シシド・カフカさんというと長い髪を振り乱してドラムをたたくイメージが定着してきた矢先に髪をバッサリと切ってしまうという話題で世間を賑わせています。横山剣さんとの「羽田ブルース」のプロモビデオ内での出来事でした。
先日もオネエばかりの番組に一人乗り込むという何とも不思議な女性シシド・カフカさんと、彼女を取り巻く人々をちょっとだけ追いかけてみました。
シシド・カフカさんは歌手・ドラマー・女優・モデルと何でもこなす才能ある女性です。
カフカさんは1985年にスペインで誕生しましたが、父の仕事の都合でその後日本で12年間過ごし言葉もわからないままアルゼンチンへ父の移動に合わせて同行しました。しかしながら言葉の壁は大きく辛い中学時代を過ごしたそうです。
そんなカフカさんに14歳の時両親からプレゼントされたのがサイレントドラムでした。しかもドラムのトレーナーまでつけるという徹底ぶりでした。アルゼンチンからは2年で帰国し、高校時代からバンド活動をはじめ大学時代には8バンドも掛け持ちするという多忙な時期もあったそうです。
19歳の時に「THE NEWS」に加入しプロドラマーとしてスタートしました。その後ソロになりパンタやダイヤモンド・ユカイなどのサポートドラマーを経験しそのころにモデル活動も開始しました。
その後2011年にドラムをたたきながら歌うという現在のスタイルで歌手としてもデビューし現在に至ります。
某国営放送でMIYAVIさんや三浦大和さんと共演!その模様は番組「SONGS」で放送されました。
MIYAVIさんとは本名石原貴雅、1981年9月14日生まれの37歳。主にスラップ奏法を得意とし、海外で人気に火が付き数々のアーティストとセッションをこなし、その人気は逆輸入といった感じです。最近では日本のテレビ番組でスーパーギタリストとして紹介され一気に活動の場を広げました。
三浦大知さんとは沖縄出身のエンターテイナーで、作詞・作曲・振り付け・ダンサーといろいろな顔を持っています。
沖縄アクターズスクールの選抜メンバーで結成された「Folder」のメンバーとしてデビューしました。その後変声期に活動を休止するも2005年にソロとして再デビューし自身の楽曲に自身で振り付けをするというスタイルで人気をあげてきました。
今回は東海ローカルの番組山口智充さんの「ぐっさん家」に出演です!カフカさんは山口智充さんとも共演歴があるみたいです。
東海地方の人たちはあの行列以来のカフカさんのようですね!!顔が以前は隠れていたのでベリーショートになって顔の輪郭を初めてみる人たちはそのスリムな顔への驚きが隠せないようですね。
「ぐっさん家」とは2003年スタートのバラエティー番組です。山口智充さんが東海3県での生活を楽しむ模様を毎回放送する番組で2009年からは数々のゲストを招き放送されています。
番組の内容としてはいたってシンプルで山口智充さんとゲストが飲食店で料理を食べたり、町で出会った人と会話したりスポーツをしたりとバラエティー番組としての企画は少ない構成です。
当初は東海テレビのみでの放送でしたがその後ネット局に枠を増やしていき2017年10月29日放送分からは関東広域圏フジテレビでも放送が開始されました。
うちくる!?はすごい長寿番組で今回のカフカさんの回も気になります。「肉好き女子と巡る肉料理ツアー」と題して放送されました。
目黒区上目黒の「びーふてい」や渋谷区上原の「Mi Choripan」、目黒区青葉台の「山小屋の台所ミートラボ」が紹介されました。
「うちくる!?」とは1999年スタートの中山秀征さんがメインを務める長寿番組で、故飯島愛さんがレギュラーだったことは懐かしいところです。毎回ゲストにまつわる思い出深い町をめぐり完全オールロケの番組です!!
ロケは基本東京23区内ですがスペシャル企画の時などは東北地方など東京以外でもロケが行われることもあります。
開始当初は基本中山秀征さんと飯島愛さんの二人でしたが2007年に飯島愛さんが引退したため、久保純子、青木さやかに引き継がれ現在は中川翔子さんがレギュラーを務めています。
カフカさん今回はラジオに出演です。なんと脚本家の岡田恵和さんがパーソナリティーを務める番組「岡田恵和 今宵、ロックバーで」に出演です!
