インスタは誰でも低費用で広告出稿できる?集客アップのチャンス!


今1番勢いのあるSNS、「Instagram」(以下:インスタ)。従来のSNSより写真や動画投稿に特化し、大手企業や芸能人など国内外問わず利用されています。一定期間内に一度以上サービスを利用したことのあるアクティブユーザー数は2015年9月時点で全世界4億人を超え、国内でも800万人を突破しました。

私も最近インスタを始め、投稿を楽しんでいます。ところで、インスタに広告を出すことができるのをご存知でしょうか?今回はインスタでの広告活用について調べましたので、皆さんに紹介したいと思います!

インスタで手軽に広告が出せるようになりました



インスタはアカウントと写真さえあれば投稿することができます。さらにタグを検索することで、簡単に欲しい写真や広告を探すこともできます。タグ検索を一度利用してみれば、すぐにその便利さが分かることでしょう。

紹介したいものの広告塔としてインスタを利用すれば、多くの人の目に触れさせることができますが、広告として出すにはある程度の費用がかかります。では、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

以前のインスタの広告費用は高額だった

2015年5月に日本のインスタの広告配信が解禁されて以来、大手企業を中心に多くの広告がインスタ上に溢れました。インスタの広告費用は「広告を配信したい日数」と「ターゲットにしたい年齢・性別層」によって料金が変わってきます。

電子商取引をおこなうECグロースラボの情報によると、25歳女性をターゲットに2週間広告を出そうとした場合、最低500万円はかかってしまうそうです。性別に関係なく出す場合は750万円もかかります。

当然ですが、長く配信すればするほど費用は高くなります。このように、解禁直後の広告配信は非常にコストが高く、中小企業・自営業の方では到底手を伸ばすことのできないものでした。

現在では手頃な金額で配信可能

インスタの広告解禁で転機が訪れたのは2015年10月のことです。

インスタ用の広告API(APIとはプログラミング開発の効率化を図る仕様のこと)が公表され、管理画面を通して広告作成ができるようになりました。これまでは高額な費用、かつ広告を出すための条件をクリアした一部の企業しか出せませんでしたが、広告APIの登場によりグッと値段が下がり、ECサイト・中小企業でも広告が出せるようになりました。

もちろん、「より配信期間を長くしたい・よりターゲットを広く取りたい」場合は費用も増えますが、多額な費用を支払う必要はなくなりました。また、低価格で広告を配信してもらえる代行業者も誕生し、仕事を委託することも簡単になってきました。

どれくらい予算があれば広告が出せるのか

では、広告に必要な予算がどれくらいになるのかを見ていきましょう。
例としてFacebookからの広告配信を取り上げたいと思います。

インスタは2012年にFecebookに買収されており、その影響でFecebookからインスタの広告を投稿できるようになりました。広告の配信期間を3日間とした場合、なんと3,000円の予算で配信することができます(ターゲットは指定なし)。

配信条件によって金額は変化しますが、数百万円の頃と比べるとかなり手頃な金額となっていることが分かります。初めての方でもお試し感覚で利用することができますね。費用に関しては自分で調整することができるので、予算を考えつつ作成するといいでしょう。

インスタはなぜ広告出稿に向いているの?


Twitter・Facebookなど、現在では様々なSNSが登場するようになりました。その中でなぜインスタが広告配信に向いているのでしょうか。多くの日本企業が参入し始めているインスタ広告の魅力に迫っていきましょう。

 

インスタには広告で自分をアピールできる環境がある

インスタは他のSNSと比べ、アクティブユーザー率が非常に高いです。

TwitterやFacebookより10%以上も上回り、若い女性を中心に日常的に使うSNSへと変貌しました。インスタの広告から商品やアプリを購入する方も多く、「広告を好意的に受け入れてもらえる」可能性が高いことが伺えます。

また、インスタは従来のSNSとは違い、文章が一切ない写真のみの表示で見ることができます。「ハッシュタグ」(「#」記号を使い、写真に検索ワードを付随させる方法)を用いて検索すれば、今自分が欲しいと思う情報をすぐに入手できます。例えば「#猫」と検索すれば、猫のかわいい写真が画面いっぱいに表示されます。

その中で注目度の高い写真を広告として使えば、誰でも簡単に誘導したいサイトへ案内することができます。参考として、マクドナルドを取り上げてみましょう。フィードに現れる1枚1枚の写真を組み合わせることで、1つの大きな絵に仕上げています。

他のSNSでは実現できない、インパクトのある広告です。さらに1つひとつの写真は動画として見ることができるので、広告としての効果をより上げているといえます。

写真でもよし、動画でもよし

インスタで配信できる広告にはいくつかの種類があります。
1枚の写真だけのシンプルな広告・複数枚の写真を使い、最後に広告を表示させるもの(カルーセル型広告と呼ばれます)・動画を使った広告などが挙げられます。動画の広告では15秒と30秒の2種類に分かれており、写真では表現しきれないインパクトのある広告を作ることができます。

リンクへの誘導もウェブサイトだけでなく、商品の購入ページやアプリをインストールさせる等、バリエーションが豊富です。広告の種類によって文字数や掲載できる画像に制約があります。「制約の中でちゃんとした広告が作れるのか?」と疑問に思うかもしれませんが、インターネットで検索すれば十分理解できる内容です。

