2018年はぐるぐる巻き?可愛くマフラーを巻いて街に出かけよう!


更新履歴
– 2018-06-11 最新情報を元に加筆修正   

寒い冬に欠かせないマフラーは、防寒という役割だけでなくおしゃれアイテムとしても一役買ってくれます。インスタグラムなどでも「#マフラーぐるぐる」というタグがあるくらい、この季節は注目度抜群。

マフラーをぐるぐる巻きにして顔周りにボリュームを持たせると、小顔効果と足長効果が得られるだけでなく、女性を可愛く見せてくれる効果があります。

さらに口元を覆うようにするとマスク効果も得られるので、自分の息が湿気となって乾燥を防ぐことが可能です。風邪予防になるだけでなく、顔の乾燥も防げますので、シワ予防にも繋がります。

 

ぐるぐる巻きにも種類があります

そんな一石二鳥どころか三鳥くらいメリットがあるぐるぐる巻きの基本はフロントノットバックノットサイドノットになります。ノットは結び目のことを指すので、フロントノットと言ったら結び目が体の前に来る結び方です。

 

フロントノットとは?

フロントノットのやり方は、まずマフラーの横幅を好きな太さに折りますが、ボリュームを加えたい場合はマフラーを対角線上で折ってひし形状にするといいです。折ったら首にかけ一周させて、端を結ぶだけで完成です。このとき端を結ばずに、巻き込んだ中にぐっと入れ込む方法もあります。

結ばないので崩れやすいのが難点ですので、心配であればストールピンなどで固定するといいのではないでしょうか。ストールピンにも色々な種類が販売されていて、ジュエリー風の煌びやかなものからナチュラルなものまで、アクセントに使えるものが多いです。

バックノットも気になっちゃう!

そしてバックノットは首の前から巻き始めて結び終わりが首の後ろに、サイドノットは首の横で結び終えるだけです。バックノットが一番カジュアルな感じに仕上がり、サイドノットが一番大人っぽく仕上がります。

首に巻き付けるときはあまりきちんとさせずランダムに巻くようにすると、こなれ感が出ます。きれいに畳み過ぎたりきれいに結び過ぎたりすると、お行儀が良すぎておしゃれ感が半減しますので気を付けてください。

とっても簡単に巻けて時間のない朝も嬉しいぐるぐる巻きですが、アレンジしたり他の結び方でボリュームを作ったりすると他の人と差を付けられておしゃれ上級者になれるかもしれません。例えば柄や色の違う大判ストールを2枚用意し、その端を結んでフロントノットかサイドノットで仕上げると、シンプルな冬のコーディネートを一気に華やかにしてくれます。

また、簡単に巻ける便利なスヌードを使ってもすぐにぐるぐる巻きにできます。

 

スヌードがなくても大丈夫!

スヌードを持っていない方は、手持ちのストールやマフラーの端を固く結ぶだけでスヌード風に使うことが可能です。これを8の字巻きと言いますが、輪になったマフラーを首にかけて8の字状に捻ってもう一度首にかければOKです。

このとき対角線上にある端を結んで巻くと良く、幅の広いマフラーなどでは端に付いているフリンジを三角形状に体の前に垂らすとアフガン巻き風に仕上がります。それから寒さが厳しくなる前は、肩にかかるようにゆったりとさせればポンチョ風のアレンジができます。

ボリュームの出る結び方にはワンループダブルクロスなどがあります。ワンループのやり方は、まずマフラーを好みの横幅に折っておいてから縦半分に折り、そのまま首にかけて輪になった部分にマフラーの端を差し込むだけです。

中高生のときによくやっていたという方も多いかもしれませんが、割ときっちりとして見えるのでスーツ姿やトラッドスタイルなどにもよく合う巻き方です。

 

ダブルクロスはこんな風に!

ダブルクロスは、まず好みの幅に折ったマフラーをエディター巻きします。エディター巻きとは首に一周マフラーを巻き付けて、両端が手前に垂れている状態になる巻き方のことです。

エディター巻き後の片方の端を首もとの輪に上から通し、そこで生じた新たな輪にもう片方の端を通すだけです。このとき始めに通した端の下側からくぐらせるようにして通す場合と、上から通す場合とで表情が違うので、試してみてはいかがでしょうか。

 

よく使われているカシミアとは?

カシミアはインドのカシミール地方で育ったカシミアヤギの毛を織った織物で、柔らかく温かい肌触りの良い毛糸は、“繊維の宝石”と称されているほどです。カシミアヤギは夜間にとても寒くなる標高の高い場所で過ごしていて、全身粗毛に覆われていますが中には体温を逃がさないよう柔毛が密生しています。

この柔毛を春の換毛期に拾い集めたりクシで梳いたりして集めるという大変な手間をかけて毛糸が作られています。

カシミアの中でも最高級品となるのがパシュミナです。ヒマラヤに生息するヤギの一種であるカプラ・ヒルカスの顎からお腹の冬毛を用いた織物のことで、採取できるのは1頭につき年間わずか100グラムほどという大変稀少性の高いものです。

 

貴重なアンゴラでも!

アンゴラはアンゴラウサギの毛で、カシミアよりも手の届きやすい価格ですが、滑らかさと柔らかさはカシミアに劣ることはありません。冬用靴下にも混紡されていることがありますが、少し入っているだけで温かく、保湿性にも優れています。

アンゴラの毛は1年に1度15cmという長い毛を採取することができるので、カシミアに比べて安定した流通量を確保できています。

まとめ

マフラーには様々な色や柄があり選ぶのが楽しい小物ですが、素材でマフラー選びをしてみてもいいかもしれません。
この様にインスタグラムを参考にするだけでもすでに多くのコーディネート・バリエーションができちゃいます!是非もっと探してアレンジしてみましょう!