洋楽ロックが大好きな岡田恵和さんが音楽を愛する親しい俳優さんやクリエイターたちをゲストに迎え音楽を流しながら語り合うという番組です。
岡田恵和さんとは東京都出身の脚本家などをしている作家さんです。
代表作は「ひよっこ」「アルジャーノンに花束を」「ど根性ガエル」などのドラマ、映画では「おっぱいバレー」「阪急電車片道15分の奇跡」などです。
蜷川実花さんとはずっと以前から顔見知りらしいのですが蜷川実花さんがカフカさんを撮るのは初めてだそうです。
髪を切ってますます美しくなったカフカさんをもっとたくさん撮りたかった蜷川実花さんでした!!
蜷川実花さんとは写真家、映画監督の肩書を持つ女性で父はあの蜷川幸雄さんです。数々の有名人の写真集を出版し、2007年には「さくらん」で初の映画監督を務めました。
カフカさんがショートカットにしたのは小学生のころ以来という。世間にロングヘアの印象が広まった分本人もそのイメージに凝り固まるのが怖かったそうです。
「ミュージシャンたるものは、こうあらねばならない」と理想が強かった以前に比べ最近はドラミングも歌い方も良い意味で力が抜け、長かった髪もバッサリと切ることができたそうです。
横山剣さんとは「羽田ブルース」で共演しています。そうカフカさんが髪をバッサリと切ったPVで有名なあの曲です。今回はその「羽田ブルース」のPVの撮影現場です。
そんな横山剣さんとは、横浜出身で1960年生まれの58歳です!!歌手、作曲家、プロデューサーの肩書を持つクレイジーバンドのボーカルであり、「ダブルジョイレコーズ」の代表取締役でもあります。
クレイジーケンバンドは1997年に結成され、1998年にアルバム「PUNCH!PUNCH!PUNCH!」でデビューしました。その後テレビやライブ活動で全国的な人気のバンドとなっていきました。
ドラマ「ひよっこ」でサイケデリックな衣装のカフカさん。お似合いです。片岡龍二役の古市コータローさんは役者さんもこなすバリバリのギタリストさんです。カフカさんも音楽の場ではなく役者として初共演するとは思っていなかったようですね!!
古市コータローさんとは1964年生まれのギタリストさんです。ザ・コレクターズのギターでほかにもテスコの楽器を演奏するコータロー&ザ・ビザール、浅田信一さんとのユニットANALOG MONKEYSなどでも活動し、またソロとしても活動しています。
2017年「LUMINE 0」にて大山エンリコイサムさんとカフカさんのパフォーマンスセッションが行われました!!これは「LUMINE 0」のレセプションパーティーで実現したものでアートと音楽の1日限定のパフォーマンスです!!
大山エンリコイサムさんとはイタリア人の父と日本人の母を持つ東京都出身の美術家です。主に壁画やペインティング作品を発表し注目を集めています。
2011年にはパリ・コレクションでコム・デ・ギャルソンにアートワークを提供、2015年には著書「アゲインスト・リテラシーグラフィティ文化論」を刊行するなどの活動を繰り広げています。現在はニューヨークに在住です。
TOKUさんとセッションしたカフカさん。またSATISFACTIONとは懐かしいあの曲ですか?ストーンズの曲は誰と演奏しても盛り上がりますね。カフカさんにはなかなかシブい選曲です!!
そのTOKUさんとはボーカルもフリューゲルホルンもこなす日本でただ一人のミュージシャンで、これまでにEXILEや平井堅さんらとプレイした経験の持ち主です。
今回は沼澤尚さんとツーショットです!カフカさんと比べてもはるかにベテランで国内外の様々なアーティストとのライブやレコーディングに参加しているスーパードラマーです!!!
セッションドラマーとして活動する傍らで自身のバンドの活動もこなし年間のライブ活動数はかなりなものです。]
現在は「THEATRE BROOK」「blues.the-butcher-」「590213」「OKI DUB AINU BAND」「iLL」などで活躍中です。
シシド・カフカさんはドラムのテクニックもすごいのですがビジュアル的にもすごく映えるので数々の現場で引っ張りだこです。
彼女のさっぱりした物怖じしない性格のなせる業なのでしょうか、どの現場でもシシド・カフカはシシド・カフカなのです。
現在33歳の彼女はミュージシャンとしてはまだまだこれからです。彼女の味のあるドラミングが生まれるまで数々の場数を踏んでいくことでしょう。そんなシシド・カフカさんを応援しながらシメとさせていただきます。