インスタグラムのマーケティングとステマの関係

世界で月間6億人、日本でも月間1600万人超えが発表されたインスタグラム。勢いを失ったTwitterやアメブロとは違い、毎回の発表で数百万人以上の利用者が積み上がり続けています。今ではアーリーアダプターの層を遥かに超え、ITにやファッションに詳しい層だけでなく、一般人、とくに24歳以下の若者にも爆発的に広がっています。

機能も先日より、インスタグラムストーリーズやインスタグラムライブなどが発表され、多くのユーザーが日々使用しています。全ての新機能がさまざまな使い方をされ、想定以上の成長を遂げています。

なによりインスタグラムがすごいのは、ユーザーの多くがコミュニケーションを取るだけでなく、旅行やアクセサリーの購入など、しっかりとユーザーの消費者行動に根付いていることです。先日私もインスタで話題の「ELLE Cafeのいちごパフェ」を食べてきました。

ELLEcafe SAKURA STRAWBERRY bonbon? 3/1(水)〜桜フェアを開催? 大人気のスムージーボンボンも桜&苺にチェンジ! 希少な白のブランド品種「淡雪いちご」が主役。大粒の国産いちごもふんだんに。桜フレーバーのスムージーとコンフィチュール、豆乳ホイップたっぷりのボリューム満点なヘルシーデザートです?ストロベリーボンボン「桜ベリー」1800yen+tax ELLEcafe青山店、六本木ヒルズ店、渋谷ヒカリエ店にて3/1〜限定発売。スムージーボンボンはAM11:00〜のご用意となります。詳細はELLEcafeホームページにて。 #ellecafe #smoothiebonbon #strawberry #sakura #cherryblossom #spring #dessert #parfait #vegan #エルカフェ #桜 #苺 #ストロベリー #ストロベリーボンボン #スムージーボンボン #ボンボン #ヴィーガン #ヘルシー #春 #桜フェア #青山 #渋谷 #六本木 #行列 #期間限定

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インスタで話題になり、それを見たユーザーが実際に行動し、更にそれをインスタグラムにアップする。その正の口コミスパイラルの威力は本当に計り知れないものがあります。(現に寒空のもと一時間並んでパフェを食べました。寒さよりもインスタグラムにおしゃれな写真をUPする欲求の方が遥かに上であるわけです。

テキストやネガティブコンテンツが多いTwitterに比べて、ポジティブコンテンツを写真や動画ベース紡ぎ出すインスタグラムが、次世代の購買促進プラットフォームになることは間違いありません。ものがほしい、美味しいものが食べたいという欲求はもちろん、おしゃれな写真が撮りたいという欲求のみで、多くの人が朝早く起き、おしゃれをして電車を乗り継ぎ、多くの時間をかけて目的に向かっているという現実に目を背けてはいけません。

より影響力を増していくインスタグラムをどう企業としてコントロールしていくか、特に若者をターゲットにしている企業マーケッターは真剣にこの事実と向き合うことが必要です。今回は若者をターゲットに、どういうインスタグラムアカウントを運営していくか、その方法をご紹介します。

なぜユーザーはあなたをフォローする必要があるのかを考えよう

ユーザーはなぜあなたのアカウントをフォローする必要があるのでしょうか?写真がおしゃれであることは当たり前、今のインスタグラムでは写真がおしゃれなアカウントで溢れていて、それだけでは全く差別化になりません。ユーザー伝えるストーリーはあなたのビジネスコンセプトに合っていれば、ユニークであればあるほど刺さります。

ユーザーにとって唯一無二のアカウントでしょうか?答えがNOであれば戦略を今一度考え直す必要がありそうです。ユーザーにとってあなたが提供できる価値は一体何でしょうか。

他企業の取り組みの例は過去記事を御覧ください。
ユニークなインスタグラマーまとめはこちらから。

認知を広げるチャネル戦略を考えよう

インスタグラムはTwitterと違いリツイート機能がありません。いくらユニークで面白い投稿をしても、当然バズが起きる可能性は低いです。またインスタグラムは量より質を重視するメディアです。質の低い投稿の無駄打ちはフォロー解除につながり本末転倒です。そんな中、基本的にマーケッターがとれる有効手法は3つしかありません。

1. 他のソーシャル資産を活かすこと

FacebookやTwitterなど既存の資産を活かして、ファンを誘導する方法です。インスタグラムの投稿をFacebookやTwitterでも流すことにより、外部メディアからインスタグラムへの流入を促進します。

2. 自分から見込み客にアクションし、アピールすること

ハッシュタグで絞り込んだ見込み客に、自分からアクションを起こしアピールしていきます。いいねをもらった相手はあなたのことが気になり、プロフィールページに訪れ、運が良ければフォローをしてくれるかもしれません。スマートロボットサービスを使うことにより、より効果的にユーザーにアクションが可能です。

3. ユーザー参加型キャンペーンを行い、彼らのフォロワーを巻き込むこと

ユーザー参加型のキャンペーンの真意は、写真の調達ではなく、投稿者自身にタグをつけることによるバイラル目的の意味合いが強いです。投稿者自身を@タグを付けることにより、ユーザーのフォロワーにも投稿をリーチさせることができ、雪だるま式にリーチを拡大することが可能です。

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中途半端はNG。ステマリスクはとてつもなく大きい

モデルや芸能人が商品の画像をアップする。情報感度が特に高いインスタグラムユーザーは、アメブロから根付くステマ文化により、まず第一にステマを疑うようになりました。一線を超えてしまえば、たちまち「ステマメーカー」のレッテルが貼られ、その信頼を回復することは非常に難しいです。

広告表記をすれば大丈夫と考える方もいるようですが、それこそインスタグラマーと商品の両方のイメージを毀損するでしょう。一部のコアなファンにとって、お金で投稿するインスタグラマーはもう信頼に値しません。特に何度も広告目的の投稿を行っているインスタグラマーは危険大です。それほど流行の最先端を作り出すインスタグラムのユーザーは敏感だということを頭に入れながらキャンペーンを行いましょう。一度毀損したブランド価値は容易には戻ってきません。

ユーザーリーチとブランドの価値、どちらを優先するかバランスを見極めることがもっとも重要です。

まとめ

インスタグラムで消費する時代にマーケッターができることと題して、事例を交えながら現状の課題に触れていきました。露出しないものは存在しないことと同義である一方、敏感なユーザーに対して悪い印象を与えないようにバランスを整えながら運用をしていくことが重要です。

インスタグラムにおいて、ブランドの毀損リスクはゼロにすることはできません。リスクをゼロに近づけつつ、しっかりとブランドを認知を作っていき、実際のアクションまでユーザーを導くことが、マーケッターの腕の見せどころと言えるのでは無いでしょうか。