安全性を重視するために、16歳未満(一部地域では18歳)のアカウントをデフォルトの設定で「非公開」にする機能を導入していました。

また、よく見かけるような外国系のスパムアカウントなどの「悪意のあるアカウント」に対してもおすすめのアカウントとして非表示となり、もし見つけたとしてもフォローやいいねなどのアクションはできなくなっているとのことです。

8月のアップデートは更に誹謗中傷対策の新機能導入

例年SNSで問題視されている誹謗中傷などによる被害に対して運営側はいろいろと悩まされていることでも有名です。

今回インスタグラムでは特に「DM」などのクローズドなやり取りができる機能に対してもアップデートが行われているところが進化していると感じました。

新機能①制御

誹謗中傷のコメントやダイレクトメッセージが殺到している、もしくはそのような状況が予想される利用者を守る機能

特に勧誘系のアカウントから行われることが多い、自分をフォローしていないユーザーからのコメントの一時的非表示の設定、DMであれば通常のDM画面には表示されなく、リクエストフォルダに自動的に移動する仕組みとなっており、普段使っているDM画面で目にすることがなくなり、誤って開いてしまうミスも少なくなる。

新機能②非表示ワード

DMに対するスパム対策機能

中傷的なワードが含まれていたり、絵文字が含まれていてもユーザー側が承認しない限り非表示になるとのこと。

この機能は、インスタグラマーやインフルエンサーといった影響力の高いユーザーに対して、企業側が案件依頼やオファーが殺到してしまい、DMがそのような内容で溢れかえってしまうのを避けるというもの。

しかし、逆に言えばフォロワー数の多いユーザー達全員がインスタグラムで案件が欲しくないわけでもない為、今まで多くの依頼を受けていて、その仕事がベースとなっていたのに、全くDMが鳴らない。などといったことがないように、DMの「リクエスト」をチェックしておくことも必要かもしれない!

まとめ

今年に入って、「地図検索」などの様々なアップデートが行われて需要が増しているインスタグラムですが、今回の機能はユーザー全体で更に安心して利用できる期待通りのアップデートになっていると思います。

また、今後もいろいろとアップデートは続くと思いますが、個人的にはインスタグラム完結でショッピングが可能となる「チェックアウト機能」の導入が楽しみです。米国では既にテスト導入が始まっている機能なので、今年もしくは来年には国内でも利用できるようになると予想されています。