現在活躍中の注目の日本人サーフィン選手まとめ


更新履歴
– 2018-07-10 最新情報を元に加筆修正

オリンピック競技種目にもなったサーフィンは、技術や技を使って波を乗りこなしてそのライディングの得点で勝敗が決まるものです。難易度の高い技によって高い点数がつけられ、ショートボードはスピィーディな競技で、大会では3人から5人のジャッジにより採点されます。

日本人でも世界で注目されているサーフィン選手も存在しています。

小林直海

サーフィン選手の小林直海は、1995年7月11日に鎌倉で生まれ、5歳からサーフィンを始め、小学校3年生の時から本格的な活動をしています。2013年にJPSAプロに合格し、翌年の2014年にはJPSAルーキーオブザイヤーを獲得しており、ISA世界戦の日本代表選手に選ばれた実績も持っている実力派のサーフィン選手です。

温和な性格ですが、自分のオリジナリティを伝えて行きたいという思いのもと、フリーサーファーというライフスタイルが自身のスタイルとして貫いています。コンテストでの活躍はもちろん、今後も独自のスタイルでフォトジェニックなサーフィンを見せてくれるでしょう。

大野修聖

大野修聖は、Mar(マー)というニックネームで親しまれ、下田市吉佐美多々戸浜をホームブレイクとしている1981年2月16日生まれのサーフィン選手です。2004年と2005年連続でJPSAグランドチャンピオンのタイトルを獲得し、2013年には6戦中5戦を制覇してグランドチャンピオンを獲得しています。

さらに、WQSの4スターとZスターで優勝し、WQSランキングで日本人最高位などの実績を持ち、日本のサーフィン選手権などの大会のほかにも、ハワイやブラジル、オーストラリアなど世界の大会でも活躍しています。

松田詩野

松田詩野は、2002年8月13日に神奈川県茅ヶ崎市に生まれのサーファーの両親の影響を受けて、小さい頃から海の近くに住み、地元でサーフィンに慣れ親しむ環境の中で育った茅ヶ崎ガールのサーフィン選手です。

小学校1年生からサーフィンを始め、2015年の徳島県東洋町で行なわれたNSA AAAグレード「BILLABONG SURFING GAMES 2015 西日本サーフィン選手権のウィメンスクラスで優勝しています。

プロアマクラスでは、プロ選手を抜きファイナル進出を果たしています。14歳の2017年にはプロに公認され、この年のワールドサーフリーグアジアジュニアランキングで1位を獲得しています。

 

大村奈央

大村奈央は、1992年11月27日生まれで、家族旅行で行ったハワイで体験したサーフィンの楽しさが忘れられなくて、地元の湘南は鵠沼海岸でサーフィンの猛特訓をしたというサーフィン選手です。

2005年の世界ワールドサーフィン連盟(ASP)のワールドプロジュニアでショートボードの部で、日本代表入りを果たし、その後2007年以降は国内のアマチュアサーフィン選手権などの大会を総なめにして来ました。

2010年のJPSA(国内プロリーグ)では、1年目にしてルーキーオブザイヤーと年間グランドチャンピオンの両方を史上初めて最年少で獲得する快挙を成し遂げています。

水野亜彩子

水野亜彩子は、鵠沼海岸をホームポイントに世界各国で転戦し続けている1993年6月4日生まれのプロサーフィン選手です。15歳の高校1年生の時に、プロに転向しWQSを目指して国内外を問わずさまざまなサーフィン選手権などのコンテストに参戦するなど、サーフィン中心のライフスタイルを送っています。

18歳の2011年には、JPSA第3戦茨城大洗で初優勝し、2014年はJPSA年間ランキングにて2位を獲得しています。サーフィンを始める前には、フラダンサーとしても活躍しており、現在ではレプロエンタテインメント事務所に所属し、将来期待のアスリートとしてテレビ番組にも出演しています。

 

さいごに

現在活躍中の若手サーフィン選手は、オリンピックを目指したり、これからもホームポイントを拠点にさまざまな競技会に参戦したりと、今後の活躍ぶりにも注目です。

サーフィンは、日本だけでなくハワイやオーストラリアなどでも親しまれている人気のマリンスポーツなので、さらに若いサーフィン選手が生み出されていくことでしょう。”