Home

インフルエンサーはステマのリスクも!Instagramでの注意点


みなさんは普段、Instagramでどんな人をフォローしていますか?直接の知り合いや好きな芸能人などと一緒に、一般人だけどInstagramでの投稿がおしゃれで、そのライフスタイルを自分の生活の参考にしたくなるような、憧れの存在をフォローしている方も多いのではないでしょうか。

そういった世の中に対して好感度が高く、人々の消費行動に一定の影響を与える存在を「インフルエンサー」と呼び、最近では企業のマーケティングにも活用していこうという流れが盛んになってきています。

そこで今回は、InstagramをはじめとするSNSで自社の商品をバズらせたい企業にとっては見逃せない、インフルエンサーを起用することによる効果と、ステルスマーケティング(ステマ)のリスクについても詳しくご紹介していきます。

「インフルエンサー」ってどんな存在?

冒頭でもチラッとご紹介しましたが、インフルエンサーとは一言でいうと世の中の消費行動に対して影響力を持った人々のことです。

女優やモデルといった芸能人をはじめ、特定の分野で権威のある人物や、ごくごく普通の一般人でありながら万単位のフォロワーを抱えるInstagramのアカウントも、インフルエンサーに含まれます。

こういった一般人のアカウントはインフルエンサーの中でも「マイクロインフルエンサー」と呼ばれ、芸能人ほど大量のフォロワーがいるわけではないものの、特定の層に対しては芸能人よりも影響力を及ぼすことがあるということで注目を集めているのです。

インフルエンサー・マーケティングの具体例

インフルエンサーを起用して行うインフルエンサー・マーケティング。その具体的な手法には、次の2種類があります。

1. インフルエンサーの口コミで商品PR

インフルエンサーに無料で商品を提供して、気に入った点などをInstagramに投稿してもらうスタイルです。いわゆる口コミによるマーケティングですが、その商品と関連性の強いインフルエンサーに口コミをお願いすることで、大きな反響を見込むことができます。

たとえば、日々のコーデをInstagramに投稿しているこちらのアカウントでは、ファッションのアクセントになる腕時計のPR。

手作りごはんを中心に、家族との暮らしを綴っているこちらのアカウントでは、ファミリーみんなで愛用できるソックスのPRを行っています。

インフルエンサーのフォロワー=インフルエンサーの普段の投稿に関心を持っている人たちですから、普段の投稿内容に沿った商品PRをお願いすれば、的確にフォロワーの興味を引くことができるのです。

2. インフルエンサーとのコラボ商品開発

商品の開発段階からインフルエンサーの意見を聞くなど、協力して商品を開発していく手法もあります。この場合は打ち合わせの様子など途中経過もPRになることがあり、インフルエンサー自身の商品への思い入れも強くなるので、より長期的なPRが可能です。

インフルエンサーに商品を紹介してもらって売上アップ

これらのインフルエンサー・マーケティングを行うことにより、商品をより多くの人に知ってもらうことができるのはもちろん、実際に売上がアップしたり、商品自体の好感度もアップさせたりすることができます。

というのも、インフルエンサー・マーケティングには認知心理学でいうところの「ザイアンス効果」があり、「ある対象物に接する機会が多ければ多いほど、人はその対象物に対して好意を持つようになる」というザイアンス効果の中で、インフルエンサーによる商品PRもその機会のひとつとなるのです。

インフルエンサーは消費者にとって身近な存在

さらにもうひとつ、インフルエンサーを語る上で外せないポイントがあります。それは、著名人のアカウントでも一般人のアカウントでも、常に消費者目線の投稿を行っているということです。

一般人のアカウントでは、特に自分と同じ立場からの情報発信ということで消費者からの共感を得やすく、「これを使えば私もこの人みたいになれるのかしら?」と、商品に対する期待が高まります。

また、マイクロインフルエンサーの場合はフォロワーも実際の友人知人をはじめとする比較的クローズな関係であることが多く、ただ単にフォロワーを増やしているアカウントよりも、投稿の信頼性・フォロワーからの反応ともに質が良い傾向があります。つまり、それだけPRにおけるコストパフォーマンスが良いということです。

「ステマ」と思われて反感を買ってしまうことも…

ご紹介してきたように、商品のPRに絶大な効果を発揮してくれるインフルエンサー・マーケティングですが、やり方を間違えると逆に商品のイメージを大幅ダウンさせてしまうこともあります。

特に、インフルエンサーが企業からお金をもらっていながら広告であることを伏せて商品を紹介する「ステマ」によって炎上するケースは決して珍しくありません。炎上とまではいかなくとも、インフルエンサーのPRにやらせ感があると、どうしても商品の好感度は下がってしまいます。

インフルエンサー・マーケティングの注意点

ステマや炎上を避け、効果的にインフルエンサーを活用するためには一体どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。インフルエンサーを起用する際の注意点をいくつかピックアップしてみました。

1. 商品を紹介するかどうかはインフルエンサーに任せる

インフルエンサーに金銭を支払い、商品の紹介を依頼すると、その紹介に広告であることが明示されていない場合ステマになってしまいます。

ステマを避けるための基本は、まず金銭のやり取りではなくあくまでも自社製品をインフルエンサーに提供するのみで、その商品を紹介するかどうかもインフルエンサーの判断に任せるということです。

インフルエンサーが本当に紹介したいと思った商品を、インフルエンサー自身の言葉で紹介してこそ、インフルエンサー・マーケティングの効果を得ることができるのです。

2. 起用前にフォロワーとのやり取りや普段の投稿をよくチェックする

インフルエンサー・マーケティングでは、どのアカウントをインフルエンサーとして起用するかどうかが成功の分かれ目になっていると言っても過言ではありません。

大量のフォロワーを抱えているアカウントは一見魅力的ですが、よくよく見るとフォロワーの系統が一致していなかったり、場合によってはツールを使用して機械的にフォロワーを増やしただけのアカウントも存在します。

期待する効果を得るためには、フォロワーに商品のターゲット層が集中しているアカウントを選ぶことが大切です。

3. 他社のインフルエンサーはなるべく避ける

すでに他社のインフルエンサーとして活躍しているアカウントに自社製品を提供すると、1人のインフルエンサーが短期間に複数の商品を紹介することとなり、フォロワーは違和感を抱きます。

「やらせなんじゃないか」と思われ、密かに反感を買ってしまうこともあるため、できればまだ他社には起用されていないインフルエンサーを探しましょう。

インフルエンサーは慎重に選ぼう

高いお金を払って広告を打つより、わずかな費用で絶大な効果を生み出す可能性を秘めたインフルエンサー・マーケティングは、これからあらゆる企業で取り入れられていくこと間違いなしです。

ただ、ステマなどのリスクがあることもよく理解した上で、消費者が不快に思うような内容になっていないか、慎重に進めていくことが重要です。

今回ご紹介した注意点も参考に、自社の商品にマッチしたライフスタイルを持つインフルエンサーを選び、インフルエンサーのフォロワーに抵抗感なく受け入れてもらえるようなPRを展開していきましょう。