美味しそうなステーキからフルーティーな味がする!?


インスターネットを観ていると、多くの人々は「猟奇的」な物に熱狂する事がわかります。近来はFacebookやインスタグラムの登場でますますその傾向が強くなっています。

ひと味ちがう、面白い物やスポットをフォロワーに紹介したい気持ちは、誰もが持っていると思います。そんな「猟奇的」な物を探すインスタグラマー達の目を聞いたのがこちら、美味しそうな燻製ステーキです。

見た目は高級レストランで料理した普通のステーキに見えますが、何が「猟奇的」なのでしょうか?今回はニューヨークにある燻製レストランで販売してるこのステーキをご紹介します。

美味しそうなステーキ

今回ご紹介するステーキを味わえるのはニューヨーク(New York)にあるレストラン、Ducks Eateryです。

Will Horowitzさんが経営しているDucks Eateryでは、名前通りアヒルの料理を楽しむ事ができます。主なメニューとしては、燻製のお肉料理。

テーブルが4つしかない小ぢんまりとしたレストランですが、Willさんの料理スキルに魅了され常連になってしまったローカルのニューヨーカーで毎日賑やかなレストランです。

【住所】:351 E 12th St, New York, NY 10003 アメリカ
【HP】:http://www.duckseatery.com/
【電話番号】:+1 212-432-3825
【営業時間】:平日は午後5:00~11:00
週末は午前11:00~10:00


毎日予約でいっぱい

小さいレストランなため、オーナーであるWillさんと2人のアルバイトだけで運営されているDucks Eateryですが、上でも紹介した様に毎日常連さんで溢れています。

しかし、最近地元の予約だけでなく、アメリカ全国色んな所から遥々やってくるお客さんの方が増えているとの情報!

何故ニューヨークにある小さなレストランが全国的に有名になったのでしょうか?

こちらがその主人公

この写真のステーキ、めちゃくちゃ美味しそうと思いませんか!?このステーキが全国からお客さんを引き寄せてしまった今回の主人公、「ウォーターメロンステーキ」です。

え?ウォーターメロンステーキ?名前からもう勘付いてしまう方もいると思います。そう、このステーキ、「スイカ」でできているんです。

スライスしたステーキ?の中には、スイカ特有の種がいっぱい!れっきとしたスイカだという事がわかります。

しかし、スイカという事を知った上でも美味しそうなステーキにしか見えません。何故Willさんんはこんなステーキを開発したのでしょうか?

ベジタリアンのためのステーキ

いつも燻製ステーキを期待してお店にやってくるお客さんでいっぱいなDucks Eateryですが、なんでも肉好きのお客さんばかりではなかったと語るWillさん。ステーキが大好きなお客さんに連れられて来店してしまった「ベジタリアン」のお客様も頻繁にみる事ができたと言います。

そんなベジタリアンのお客様は燻製ステーキでいっぱいなメニューの中で迷った挙げ句、サイドディッシュのサラダだけを召し上がる選択肢しか選べられなかったそうです。

そこで、「ベジタリアンも食べられるステーキを作ろう!」と閃いたWillさんは、早速色んな材料での開発を始めました。最終的に辿り着いたのが、美味しそうな赤身を誇るスイカ。

数十回の失敗を経て誕生させた、この「スイカステーキ」は、見た目も切れ味もステーキその物。

ベジタリアンのお客様もまるで肉で作られたステーキを召し上がる様な感覚でスイカステーキを楽しむ事ができたと言います。

しかし、動画の中でスイカステーキを試食するレポーターの顔色を見る限り、味は肉のステーキには及ばない事がわかります…。

レストランの予約は1ヶ月待ち

そうやって誕生したスイカステーキ。お値段は75ドルと、日本円で約7,500円です。3~4人前としても少し高めな値段です。

インスタグラムでヒットしてからローカルや全国TVにも登場してしまったスイカステーキは、「スイカが収穫できない時期が来る前に味わってみたい!」というグルメ族の間で大人気。

現在は食べたくても予約が多すぎて1ヶ月程待たないと食べれないと言われています。

さいごに

少し変わったアイデアで人気を手に入れたWillさんのDucks Eatery。

今はスイカステーキの影に隠れてしまいましたが、元々色んな燻製料理で大人気だったDucks Eateryは、今後もニューヨーク旅行で捨てがたい選択肢である事は間違いありません。

Willさんは今回の大成功を基盤にお店の拡張を考えていると言っているので、より多くの観光客がスイカステーキや燻製料理を楽しめるかもしれません!