インスタで話題!フォトジェニックな日本の秘境10選


インスタジェニックなお店や観光地の写真も良いですが、日本にはまだまだ私たちの知らない美しい景色があるのです。
今回は、インスタで話題を集めるフォトジェニックな日本の秘境をご紹介します。

まるで天空の城、「竹田城跡(兵庫県)」

日本100名城の一つである竹田城跡は、標高353.7mの古城山にそびえ、天空の城、または日本のマチュピチュと称される建造物です。
城から見る景色と、城の周りから見る景色がそれぞれ異なり、さらにそれぞれ山を登らないと見ることができないため、日本の秘境の一つとして数えられています。

竹田城跡付近は、天候によって濃い霧が発生します。
濃い霧が城跡を囲む景色が雲に浮かぶ城のようで、天空の城に例えられているのです。

天国に最も近いテラス「雲海テラス(北海道)

北海道トマムにある星野リゾートでは、早朝の一定の条件下でしか見られない雲海テラスが有名です。
日の出に広がる雲海の絶景を眺めながら、朝の暖かいコーヒーを味わえます。

ホテルのゴンドラで13分間空中散歩を楽しんだあと、足元に広がる雲海の景色に誰もが息を飲みます。
澄み切った朝の空気とどこまでも広がるような雲海の景色で、今まで体験したことのない素晴らしい朝の時間を過ごせるでしょう。
秘境の中では特に訪れやすい土地です。

幻想的な鳥居の風景が有名「厳島神社(広島県)

1400年の歴史を持ち、世界遺産に登録されている厳島神社は、海を敷地に建てられた世界的にも珍しい神社です。
有名な大鳥居は、海底に埋め込まれているのではなく、自然の重みで建てられています。
潮が満ちると、社や鳥居が浮かんで見え、幻想的な景色に変わるのです。

日中の海に浮かんだ鳥居と海面に映る空の景色も良いですが、夜は鳥居付近がライトアップされ、ロマンチックな景色になります。

日本古来の自然が残る「高千穂(宮城県)」

九州のパワースポットとして有名な宮城県の高千穂は、壮大な滝や神秘的な天岩戸神社などがあり、神話や伝説が色濃く残っている地です。
かつて天照大神の孫が降臨した土地、天照大神が御隠れになった場所とも言われています。
足を踏み入れると、手つかずの大自然がより神秘的な雰囲気を引き立てているのを感じるでしょう。

貸しボートで滝の近くまで行けるのですが、水面が周囲の緑に染まっているように見え、幻想的な景色を楽しめます。
特に夏は涼を感じられるスポットとして人気です。
遊歩道を散策すれば、雄大な大渓谷の景色も楽しめます。

島に辿りつけるかは運次第「青ヶ島(東京都)」

人口わずか160人、住所は全世帯一緒という日本唯一の島、それが青ヶ島です。
東京都に属しながらも、夜空に広がる満天の星空や二重カルデラなど、大都会とは違う自然にあふれた島になっています。
青ケ島は交通アクセスが非常に少なく、飛行機は一日1便全9席、船は就航率50%なので、辿り着けるかどうかはその日までわかりません。
しかし、一度たどり着けば、目の前に広がるのは大自然!
そして日本の昔ながらの自然の中で生活する暮らしを実感できます。

青ヶ島の絶景の一つが夜空に輝く満天の星空です。
「星空コロシアム」と讃えられるほど、唯一無二の美しさを誇ります。
頭上にはどこまでも広がる星空、周りは音一つなく静寂の中で天然のプラネタリウムを楽しめるでしょう。

エメラルドグリーンの海が広がる「小笠原諸島・母島(東京都)」

東京から船で20時間近くかかる小笠原諸島は、30を超える諸島ですが、人が住んでいるのは父島と母島だけです。
透き通る海に美しい砂浜、日本とは思えないビーチリゾートで、亜熱帯植物や緑濃い山々など、手づかずの大自然に囲まれています。
海も山も両方楽しめるため、バカンス地としても人気です。

歴史が色濃く残る島「隠岐の島(島根県)」

島根半島の北方に位置する隠岐の島諸島は、大小180の島で構成されています。
歴史と自然、伝説が語られる島で、かつては遠流の島として有名でした。
隠岐の島に流されたのは、小野篁や後鳥羽・後醍醐両帝など、かつての国の重要人物が多く、3,000人ほどが流刑として隠岐の島に流されてきました。
しかし、島に流された人々は牢獄に入れられるということはなく、島の人々とともに暮らし続けたそうです。
その歴史の名残が、島のあちこちに存在します。

御神木として名高い岩倉の乳房杉です。
樹齢はなんと800年、古くから隠岐の島と島の人々を見守ってきました。

武士の隠れ里「奥祖谷(徳島県)」

深いV字の渓谷の中に、人が寄り付かない秘境中の秘境があります。
それが、奥祖谷です。
交通アクセスが困難な山奥にある奥祖谷二重かずら橋は、逃れた平家が追っ手の源氏に見つかった際、いつでも橋を切り落としできるように作られたと言われています。

かずら橋は渡り切ったらまるで異世界に足を踏み入れてしまいそうな、ぞくっとする神秘的な雰囲気が漂っています。

人を寄せ付けないように立ちはだかる自然「黒部峡谷(富山県)」

険しい地形と豊富な緑、美しい黒部湖や黒部川など、大自然に囲まれた黒部峡谷です。
現在は観光地として開放されていますが、かつては人が立ち寄るべき場所ではないとされるほど、険しい地形になっています。

下ノ廊下(しものろうか)は黒部峡谷の中心地で、特に地形が険しい場所になっています。
圧倒的な大自然の景色は、登山上級者しか眺めることができない特別な景色です。

神が作ったかのような景色に息を飲む「仏ヶ浦(青森県)」

青森県にある秘境、仏ヶ浦にはまるで神が作り上げたような神秘的な景色が広がります。
ぞくっとするほど壮大な景色を生み出している巨岩は、それぞれ如来の首、五百羅漢、一ツ仏、親子岩など名前がつけられており、仏ヶ浦という地名は岩の総称です。
干潮時に湧く湧き水は、「不老長寿の水」と呼ばれており、かつては訪れる旅人の喉を潤していたと言われています。

まるでこの世の景色ではないような、霊的な雰囲気が漂う場所で、青森県では恐山と並んで幻想的な秘境として有名です。

一度は訪れたい、日本の秘境たち

今回ご紹介した秘境以外に、日本にはまだまだ多くの秘境があります。
秘境は中々訪れることができない場所にあるため、インスタに投稿する人も少ないため、写真をアップすれば話題を集めること間違いなしでしょう。
インスタ映えはもちろんですが、普段は感じることができない自然の圧倒的なパワーを肌で感じてみませんか。