男の身だしなみは床屋から! 注目をあつめるBARBER SAKOTAを大解剖!

今、巷では床屋が流行中。昔から「男たるもの床屋で髪を切るべき」という風潮があったなか、時代の変化とともに男女間の美容への意識の差がなくなっていく一方、日本独自の文化であった床屋業界は少しずつ衰退の一途をたどっていました。

しかしここ最近、バーバーカルチャーに新たな動きが生まれつつあります。バーバーカルチャーの本場であるNY発祥の「FREEMANS SPORTING CLUB(フリーマンズ スポーティング クラブ)」の日本上陸による影響で、感度の高いメンズ客を中心に「大人の男が身だしなみを整える場」として、またファッションの発信拠点として、床屋に再びスポットが当たっているのです。

そしてその名店で修行を経た一人の理容師が、世田谷は下高井戸にオープンさせたバーバーが注目を集めています。

その名は「BARBER SAKOTA(バーバーサコタ)」。店主の迫田さんが営むこのお店は、注目を浴びるシーンの台風の目となりつつあるんです。地元客のみならず、多くの人に愛される「BARBER SAKOTA」の魅力に迫ります!

BARBER SAKOTAとは

BARBER SAKOTAは、昭和の匂いが漂う街、世田谷区の下高井戸駅の商店街近くにあります。店に立つのは、迫田将輝さん。1000円カットの理容店や、バーバーカルチャー再燃の場となった「FREEMANS SPORTING CLUB(フリーマンズ スポーティング クラブ)」でキャリアを積んだ後、2016年に独立。

下高井戸独特の「スローな時間が流れている場所」というのが決め手になり、この地にBARBER SAKOTAをオープンさせました。

しかし、この店は昨今のバーバーブームとは一線を画し、あくまでも「昔ながらの町の床屋」として存在していることにこだわっています。

バーバーチェアは2脚のみ。カット料金は3000円、シャンプー1000円、シェーブ500円という料金設定からも、そのこだわりが読み取れます。街の雰囲気に合うメロウな店内BGMが流れる店内は、白を基調としたシンプルな内装も奏功し、理容師一人客一人しかいない店内は広々とした印象で、非常に居心地が良いのです。

今では予約の取れない人気店に!

独立しようと思い立った当初は、「まったく視野に入れていなかった」と語る下高井戸エリア。ある種、一目惚れのような形で自身のお店のスタート地点として選んだ場所ですが、古くからの商店街が機能する当エリアは、老舗店も多く、地域密着型を強みとする競合店も多く、開店当初は心配する周囲声も多かったといいます。

しかし、いざお店がオープンすれば、そんな声も一蹴。開店前から予約が殺到し、オープンして間もなく予約の取れない人気店になっていきました。その理由のひとつに挙げられるのは、生粋のスケーターである迫田オーナーのネットワーク力。前職から続くファッション関係者の支持も厚く、現在は3週間先の予約を取るのも困難。週末は一ヵ月待ちの状況だといいます。

皆が集える居心地の良い店に

迫田オーナーが目指す床屋の姿は、「だれもが気軽に立ち寄れて、気兼ねなくくつろげる癒しの空間」とのこと。近所のおじいちゃんから、学生、子ども連れの親子から、スケーターなど、店に集う彼らに居心地の良いと思ってもらえるお店にしたいため、一人でお店を切り盛りしているとのこと。

そんな迫田さんの確かな想いと柔らかい人間性が、多くの人に愛される理由なのかもしれませんね。

アパレルも販売!

そんな多くの人に愛されているBARBER SAKOTAは、2018年5月で開業2周年を迎えました。2周年を記念して当店オリジナルアパレルの「ジェットキャップ」、「ショーツ」、「トートバッグ」を製作し、話題を呼んでいます。

ジェットキャップは、今トレンドとなっている80~90年代リバイバルをイメージしながらも、ストライプのシャツ生地を用いており上品な印象に仕上がっています。

ショーツは、世田谷・池ノ上のショップ、「UNSLACKS STORE(アンスラックス ストア)」に別注し、2000年代初頭に登場したUSMC(米海兵隊)のピクセルカモ生地を使い、ミリタリーテイストの溢れる一本。ウエストにはドローコードが付属し、ストレスの無い穿き心地を実現しています。

トートバッグも軽く、耐久・防水性に優れた素材X-PACを採用しており、長さ調節可能なストラップを搭載し、ちょっとしたお出かけにもぴったりな仕様に。財布やスマートフォン、文庫本など、細かな物が 入りやすいサイズ感のバッグになっています。

折り返し部分には当店オリジナルロゴパッチもついているのも魅力の一つ。

さいごに

話題のバーバー、BARBER SAKOTA特集はいかがでしたか。日本への「FREEMANS SPORTING CLUB」上陸以降から床屋への需要が拡大し、少しずつ各地にあった床屋にもスポットが当てられるようになりました。

やはりファッションと音楽は深く結びついているなと感じたのは、80~90年代のシティポップと呼ばれる音楽に注目が当てられ、今の若者がイケてると思うファッションも当時の物をリバイバルしたものも注目されるようになりました。

そこで床屋文化も見直され、いつしか感度の高いメンズの行くべき整髪店の代表となっていったと感じます。そうしたお店の多くは、そのほとんどが常連客で埋まり、そこに集うもの同士で共感できる共通認識として「お店というよりも居場所として」流行っていくようになるのだと感じました。あなたも次のヘアメンテナンスは、バーバーに出かけてみては?