まずは、シンプルに自分の顔をアップすることです。
自分のインスタグラムに自分の顔をアップして何が悪いのかという気持ちは分かりますが、そこには多くの目があることを忘れてはいけません。ただ単にメイクをして可愛い顔をアップしたとしても、純粋に可愛いと思ってくれる人とあざといと思う人がいます。批判的な感情を抱いてしまう方は、「可愛いって言ってもらいたいのでは?」と何かと想像するのです。
・「どや顔だと『エッ』と思います」(30歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「どれだけ自分のことかわいいと思ってるのかとつい思ってしまうので」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「いかにも修正して”かわい子ぶってます”というのがありありと分かる写真を載せているのを見ると、もうあきれてしまいますね」(48歳/その他/その他)
旅行に行った時も、その写真をアップするものですが観光名所や地元の食べ物をアップする時に顔が主役になっていると反感を買う場合があります。
例えばなかなか手の届かない高級バッグをプレゼントされたにも関わらず、バッグと共に不満気な顔をアップするなどです。これぐらいのバッグでは満足しないお高い女という印象を与えてしまうので、特に必死にファッションを頑張っている方から非難されてしまいます。また、自身のファッションをアップする時に、安物だと言いながら何十万円もするアイテムがあると価値観の違いを感じますし、嫌味も含まれているように思われます。
プライベートが充実している様子や忙しいアピールも危険です。プライベートを満喫してキャンプや海など色々な場所に出掛けている写真を満面の笑みでアップすると、仕事が忙しくてどこにも行けない方にとっては気に障る可能性があります。プライベートの充実をアップすることは、もちろん何も悪い事ではありませんがもし親しい友人が忙しい時であれば配慮が必要です。
逆に、忙しくてプライベートを満喫できていないこともアピールしてはいけません。特に顔の写真と共に疲れや忙しさをアピールしても、頑張ってというエール待ちのような気がして更に印象が悪くなります。
・「いちいち言わなくていーよって思う」(27歳/商社・卸/事務系専門職)
・「忙しいけどSNSはやるんだ、メールの返信はないけどSNSはやるんだ、暇あるじゃんと思います」(32歳/不動産/事務系専門職)
・「忙しい自分にうぬぼれるのは病気」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
そして、芸能人の間で流行していますが自分のスッピンをアップするのは非常に反感を買いやすいと言えます。そもそも、なぜ素人なのにスッピンをアップする必要があるのかという疑問がありますし、結局可愛い自分をアピールしたいだけだと思われます。スッピンと見せかけて少しメイクをしていると嘘になりますし、そこまでして可愛いと思ってもらいたいのかと呆れられる可能性があります。
自撮り以外の注意したい投稿をご紹介します。
写真投稿がメインのInstagramですから、投稿されている写真に興味がなくなったらフォローしている意味なしということで解除する人は多いようです。ファッション中心に投稿している人のアカウントを「参考になるな」と思ってフォローしたのに、子どもが生まれたら、子どもの写真ばっかり……、なんてこともありますよね。タイムラインをスマートに見ることを遮られてしまうので、ウザイと思われ、ミュートされたり、フォローを外されてしまう結果になりかねません。
ほかのSNSにも言えることですが、同じ人が連続で投稿しているのってちょっとウザいなと思ってしまうことも。
見たい写真を多く投稿してくれるユーザーなら、むしろうれしいのですが、どうでもいい写真ばかりを投稿されると、思わずフォローを解除したくなるものです。ツイートをしている本人は楽しいかもしれませんが、タイムラインに同じひとのツイートがポンポン並んでいると、フォロワーは見ていてうんざり……。「ウザイ」と思われるのがオチです。
投稿する写真がワンパターンで「これ、前にも見たな」というときや見ているだけで不快な気分にさせられるような写真を投稿するユーザーも即刻解除対象になることも。フォロワーが増えると「みんな、私の投稿がみたいのね!」と思い上がってしまって自己中心的な投稿が多くなることもあるので、そうなったら解除しようと思う女性もいるようです。
instagramは誰でもつぶやけるツールからこそ、個々のツイートの面白さが問われますので、いつも同じようなツイートをしている人はつまらないと見なされます。特に「ブログ更新しました!」や「この美容液は〜円でとってもお得!」とリンクを貼付ける告知や宣伝ツイートは嫌われます。
インスタグラムにおける自撮りは、必要最低限にしておいた方が良いです。もし写真をアップするとしても、メッセージ性のある写真は他人を不快にさせます。「私、人とはレベル違うよ」とかあまりにも自分を強く見せ過ぎているのが意識高い系と言われてしまう原因なのかもしれません。