インスタグラムのファッショニスタとして有名なローラですが、彼女の投稿写真を見てみると、実におしゃれなものばかりです。かっこいいファッションやモデルの撮影風景、食事や大勢で盛り上がっている写真などなど、どれを見ても個性があって見る者を飽きさせません。
ローラのインスタグラムの投稿写真がおしゃれなのは、本人自身がとてもセンスがあり美しいこともありますが、他にも、「構図」を意識して写真を撮影していることが挙げられます。
ただ写真を撮影するのではなく、被写体をどのような構成に置くかを考えて撮影すると、見違えるようにおしゃれな写真が誰でも撮れるようになると思います。
この記事では、ローラのインスタグラムの写真から、撮影のポイントとなる構図と合わせて解説し、おしゃれな写真撮影のコツをご紹介します。
ローラが持つ抜群のプロポーションとファッションセンスは、インスタグラムの写真でもいかんなく発揮されていて、おしゃれが大好きな20代女性を中心に大人気です。
頭上の木漏れ日とスタイルを強調したポージングで、貫禄すら感じさせる迫力の写真!
手作り料理の投稿も多いローラ。美味しそうなのはもちろん、おしゃれに見えますね。
どこにでも見られる風景での自撮りでもセンスが感じられます。
写真の構図はいくつか種類があり、上級になると複数の構図を組み合わせて撮影することもあります。これから、ローラのインスタグラムの写真を、使われている構図ごとに分類して解説していきます。
ここに紹介した構図を意識して撮影することで、インスタグラムの写真も一気にハイセンスになりますよ!
二分割構図とは、画面を2分割した対照的な構図を指します。ローラのインスタグラムの投稿写真には、美しいシンメトリーなこの二分割構図が多く使われています。
家族で餃子パーティーをした時の1枚。きれいな左右対称の配置にすることで、オリエンタルな食器とテーブル模様や、盛り付けの美しさが一層引き立ちます。
この写真は鳥居にある林道の先を見せることで奥行を持たせ、ローラを中心(正確には鳥居の先を見せるため少し右よりになっている)に配置することで、鳥居・神社の格調高さが際立ち、立体的な写真に仕上がっています。
ローラ自身の掲載誌の紹介ですが、単に1枚表紙を撮影するよりも、2つ対象に置くことで、シンプルですがよりおしゃれに見せています。
対角線構図とは、被写体を斜めに配置する構図です。真正面から撮影するよりも、写真全体に動きが出るのが特徴です。
どこにでもある歩道橋をバックショットにしたセルフィーは、ローラの延長線上である歩道橋の上の空まで撮影することで、奥行が出ておしゃれな印象に。
いろんな野菜が盛りだくさんなお店の写真は、真正面から撮影するよりも、このように斜めに撮影することで、立体感が出て野菜の多さが強調されます。インスタグラムに映える、カラフルでにぎやかな写真に仕上がるのです。
熊本被災支援の投稿写真。美しい熊本城も左上にかかる桜が、より対角線を強調し、右斜めに撮影することで、上向きな印象に見せています。コメントの文章だけなく、写真からも被災者の方への励ましの意図が伝わります。
放射構図とは、奥に向かって狭くなっていく「収束点」を作ることで、奥行きが出る構図です。日の丸構図とは、その名の通り中心に見せたいものを配置します。
インスタグラムで見られるローラが映っている写真には、大きくこの2つ、またはこれらを組み合わせた構図を使っていることが多いようです。
放射構図で背景に奥行きを持たせることで、立体的な印象になり、またスタイル抜群なローラをシンプルに中央へ配置することで、より美しさが強調されるという利点があります。
放射構図と日の丸構図の合わせ技の1枚。奥行の方向にローラを合わせることで、よりローラに視線が集まることになります。
こちらも中央に奥行を持たせ、写真の真ん中にローラを置くことで、大人数での集合写真でも、おしゃれにローラに注目させる写真です。
空を広くとった対角構図の風景が、手前で美しい脚線を強調するローラを引き立てています。
あらゆる構図が盛り込まれた高度なテクニックが感じられる1枚。全体では中央にローラがいて、そこから建物の境目でシンメトリーな二分割構図にし、右側は対角線構図で奥行を出しています。背景はキレイな対象構造のため、自然にローラに視線を集める構図です。
建物の角を境目にしたシンメトリーな背景に、ローラのバックショットが映える遊び心ある1枚に。
何気なく見ているインスタグラムの写真の中でも、特におしゃれな投稿は構図を意識して撮影されていることが多いものです。
簡単に取り入れられるものも多いので、これから撮影する時にはぜひ試してみて、インスタグラムの写真をおしゃれにしてみましょう!