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インスタグラムのアイコンがフラットデザインに変更!その反響は?


スキュアモーフィックから大刷新!
レインボーグラデーションカラーにシンプルなカメラデザインに

 

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Facebookさんの投稿 2014年12月5日

インスタグラム(Facebook傘下)は現地時間2016年5月11日、スキュアモーフィックなデザインだったアプリのアイコン・デザインを変更し、さらにUIを従来のインスタグラムブルーから白に、よりシンプル&フラット&カラフルなデザインに刷新しました!

このロゴの刷新にあわせて、アプリだけでなくWebツールのデザインも、余分な配色やパーツを完全に排除。真っ白なフルフラットの背景をベースに、インスタグラムの主役で投稿写真がより引き立つようなラインを使ったアイコンに変更するなど、全く新しいブランディングにアップデートされました。

今回はこのアップデートで新しくなった部分や印象について、じっくり解説していきます。

ビンテージカメラ風味はゼロ!新しいインスタグラムのロゴ

インスタグラムのケヴィン・スペイシーも自身のインスタグラムに、旧ロゴから新ロゴへ移り変わるムービーをポスト。

このタイミングでの、デザインの大幅変更について Instagram のCEOのケビン・シストロム氏は「皆さんの活気と多様性に合うようにデザインしました」とコメントしている。

さらに、旧デザインに親しみを感じているとは思うが、としたうえで
「新しいデザインは、皆さんのクリエイティブなひらめきとなるでしょう」としている。

一見、ノー個性なアイコンにも見えるが、これはインスタのカラーを消し、ユーザーひとりひとりの色を強く出してほしいという願いがこめられているのかもしれない。

引用:http://rocketnews24.com/2016/05/12/747416/

Instagramのデザイン責任者がウェブサイト『Medium』に投稿した記事によると、デザイン変更の理由はInstagramの発展です。

Instagramはサービス開始から5年が経ち、ユーザーが増えて多様なコミュニティに変わりました。この変化をInstagramのアイコンやデザインは反映していない、として昨年から新デザインを模索していたそうです。

引用:http://www.appbank.net/2016/05/13/iphone-application/1203783.php

「インスタグラムはまだまだ発展途上であり、これからも進化を続けていく」という主張のもと、今回のアイコン刷新もその一部として行われたようです。


インスタグラム関連アプリの「Layout」「Boomerang」「Hyperlapse」も合わせてロゴを変更

出典:http://gigazine.net/news/20160512-new-look-instagram/

このアップデートと同時に、インスタグラムから発表されている関連アプリも、白地に各アプリの特徴を簡素化したレインボーグラデーションなアイコンに合わせて変更されています。

Layoutは真四角から、丸みを帯びた正方形に、いくつかの線をプラス。写真を複数配置した雰囲気がひと目で感じられるアイコンになったことで、何に使うアプリか一番分かりやすくなっています。

Boomerangは三角からインフィニティマークへと、一番大きく変わった印象。投げては手元に戻ってくるイメージと1秒が無限ループするアプリを組み合わせた感じに。

Hyperlapseは丸いデザインをそのまま踏襲。しかしレインボーの配色がかわっただけでここまで印象が違って見える不思議。

ただ、個人的には、この3アプリは前の配色が爽やかで大好きなデザインだったので、このアップデートはちょっと残念です。

UIデザインは白黒化!

出典:http://www.gizmodo.jp/2016/05/instagram_app.html

大幅チェンジでカラフルなアプリアイコンばかりに目が行きがちですが、UIデザインにも渋い、かつチャレンジングで実験的な変更がされました。デザインの白黒化です。

画面上部のメニューバーや、アカウント名、いいね数、位置情報など、かつて青だったものが黒太字に。ハッシュタグや@は限りなく黒に近い青になっています。

画面下部のタブメニューも白黒アイコンでよりシンプル。これは、UIは完全に背景に徹し、画像や動画にフォーカスさせようという運営側のアイディア。いいねのハートは赤のままだけど、やっぱりハートは赤じゃなくちゃね。

引用:http://www.gizmodo.jp/2016/05/instagram_app.html

アイコンだけでなく、UIの見た目も少し変更されています。ボタンの配置や使いやすさは前のバージョンとほぼ同じで、ただ色合いがシンプルになっただけのように思います。

ネットでの反響~アイコン変更に大不評?~

なかなか思い切った刷新ですが、インスタグラムのユーザーからはアイコンに関する不評の声が目立つようです。

Instagramは自社のブログやInstagram内広告で、ロゴ変更についての説明を続けています。

しかしそうしたポストには「ダメだ」「捨てちゃえ」「やりなおし」「元に戻せ」という辛らつなコメントが連なっています。

引用:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

Twitterでも同様な意見が多く投稿されています。「Instagram アイコン」などと検索することで、否定的なコメントを大量に閲覧できました。

少数ですが肯定的な意見もありましたが、ほとんどのユーザーにとっては受け入れがたい変更だったようです。

引用:http://www.appps.jp/227641/

こうしたユーザーの反応を、Instagramはどれだけ予想していたでしょうか。程度の問題はあれ、これだけの大幅な変更はユーザーの批判を浴びるということを予期していたのではないでしょうか。

これはInstagramに限ったことではありませんが、アプリのアイコンには、我々ユーザーにとって、そのアプリを起動するための目印以上の重要な役割が込められていたから、と解釈することもできるでしょう。

引用:http://ascii.jp/elem/000/001/164/1164319/

良くも悪くも慣れ親しんだアイコンから大きくイメージが変わり、戸惑うユーザーが多い、という印象です。

以前のアイコンはレトロな雰囲気でありながらしっかりと書き込まれたイラストだったのに対し、新しいアイコンは非常にシンボリックで色彩も鮮やかになり、そもそもの設計思想に大きな違いが感じられました。

まとめ

今回のインスタグラムの思い切った刷新は、否定的な意見が目立つ結果となりました。

一般的にユーザーは往々にして受動的であり、逆に開発者は常に能動的な姿勢でアプローチをするものです。そのため、ソフトを開発する立場とそのソフトを使うユーザーとは常に温度差があって当然だと思います。この刷新も、そんな気持ちの温度差から発生したズレなのかもしれません。

今回のアップデートが成功なのか失敗なのか判断するにはもう少し時間が必要だと思われます。今後、インスタグラム側がどのようなアプローチをかけてくるのか、一ユーザーとしてしっかり見ていこうと思います。