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-2019-07-14-最新の情報を元に加筆修正
日を追うごとに暖かくなり、陽射しもどんどん強くなる、そんな季節がやってきました。そうなると、いよいよ本格的なサングラスシーズンの到来です。
サングラスは、紫外線が気になる女性やドライブが趣味という人には必須のアイテムです。定番デザインのサングラスはもちろん捨てがたいですが、サングラスのトレンドは、常に変わっています。
ここでは、2019年のサングラスのトレンドが、どのようなものになっているのか?気になるブランドや定番のサングラスも併せて、ご紹介していきます。
2019年のサングラスのトレンドは主に3つです。
1.2019SSはフォックス、オークリータイプが主流
2.デザイン(玉型)はスタンダードなボストン型、ウェリントン型がトレンド
3.カラーは薄めのライトカラーが主力に
1.2019SSコレクションではフォックス、オークリータイプが主流
2019年春夏のコレクションを見てみると、フォックスタイプやオークリータイプのサングラスが目立ちます。ルイ・ヴィトンやソニア・リキエルのモデルは、フォックスタイプのサングラスで登場しています。
フォックス型というのは、フォックスという名前の通り、キツネ目のようなデザインのサングラスのこと。わかりやすくイメージしてもらうなら、教育ママがかけているちょっと吊り上って、目尻がとがっているサングラスです。
映画でいうと、モンスターズインクの隠れボスであるロズがかけているデザインが、フォックス型のサングラスにあたります。
また、プラダやステラ・マッカートニーはオークリータイプを採用しています。いずれもシャープなデザインですが、ちょっとクラシカルなイメージを漂わせているのが特徴です。
2.2019年のデザイン(玉型)はスタンダードなボストン、ウェリントンがトレンド
2019年、サングラスのデザインは、ボストン型が人気を集めています。
ボストン型は、もともとスタンダードな形なので定番ではありますが、柔らかい印象を与えるところが人気のようです。
2019年のサングラスのデザインで人気なのはボストン型だけではありません。ボストンよりも少しスクエアが入ったウェリントンも、同じように支持の厚いデザインです。
また、最近では、ボストンとウェリントンの中間の「ボスリントン」と呼ばれる型も出てきました。
3.カラーは薄めのライトカラーが主力に
2019年のサングラスの主力カラーは、かけて使いやすい薄い色のライトカラーになるでしょう。実際、2019年春夏のコレクションではケンゾーやソニア・リキエルなどはライトカラーのサングラスを使用しています。
ライトカラーが選ばれる理由は、日本人は色素が強いので外国人ほど濃い色のサングラスを必要としないからです。
ですが、サングラスは色の濃い物の方がカッコいいという風潮が、続いていた時代もあり、ます。トレンドは常に変わり続けているのです。
・やっぱり欲しい!グッチのサングラス
グッチは、イタリアのフィレンツェで創業された老舗ブランドで、その創業者はグッチオ・グッチ、そして現在のデザイナーはアレッサンドロ・ミケーレです。
グッチは、もともとエレガントなデザインで有名ですが、アレッサンドロ・ミケーレがデザイナーになってからかなりハードなテイストも取り入れています。
グッチのサングラスは、皆が憧れる存在です。こちらがグッチの2019年新作で、ボストンタイプの2種類です。「いかにもグッチ」的なデザインではなく、クラシカルな匂いを感じさせるボストンがおしゃれなサングラスです。
カラーは、2019年のトレンドであるライトカラーが使われていて、普段でも気軽に掛けられるデザインになっています。
型番:GG0238S 003,004
・ティファニーのサングラスはやっぱり優雅
ティファニーのアクセサリーをお持ちの方は、たくさんいるのではないでしょうか。ティファニーのサングラスは、優雅さを忘れない上品なデザインです。
2019年のSSは印象の強すぎないフォックスタイプに、大人っぽいグラデーションカラーを採用したデザインになっています。ちょっと大きめのデザインなので、紫外線が気になる方にもおすすめです。ティファニー好きでなくても、一度はかけてみたいと思わせるサングラスです。
型番:4141F 82376G,80559S
・注目のDITA(ディータ) HALIOD
DITAは、1995年ハリウッドで誕生した、クリエイティブなハイエンドブランドです。DITAのコンセプトは”BREAK THEMOLDS”「型にはまるな」。 今シーズントレンドのボストンフレームは、さすがDITAと思わせてくれる、ただのボストンではありません。
