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フィルター機能とは?

フィルター機能」とは、撮影した写真を加工する技術のことです。茶褐色にしてレトロな雰囲気を出したり、コントラストを強調してくっきりとした印象を出したりすることができます。

フィルターの語源はレンズにつける色ガラス

フィルター(filter)とは、物体を通して成分を調整する加工道具です。世の中にはいろいろなフィルターがあります。

煙草にも掃除機にもフィルターはある

タバコのフィルターは雑味を抑えたりニコチンを取り除いたりします。掃除機のフィルターは空気中のほこりを吸着して空気をキレイにします。

インスタグラムでは本物のフィルターは使わない

インスタグラムのフィルターの語源は、一眼レフカメラのレンズの先端に取り付ける「色ガラス」(フィルター)です。一眼レフカメラは被写体が発している光をとらえて画像化しているのですが、光を取り込むときにフィルターを通すことで光の色を調整できるのです。
プロカメラマンの写真に、自然界では絶対に見ることができない色を出している写真がありますが、これはフィルター(色ガラス)を使っているからです。

ただ、インスタグラムのフィルター機能には、物理的な機器としての「色ガラス」はついていません。インスタグラムのフィルター機能は電子技術によって色合いを調整しているので、厳密には「一眼レフカメラのフィルターのような効果を生む機能」となります。

インスタグラムのフィルター機能は、画像を加工したり、被写体の輪郭を曲げたり、あえて画素数を減らしてぼやけさせたりしています。

フィルター機能の使い方

フィルター機能を使って写真を加工する手順を紹介します。
まずは自分のインスタグラムの中にある、加工したい写真を画面に出します。

画面には、大きな写真1枚と、小さな写真が複数枚出てきます。大きな写真と小さな写真はまったく同じものですが、色合いやコントラストなどが微妙に違っています。
大きな写真がオリジナルの写真で、小さな写真がフィルター加工済みの写真です。

小さな写真はフィルターの数だけあり、その中から気に入った写真をタップすると、タップした写真が大きな写真に切り替わります。

小さな写真の下には「Lark」「Reyes」「Juno」といったフィルターの名称が書かれてあります。
例えば「Willow」と「Inkwell」は白黒写真なのでその効果は一目瞭然ですが、そのほかのフィルターは違いが微妙なので、違いが分からないかもしれません。
しかしフィルターを何回か使っているうちに、好みの加工方法が見つかるはずです。

このシーンにはこのフィルターを使おう

フィルターはいまや40種類以上あります。ここまで増えると、どのフィルターで加工したのか判別できなくなります。例えばフィルターの一種である「Vesper」も「Ashby」も黄色みを加えてビンテージ感を出します。ただVesperのほうが肌色をキレイにする効果があるので、人物の顔をアップで撮った写真に向いているかもしれません。
しかしVesperで加工した写真とAshbyで加工した写真を並べなければ、両者の違いは分からないでしょう。

これだけ種類が多いと、どのフィルターをどの写真に使ったらいいのか迷ってしまうでしょう。そこで、「こんなシーンの写真にはこのフィルター」というおすすめの加工を紹介します。

カフェラテの写真加工はPerpetuaで

インスタグラムを始めたら「とりあえずコレ」というくらい、カフェラテは人気の被写体です。この被写体を効果的に見せるフィルターはPerpetua(パーペチュア)です。
Perpetuaの特徴は、画像の明るさを増やすことです。発色が良くなるので、カフェラテの背景に青や黄色といった原色系の物を置くと、カフェラテの茶色が映えます。

愛猫の写真はClarendon

Clarendon(クラレンドン)は、明るい部分をより明るくして、暗いところをより暗くする効果があります。愛猫や愛犬の写真をClarendonで加工すると、被写体が主役になる写真になります。

すべての色が強調されるLarkは料理写真向き

Lark(ラーク)フィルターを使うと、写真がパッと明るくなります。ほとんどの色を強調するので、色とりどりのサラダなどの料理写真の加工に向いています。

街並みをロマンティックにするSlumber

長崎や函館など、古い洋風建築が残る街並みを撮影したら、Slumber(スランバー)で加工してみてください。ぼやけた感じが出て、ロマンティックな雰囲気を漂わせることができます。
これは薄い黄色い膜を写真全体に被せているからです。

大都会のビル群はLudwigで際立つ

Ludwig(ルドウィッグ)は、色を強調する効果があります。暖色はより暖色らしく寒色はより寒色らしくなります。色の違いに緊張感が生まれるので、都心部のビルが林立したシャープな風景写真の加工に向いています。

赤ちゃんがさらにかわいらしくなるAden

色のコントラストは、強めると「クール」「しっかり」「スマート」「シャープ」になり、弱めると「マイルド」「柔和」「優しさ」「ぬくもり」を演出できます。
Aden(アデン、またはエイデン)はコントラストを弱めるので、赤ちゃんの写真をこれで加工すると、体温が感じられるような仕上がりになります。

古都の路地はHudsonで雰囲気アップ

Hudson(ハドソン)は写真の色合いを暗くします。京都や鎌倉などの、奥へ奥へと続く路地の写真をHudsonで加工すると「迷い込んだ感じ」になります。
また東北地方の雪原や北海道の流氷の写真をHudson加工すると、寒さが際立ちます。

ビジネスシーンで使い勝手のよいX-ProⅡ

ビジネスパーソンが自社製品を撮影したり、現場の様子を撮影したら、X-ProⅡ(エックスプロツー)で加工することをおすすめします。
X-ProⅡは、コントラストを強調するので、最も単純に写真の見栄えを良くします。見る人を被写体に集中させたいときは「間違いのない」フィルターです。逆に、雰囲気を出すのは向いていません。

各シーンに適したフィルターの選び方については以下の記事でも紹介しています。

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フィルター悩みを解決!インスタグラムのフィルターまとめ

まとめ~加工でさらに楽しめる

写真の加工技術は進化のスピードが速く、ひと昔前であれば、写真加工のプロが大がかりなソフトウェアを使って行わないと出なかった効果も、いまやタップひと押しで可能です。
フィルターを使うと、自分が撮った写真が1歩、プロの写真に近付くことができます。いろいろなフィルターを試してみてください。