「デリスタグラマー(Delistagrammers)」とは、食に関する投稿が多いインスタグラマーのことです。その中でも特に、フォロワーが多く人気のあるインスタグラマーのことを指します。
デリスタグラマーは、デリカテッセン(Delicatessen、高級総菜)とインスタグラマーを合わせた造語です。
デリスタグラマーを知るには、まずは「#デリスタグラマー」でハッシュタグ検索をしてみましょう。
手作りのお弁当やスイーツ、アイディア料理のほかにも、外出先で食べた外食メニューなど様々なジャンルの写真が投稿されています。
人気のあるデリスタグラマーは盛り付けや構図にもこだわっていて、お洒落で真似したくなるような料理の写真で支持を集めています。
デリスタグラマーについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
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見ているだけで美味しいインスタグラム!デリスタグラマーとは?
フォロワーが多く人気のあるデリスタグラマーは、料理だけでなく写真を撮るのも上手ですよね。
美味しそうでおしゃれな料理の写真は、どのようにして撮影しているのでしょうか?
「おうちごはん(https://ouchi-gohan.jp/250/)」の調査によると、1万人以上のフォロワーをもつデリスタグラマーが大事にしているポイントは「構図」「彩り」「自然光」の3つとのことです。
構図とは、被写体に向けるカメラの角度と位置のことです。
料理の写真を撮るときに構図を意識することで、より一層美味しそうな写真を撮ることができます。
インスタグラムに投稿される食の写真は、真上から取られることが多いのですが、これでは「似た構図」と思われてしまいます。
そこで、あえて真横から料理を撮ったり、断面のアップ写真を撮ることで、インパクトが大きくなります。
デリスタグラマーを目指す人は、構図に凝りましょう。
味を感じることができないインスタグラムの料理写真は、よりいっそう彩りが大切になります。
いつもの料理に赤・黄色・緑など鮮やかな色をプラスするだけで見栄えの良い写真を撮ることができます。
例えば、ご飯と焼いた肉では、白と茶色でしかありません。しかしそこにトマトの赤や、ゆでたホウレンソウの緑を足してみましょう。それだけで見栄えがアップします。
お皿やコップ、ランチョンマットなど料理のまわりにあるものでも色を加えることができます。
インスタグラムだけではなく、写真の良し悪しは光で決まることが多いのです。
LEDライトを使う手法もありますが、やはり自然光、つまり日光に代わるライトはありません。モデルの写真集が戸外で撮影されることが多いのも、自然光が最もモデルを美しくするからです。
晴れた日に、つくった料理をベランダに持ち出して撮影するだけで、写真の出来栄えは2割増しになるでしょう。
料理の写真だけでフォロワー10,000人を獲得することは簡単ではありません。まずは100人を目標に料理写真をアップしてみませんか。
料理の写真をアップするときに、キャプションに、
#デリスタグラマー
# delistagrammers
の2つをつけましょう。
このハッシュタグをつけておけば、いつか必ず料理写真を探求し続けるデリスタグラマー・ウォッチャーの目に留まるはずです。
デリスタグラマー・ウォッチャーがあなたの写真を気に入って拡散してくれれば、フォロワー数も増えていくでしょう。
食の写真は多くの人の関心を集めることができます。飲食業界もインスタ映えを強く意識していて、「食べやすさよりも、とにかくインスタ映え重視」というメニューを提供するお店も増えています。
食の写真の価値は、インスタグラムの広がりによってより高まりました。デリスタグラマーがリスペクトされる存在になっているのもうなずけます。