冬の朝がちょっと楽しくなる!インスタ映えする#霜活の魅力をご紹介!


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– 2019-10-23-最新情報を元に加筆修正

あなたは「霜活」という言葉を聞いたことがありますか?

霜活?何それという方もいるかもしせれません。

 0°C以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華し、氷の結晶として堆積してできる霜。その霜を写真を撮って、インスタなどのSNSにアップする「霜活」が人気なんです。

実はインスタで密かなブームとなった「霜活」。今年も霜活の季節がやってきます!ブームのきっかけは、雲の専門家で気象庁気象研究所の荒木健太郎さん。

『気象絵本 せきらんうんのいっしょう』『世界でいちばん素敵な雲の教室』『雲を愛する技術』『雲の中では何が起こっているのか』などを出版されています。

そんな荒木さんがSNSで活動を呼びかけたところ話題になり、テレビでも特集されたほどの人気ぶりなんです。

そんな霜活の素敵な写真と、必要なもの、撮り方のコツまでお伝えいたします!

前シーズンにできなかったという方は、今年こそチャレンジしてみてくださいね。

以前からやっていた方も、より良い写真が取れるように参考にしてみてください。

見てください!思わずうっとりしてしまいそうなほど、綺麗ですよね。

霜活が出来る条件とは?

霜活をするには気象条件が3つあります。

  1. 気温が2°C以下
  2. 晴天
  3. 風が弱い

この3つ、気温と天気、風がポイントなんです。

条件によって霜に形が変わるので、ぜひ気象条件に合う日は霜活にチャレンジしてみてくださいね。

インスタを見て「私も霜活してこんな素敵で綺麗な写真を撮りたい!でもカメラを持っていないからできない……」と思った方もいるかもしれません。

しかし、実は霜活は簡単にできちゃうんです!用意するのはスマートフォンとマクロレンズだけ。マクロレンズは100 円ショップでも簡単に手に入れることができます。マクロレンズを使うことによって、肉眼では見えないような細かい霜も部分が撮影できるようになります。

スマートフォンとマクロレンズの二つだけで、お手軽にこんな綺麗な霜が撮れちゃうなんてびっくりですよね。

上手に撮影する方法

マクロレンズを用意して撮影してみたけどなんとなくうまく撮れないという方!

霜の撮影のポイントを紹介します!霜活のポイントは距離感。

  1. 最大まで拡大する
  2. 霜から10cmの位置で撮影する
  3. 霜にピントを合わせること

この3つがポイントです。ぜひこれらを意識して撮影してみてください。

このガラスのような透明感と美しさ!

思わず見とれてしまいませんか?

霜の大きさは小さいと1ミリ以下のものから、大きいものは数ミリ程度にもなるんだとか。
気温や水蒸気の量など、気象条件によって霜の形状が変わります。

ぜひ霜活の条件が揃ったときには、1度見たこともあるところでも、違う形の霜が見れるかもしれないので見てみてくださいね。

先程までの霜とは少し種類が違いますよね。

これは「凍結水滴」と呼ばれて、ちょうど溶けかかっている瞬間に撮影されたものです。

まさに垂れる一歩前の一瞬。

溶けかかっている瞬間の幻想的な写真も冬ならではですよね。

ぜひチャレンジして綺麗な一瞬を切り取ってくださいね。

まるで見本のように美しい霜の結晶。お花のようにも見れます。

霜にこんな形もあるなんて知らなかったですよね。

こんなきれいな写真が撮れるなら、早起きも頑張ろうとなりますよね。

こちらは画面いっぱいの霜。

霜活が楽しめるのは、もちろん冬の間だけ。

寒冷地だと11~3月ごろ、首都圏などでは12~2月ごろに楽しめます。

寒くて辛い冬だけど、ハマると毎年の楽しみになっちゃうかも。

かわいらしい双葉の霜。なんだかほっこりしてしまいます。

こんな小さなモノの撮影もマクロレンズならお手の物。

肉眼では見えない細かい部分をマクロレンズで 撮って見れるなんて素敵ですよね。

 

思わず目を引く朝日と霜の奇跡のコラボ。

霜活には、シンデレラタイムと呼ばれる時間があります。

それは日の出の30分前から日の出までの時間。

この時間は霜がきらきらしてきれいに取れる時間帯なんだそうです。まさにそのシンデレラタイムだからこそ撮れた写真です。

何に霜が積もっているかわかりますか?

一見わかりにくいかもしれませんが、これ多肉植物なんです。

植物の緑と霜の白のコントラストが素敵です。

多肉植物がまるで白いお化粧をしたお花のようですよね。

霜の部分だけではなく、霜がついているものそのものにも注目して見てくださいね。

さいごに

綺麗のあまり、見てるだけで思わず寒さが待ち遠しくなっちゃいます。霜に色々な形があるので飽きず、ずっと見てられるのも魅力ですね。

この記事を読んで、この冬はぜひ霜活をしようと決めた方もいるのではないでしょうか?また毎年やっているという方も撮り方のコツなどを意識して、より良い写真をぜひ撮ってくださいね。

寒くて億劫な冬も、こうした楽しみがあるとワクワクします。今年の冬は、いつもより少しだけ早起きしてあなたも霜活してみませんか?撮った霜の写真はぜひInstagramにアップしてくださいね。寒さ対策だけは忘れずに!