フレームが一筆書きのようなデザインで作られていて、シンプルな見た目の中に、細かい仕事が細部まで施されているのが見て取れる納得の逸品です。
両サイドのフードの内側に小さく刻印されているDITA/HARIODのロゴもポイント。ストリートからオフィスまで、いろいろなシーンで使える、クリエイティブな世界観を伝えてくれるサングラスです。
写真のものは、フラットレンズを入れています。オーソドックスなグレーカラーが今風なデザインです。
・女性らしいフォルムのプラダのサングラス
プラダの2019年SSの新作は、プラダらしい洗練されたデザインです。フォックスタイプとボストンタイプを掛け合わせたような斬新なフォルムで、尖っていながらも上品さを忘れない大人の女性にぴったり。
・イヴサンローランは、ウェリントンタイプ
イヴサンローランの新作サングラスは、ウェリントンタイプです。クラシカルな形ながら、とてもモードに仕上がっているところが、イヴサンローランならではのテイストといえます。
カラーは、写真の色の他に、レッドとブルーの3色を展開していて、そのどれもが美しいデザインです。中でもレッドは、イヴサンローランらしい上品さとPOPな雰囲気を併せもっています。
型番:28METAL 001
・カルバンクラインは、レトロでシャープなツーブリッジ
クラシックな玉型がブームとなっている中で、カルバンクラインの新作は、2本あるツーブリッジを現代風にアレンジしたデザインとなっています。トラッドなファッションにもモードにも使えるデザイン性の高さは、カルバンクラインならではの技です。
ストレートなブリッジとテンプルが、シャープな印象を与えてくれます。
・サングラスの王道 レイバンからPOPな新作登場!
レイバンの2019年新作サングラスは、一目でレイバンとわかるフォルムなのに、レイバンらしからぬカラフルなデザインです。レイバンと言えばレイファーラー、そんな概念を吹き飛ばしてくれます。
メタルフレームにライトカラーがあしらわれた一枚板のフラットレンズを搭載した夏にぴったりのモデルです。名作クラブマスターのデザインを踏襲しながらも、斬新なスタイルをとてもうまく実現しています。
カラーバリエーションも豊富で、レンズカラーはグリーンクラシック、ピンクミラー、ダークバイオレット、ブルーミラー、ダークオレンジミラー、ダークバイオレット、シルバーミラーなどがあります。
また、レンズによってフレームのカラーが異なるところも、レイバンならではのこだわりです。
型番:BLAZE CLUBMASTER RB3576N
・ヴィンテージデザインが美しいオリバーピープルのサングラス
オリバーピープルは、アンディ・ウォーホールが愛用したことでも有名なサングラスです。現代でも新鮮に映る見事なヴィンテージなデザインは、一切の無駄を省いた美しさを感じさせます。
オリバーピープルの2019年おすすめのサングラスは「ELIA」です。「ELIA」は、洗練されたボストンタイプにライトカラーレンズという、まさに今年のトレンドそのものです。フレーム素材にはチタニウムが使用され、軽い掛け心地で普段使いにぴったりです。
オリバーピープルの中で、一味違ったボストンにこだわりたい方には「KIN」シリーズがおすすめ。レンズの上にゴールドのブリッジが通されており、ツーブリッジがスタイリッシュ感を演出してくれます。
型番:ELIA/KIN
サングラスのデザインは、ここ数年、クラシカルなフォルムがリバイバルしています。中でも注目されているのはボストンタイプ、ウェリントンタイプ、フォックスタイプです。
この3種の特徴を簡単に紹介すると次のようになります。
・ボストンタイプは丸に近い逆三角形のもの。
・ウェリントンタイプは丸みを帯びた四角で、逆台形の形のもの。
・フォックスタイプは目尻が吊り上ったキツネ目のようなデザインのもの。
また、同じボストンタイプでもヴィンテージなデザインをそのまま現代に生かしたものや、トレンドに合わせてPOPにアレンジしたものなど、デザイナーの個性によっても全く違ったデザインになっています。
2019年のレンズカラーのトレンドは、明るくて薄い色のライトカラーです。濃い色のサングラスは掛ける時間を選んでしまいますが、ライトカラーならまわりの風景も見やすく、普段使いにはぴったりです。
サングラスは、それぞれのブランドによって特徴が違います。グッチやプラダなどプレステージブランドのサングラスを選ぶのも良いですし、リーズナブルなプライスのサングラスをファッションに合わせて使い分けるのも一つの方法です。
いよいよ本格的なサングラスシーズンがやってきます。お気に入りのファッションで、サングラスを選びにお出かけするのはいかがでしょう。