あまり難しく考える必要はありませんので、どんな種類の広告があるのか把握してみるといいでしょう。詳しくは参考サイトにある『【保存版】インスタグラム広告の方法、基本設定マニュアルについて』を読んでみてください。

参考サイト:http://www.sharecoto.co.jp/instagramlab/instagramad-how-to

他のSNSと連携できるのも強みです

通常、SNSから広告配信する場合はそのSNSでしか反映されませんが、インスタの場合はFacebookという強い味方がいます。

Facebook以外にもTwitterやAmeba、mixiにも対応しており、「1回で複数のSNSに投稿・配信ができる」というのがインスタの特徴です。インスタの広告を使ってFacebookに誘導する、という方法も可能です。逆に、Facebookから広告設定をし、インスタ上にアップするということもできます。他のSNSと連携する場合、その数分のアカウントが必要ですが、かつてのように同じ広告を二重に出す、という手間が省けるのでより効率的な配信が行えるようになりました。

以上のように、「さまざまな広告作成ができ、誘導経路も豊富で他のSNSサイトと連携しやすい」ことがインスタ広告の強みであるといえるでしょう。

 

インスタ活用術から見る、広告業界の展望

手頃な金額で作成・配信でき、多くの人の目に触れやすい環境にあるインスタの広告。他のSNSと連携を取りやすく、商品やサービスを宣伝したい方にとって、これほど便利なツールはありません。

費用対効果をいかに最大限にするか、どんな広告が注目されやすいのかが勝利のカギとなります。多くの人から注目を集めやすい環境の整ったインスタなら、今まで広告配信をためらっていた方でも広告参入に足を踏み入れることができそうですね。

広告を出してみたい!と思った方へのおすすめサイト

「インスタで手軽に広告が出せるならぜひやってみたい・・・けど、初心者の私でも広告って出せるの?」と疑問に思われたそこのあなた、ご安心ください。

広告APIの日本語の説明に対応したマニュアルサイトがあります!
サイトでは、「インスタユーザーが手軽に自分のデータにアクセスできるための第一歩」が紹介されているので、自分で広告配信に挑戦してみたいという方はぜひ読んでみてください。また、先ほどの『写真でもよし、動画でもよし』で紹介したサイトも、広告に関する詳しい説明や用語の解説が載っているのでおすすめです。

専門用語が多く最初は戸惑うことが多いかもしれませんが、一度広告配信に慣れればあとは同じ作業の繰り返しです。APIの説明を読みつつ、こちらも同時に読み進めるとより理解が深まると思います。広告配信を始めることに遅いことはありません。参考サイトをもとに、少しでもインスタ広告を知ってもらえれば嬉しいです。

参考サイト:https://syncer.jp/instagram-api-matome

より多くの人に見てもらうために、プロにお任せするのもアリかも

インスタに載せられる写真の多くは加工されたものです。数枚の写真を切り貼りしたもの、フィルターをかけて印象を変えているもの、等インスタ上で探してみれば面白い写真が多く目に飛び込んでくるでしょう。

自分で写真や広告を作ることがどうしても難しい場合、プロの業者が管理・運営を代行してくれるサービスがあります。株式会社シェアコトでは、インスタやFacebookのビジネス運営代行やノウハウを手に入れることができます。予算を広告に割く余裕があれば、自分の手で時間をかけて作るより、プロの手で効率よく運営してみるのもいいかもしれません。予算も手頃な金額からスタートできますし、インスタの登録からアフターフォローまで全て任せられます。

顧客ごとの分析も行ってもらえるので、ビジネスとして活用すれば良い投資になると思います。任せた分、空いた時間に商品開発や集客アップを図ることもできますよね。インスタの広告ビジネスを始めるのに遅すぎるということはありません。手早く配信したいのであれば、プロの業者にお願いしてみるのも一つの手だと思います。

 

インスタの広告は世界の広告市場を圧倒させる

かつてのインスタ広告は、大手企業や資金繰りの良い人でなければ配信できないものでしたが、広告APIやFacebook連携の登場により知識があれば誰でも配信することができるようになりました。

ハッシュタグ検索の便利さ、写真や動画広告の幅広い対応、アクティブユーザーの高さなどから、インスタ広告は今後、アクティブ数と同様に爆発的に増えていくと思います。広告は誰かに見てもらわなければ意味がありません。24時間常に映し出すことができるネット広告なら、自分から発信したい情報をいつでもどこでも見てもらえるチャンスがあります。その中でもインスタ広告は、広告市場を圧倒させるような魅力がぎっしり詰まっているといえます。

インスタ広告を利用することで、「思ったより安価に配信することができた」「集客率がアップした」と感じられれば幸せなことです。日本での広告解禁により、ECサイトや中小企業でも導入が進んでいます。Facebookという大きな味方と共に、新たな広告媒体として大きく羽ばたいていくことでしょう。

まとめ

このように、インスタはただ単に楽しめるSNSツールだけではなく、広告として今後のSNS界で最も大きな役目を果たすのではないだろうかと思います。

写真や動画で誰もが見たくなる投稿をすれば、従来の広告より大幅な集客効果をもたらしてくれることでしょう。インスタを活用し、皆さんに1人でも多くのフォロワーが増えるよう祈っています。