インスタグラムの店舗アカウント運用について!!


インスタグラムは若い女性を中心に多くのユーザーを抱えるメガコンテンツであるため、多くの企業がマーケティングやプロモーションのために利用しています。広告を出すこともできるため、若い世代をメインターゲット層にしている企業は積極的にアカウントを取得して活用したほうが良いでしょう。ただ、企業として利用する以上は運用のためのルールを決めておかなければなりません。

リスクもある店舗アカウント運用!

フォローやいいねの数を増やすことで企業としての認知度や好感度を高めることができますが、一歩使い方を間違えれば正反対の結果を生み出すリスクもあるのです。大企業など複数の担当者で一つのアカウントを管理するような場合、メンバー全員で共有できる運用ルールをしっかり定めておかなければ統一感の欠如やコンプライアンス違反などが起きる可能性もあります。実際に人気の高い企業アカウントは、こういったルール作りをしっかりと行い、情報管理や分析を徹底することで多くのフォロワーを獲得しているのです。このため、インスタグラムで店舗アカウントを利用する場合はルールを作って管理するということを徹底させるようにしましょう。

目的をはっきりする!

店舗アカウントを運用する上で最も大切なのは、そのアカウントをどのように利用するかという目的です。スタート時点で目的がハッキリ定まっていないと、投稿する写真や宣伝にもバラつきが見られ、フォロワーを獲得することはできません。例えば新規顧客獲得や新商品のプロモーション、ブランディングの強化や集客など、企業ごとに様々な目的が考えられます。目的が決まったら、次はメインターゲットを決めることも大切です。

ターゲット設定も重要!

全てのSNSに共通して言えることですが、情報を発信する際には誰に効果的に届けたいのかというターゲット設定も重要になります。インスタの場合、主なユーザーは10代から30代の若者世代で、その中でも特に若い女性の数が多いという特徴があります。その企業の取り扱っている商品などが、その層をターゲットとしたものである場合は需要と供給がマッチしますが、それ以外の層の場合は効果的な利用は見込めないでしょう。もちろん若者以外の層もインスタユーザーの中にはいるのですが、決して数は多くないので効果が思ったほど得られない可能性もあります。

店舗として写真を投稿する以上、その写真は店舗をイメージさせる内容に統一させる必要があります。どんなテーマで投稿しているのか、どういった店舗なのかをすぐに判断できるよう、写真のテーマは必ず統一させることが大切です。バラバラのジャンルの写真が投稿されていれば、ユーザーは店舗がどういった意図で写真を投稿しているのか分からず、興味を持ってもらうこともできません。

統一感を意識することが大事!

そうなればフォロワーにもなってもらえず、せっかくインスタを活用している意味がなくなってしまいます。どんなに投稿したい面白い写真があったとしても、あくまでもその店舗に関係した統一感のある写真にするよう心がけましょう。統一感を持たせるには、写真の被写体はもちろんですが、フィルターをかけることも効果的です。インスタには多彩なフィルター機能が用意されており、外部アプリを利用すれば更に様々なカラーやテイストを持った個性的なフィルターを利用することができます。

フィルターをかけておしゃれな写真を投稿!

写真の内容そのものがイマイチでも、オシャレなフィルターをかけることでクオリティの高い写真へと加工することもできます。多くのユーザーの目に留まり、フォローしたいと思ってもらうためには写真のクオリティを高めることも重要な作業となるので、面倒でもしっかり編集することが大切です。この他、ユーザーネームは一般のユーザーに分かりやすい店舗名にするなど、すぐに店舗アカウントだと分かるものにしましょう。

わかりやすいユーザーネームをつける!

分かりづらいユーザーネームだと、店舗との関連性が感じられず、せっかくクオリティの高い写真を投稿しても店舗のプロモーションにならない可能性があります。オシャレさや個性よりも分かりやすさを重視し、あくまでも店舗であることをアピールすることが大切です。最後に、写真の投稿やプロフィールの編集など、更新スケジュールも重要になります。どんなタイミングでどれだけ写真を投稿するのかを決めておくことで、せっかく作ったアカウントを放置して無意味にしてしまうことを避けられます。放置してしまうと、せっかく投稿写真を楽しみにフォローしてくれたフォロワーに対して非常に失礼になってしまいますし、企業としてのイメージも最悪になります。運用を始める前に、最低でも1ヶ月以上の更新計画をしっかり立てておくようにしましょう。

このように、企業や店舗がプロモーション目的でインスタグラムを活用する場合には、注意しておいた方が良いポイントがいくつもあります。これを理解せずに運用を始めてしまうと、集客効果が見込めないばかりか逆効果になってしまうこともあるので、くれぐれも注意しておきましょう。

店舗アカウント

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