「巻き戻し動画(Rewind)」とは、撮影した動画を逆再生の動画に加工できる機能です。
巻き戻し動画を使えば、おもしろ動画や不思議映像を撮ることができます。
巻き戻し動画はストーリーズで使用できる機能です。
ストーリーズとはタイムラインとは別に表示される画面で、24時間しか掲載されないという特徴があります。
ストーリーズの詳しい機能については以下の記事で詳しくご紹介しています。
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巻き戻し動画を使うにはまず、ストーリーズを起動して撮影モードにします。
画面の下の方にシャッターボタンがありますので、そのシャッターボタンを左にスワイプすると三角形が2つ並んだ「巻き戻しマーク」が現れます。
この「巻き戻しマーク」を押しながら動画を撮影すれば、巻き戻し動画を撮ることができます。
逆再生はテレビ番組ではかなり昔から使われている演出です。使い古された手法なのですが、現在でもテレビ番組で見かけることがあるのは、工夫次第で新鮮な印象を与えることができるからでしょう。
インスタグラムの巻き戻し動画のアイデアを紹介します。
シュレッダーで粉々にした紙を床にまき、「おめでとう」という文字をつくります。それを手でぐちゃぐちゃにします。
この一連の動きを巻き戻し動画で撮って再生すると、ぐちゃぐちゃのシュレッダーごみの中から「おめでとう」という文字が現れます。
友達の誕生日祝いにこのような動画を撮影してみてはいかがでしょうか。
ベッドのはしに立ち、そのまま体を曲げずにバタンと倒れます。
これを巻き戻し動画で撮影すると、寝た体勢から関節を一切使わずに起き上がる映像になります。目に見えない強い力で強制的に起こされたように見えて、不思議です。
ベッドに倒れ込むときに頭をベッドの木枠にぶつけないようにしてくださいね。
着込んでいるジャンパーを素早く脱いで、放り投げてみてください。
これを巻き戻し動画で撮影すると、どこからかジャンパーが飛んできて見事に着込んだように見えます。
被写体になる人に、人ごみの中で後ろ向きに歩いてもらってください。
これを巻き戻し動画で撮影すると、街じゅうの人が後ろ向きに歩いて、被写体になった人だけが普通に歩いているように見えます。
被写体の人に演出をつけて「みんなどうしたんだ? なぜ後ろ向きに歩いているんだ!?」といったジェスチャーをしてもらうと、さらに面白みが増すでしょう。
見ている側は逆再生であることを十分承知しているのですが、それでも時間が戻る不思議さが消えません。
日常の何気ない風景でも、逆再生動画にするだけでおしゃれな動画になります。投稿のネタに困ったときは、ぜひ一度試してみてください。