【colorful – マーケティング】3年間インスタグラムでマーケティングをしてみて思ったこと「運用で結果が出やすいカテゴリ」


インスタグラムのビジネス運用についての記事は以下から

【colorful – マーケティング】3年間インスタグラムでマーケティングをしてみて思ったこと「費用感」

さて、インスタグラムの運用では嬉しいこと(または悲しいこと)に結果が出やすいカテゴリと、あまり伸びが見られない(または時間がかかる)カテゴリが存在する。今回は、SNSを活用したPRやプレスリリース、販売促進などを行う上で、インスタグラムに最適なカテゴリをご紹介していきたいと思う。
この記事を読んで、もし自社で扱っているカテゴリが入っている場合、インスタグラムを活用した運用をおすすめします。

インスタグラムの運用に最適なカテゴリ⑴アパレル・ファッション

まずインスタグラムの運用を行うにあたって最適なのが「アパレル」や「ファッション」系のカテゴリだ。元々インスタグラムはお洒落な写真を共有するアプリとして親しまれているため、お洒落=ファッションに繋がるのは必然のこと。

特に女性が好んでいるSNSでもあるので、女性アパレル・ファッションブランドがインスタグラムでPRをしていないのは明らかに勿体無い。投稿素材、宣材写真、ショップの風景など、本来なら1から作り出さなければいけないようなものが全て最初から揃っていることも利点として考えられるでしょう。

また、実店舗運営を行なっていないアパレル・ファッションブランドからしてみると、インスタグラムを利用した数々のPR方法があり、ブランドによってはスタッフ自体がそのブランドのインフルエンサーとなり商品のPRをしていることも当たり前になってきている。

オンラインのみで運営しているショップでは、実物を見せることができない+試着などもできないため、必ずインスタグラマーを活用し、商品の雰囲気やイメージを作り上げてPRしている。

OFFショップあり オンラインのみ
ショップ毎のアカウント運用やスタッフのインスタライヴなどの配信 インスタグラマーでPRに特化した運用を行うことが必須

インスタグラム運用を行なっている海外の有名なアパレル・ファッションブランド

ブランド名 アカウントURL
Louis Vuitton https://www.instagram.com/louisvuitton/
GUCCI https://www.instagram.com/gucci/
PRADA https://www.instagram.com/prada/
Cartier https://www.instagram.com/cartier/
Supreme https://www.instagram.com/supremenewyork/
GAP https://www.instagram.com/gap/

上記の表はごく一部のブランドになっているが、これをみるだけでも海外でスーパーブランドと呼ばれている超有名なブランドもインスタグラムを活用した運用を行なっている。更に、上記のブランドではインフルエンサーの活用というよりも「インスタグラム広告」でフィード広告やストーリー広告にまで費用を掛けている。

インスタグラムの運用に最適なカテゴリ⑵飲食店・特にカフェ

インスタグラムでマッチングしている飲食店の中でも「カフェ」はダントツで1番だろう。なにせカフェにまつわる投稿がインスタグラムには多すぎる程に投稿されている。

ここでもお洒落な投稿や映える投稿を楽しむSNSだということがよく分かる。

ハッシュタグ名 +URL 投稿数
#カフェ 17,628,295件
#カフェ巡り 8,379,340件
#カフェ好きな人と繋がりたい 2,869,171件
#カフェスタグラム 807,483件
#カフェ好き 1,126,453件
#カフェめぐり 1,136,081件

上記はごく一部の「カフェ関連ハッシュタグ」だが、投稿数は人気ハッシュタグでもトップクラスの投稿母数を誇っていることが分かるだろう。インスタ映え効果もあるかもしれないが、女性が好むSNSであるということが理由の1つにあるかもしれない。

また(上)画像をみると分かる通り検索ボックスで「カフェ」と入力するだけで、様々なカフェの情報が表じされているのがお分り頂けるだろうか?これは、そのカフェがビジネス登録しているからこそ表示されてるものであり。カフェ好きが集まるインスタグラムで、自分のお店を流行らせることも難しいことではない。

上記は先ほど表示されていたお店の1つだが、ビジネス登録していると(上)画像のように、スポットが地図で表示される仕組みになっており、アプリ版でみると住所までもがしっかりと表示される。その為、気になったユーザーにお店がどこにあるのかというのを理解してもらう為にも活用できるのだ。

更に、インスタグラムでの投稿が多い「カフェ」では、そのお店のオリジナルハッシュタグも自然と育ち、訪れたユーザーの大半がそのハッシュタグを利用してタグ付け投稿してくれる。こんなに自然に運用できるカテゴリがあるだろうか?

そう、飲食店の中でも誰もが気軽に訪れやすいカフェだからこそ、勝手に拡散され、運用に力を入れると更に売り上げ・知名度が上がっていくのだ。これからはカフェの時代かもしれないとも思えてくることだろう。

インスタグラムの運用に合っていそうで合ってないカテゴリ*クリニックや脱毛サロンなど

運用に最適そうで、最適じゃないカテゴリとして上げられるのがクリニック系のアカウントだ。先ほどからなんども言っているようにインスタグラムは「お洒落な写真を投稿するSNS」として人気が高い。だからこそ、見ているだけで雑誌を見ているかのような気持ちになれるからこそ楽しいと思えるが(上)画像を見て、このような投稿が目に入ってきても、ただただスクロールしてしまうことだろう。

更に(上)矢印が指している画像などは、インスタグラムでできれば見たくない画像、もしくはインスタグラムにマッチしていない画像と言える。このように、クリニックやサロン(美容院は別)などの、ビフォーアフター画像はあまり最適な投稿・運用とは言えないのだ。しかし、ビフォーアフター以外の素材は基本的にないことからも、豆知識系の投稿やキャンペーン企画投稿で投稿素材をまかなっているカテゴリでもあるので、運用は難しく、結果にコミットしないカテゴリとも言える。

最後に

インスタグラムは「お洒落」+「世界観」または「統一感」が運用に一番響くことであり、インスタグラマーの活用も、その世界観とマッチしていなければ意味がないとも言える。ただただ運用するのではなく、参考になるアカウントを見つけてみたり、加工で統一感を演出してみたりと、一番効果のある運用方法を見つけ出すことが必要なのだ。

特にインスタグラムはこれから来ると言われている「チェックアウト」というインスタグラム内で決済までもが完結する機能が導入される為、ファッション・アパレル販売系のアカウントは効果が向上していくことだろう。