この記事を書いている2017年6月現在、サッカー日本代表は13日のイラク戦で引き分け、アジア最終予選Bグループの1位となっています。
8月末にはグループB3位のオーストラリア戦が控えており、FIFAワールドカップロシアの出場権であるグループ2位までをキープするため、負けられない戦いが続きます。
そんな日本代表選手の中でも、ひときわ注目されている選手といえば、イタリア・セリエAのACミランに所属する本田圭佑(ほんだ・けいすけ)選手をおいて他にはいないでしょう。
本業のサッカーのみならず、マサチューセッツ工科大学のMIT特別研究員の就任や、独特なファッション、さらにはその言動まで、他ジャンルにわたって常に注目をあびる存在です。
一方で、トップアスリート、世界的なスタートしての一面は広く知られていても、一個人としての本田選手についてはあまり知られていないように思います。
今回は本田選手(@keisukehonda_official)のInstagramをチェックして、トップアスリートの意外な一面を見つけてみましょう。
本田圭佑選手は大阪府摂津市出身の31歳。
小学2年生の頃から摂津FCに入団しサッカーを始めました。石川県の星稜高校進学後、1年時に高円宮杯全日本ユース選手権で準優勝し、3年時には全国高校サッカーに出場して、石川県勢初のベスト4に輝きます。
高校卒業後はJリーグ名古屋グランパスエイトに入団。2008年1月にはオランダ1部リーグのVVVフェンローへ移籍、2010年からは4年契約でロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワへ完全移籍することになりました。
CSKAモスクワではチームのシーズン初勝利、日本人初、クラブ史上初、ロシアリーグ所属チーム史上初となるチャンピオンズリーグベスト8を達成するなど、チームに多大なる貢献をします。
2013年12月には、契約満了でCSKAモスクワを退団。イタリアセリエAの名門・ACミランへ完全移籍となり、背番号も自身が希望した「10」に決定します。
1年目こそ怪我に泣かされることもあり、不完全燃焼のシーズンになったものの、その後は着実に実績を積み上げ、現在もチームの主軸として活躍されています。
本田選手がサッカー日本A代表のメンバーとしてデビューしたのは、2008年のFIFAワールドカップ・アジア3次予選の対バーレーン戦。2009年にはキリンカップで初得点を記録、2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会では4試合にフル出場し、日本代表の決勝トーナメント出場に貢献します。
2014年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会では全試合スタメンフル出場。日本人のワールドカップ最多得点を記録するなど活躍しましたが、日本代表チームはグループリーグ最下位という結果に終わりました。
現在も第一線で活躍するトップアスリートとして、サッカーの指導者として活躍の幅をひろげる本田圭佑選手ですが、彼のInstagramにはまるでファッションモデルかのようなオシャレな姿や、海外の子供達とはしゃぐ無邪気な表情まで、様々な顔を覗かせています。
本田選手のInstagramを見てみると、まず目に飛び込んでくるのがオシャレなショットの数々。独自のこだわりのあるファッションはメディアでも取り上げられることが多く、それはInstagramでも確認できます。
それから試合に臨むピッチでの真剣な表情だったり、練習中のチームメイトとの和やかな表情だったりがあるなかで、国内外の子供たちと触れ合う本田選手のショットも数多く見かけます。
ここからは、本記事のライターが厳選した「わたしたちがまだ知らない」本田選手のショットのいくつかをご紹介します。
サッカー以外の本田選手のイメージといえば、やはり非常にオシャレで洗練されたファッションではないでしょうか。
Instagramでもメンズファッションのモデルかと思ってしまうような、スーツをびしっと決めた本田選手のショットが数多くアップされています。
オシャレの参考にしたいショットの数々をご覧ください。
両腕に腕時計を着ける理由は?
本田選手の私服でいつも話題になるのが、「両腕に腕時計を着ける」という独特過ぎるファッションセンス。
これには様々な憶測が飛び交っており、「右手が日本時間、左手が海外時間」とか、「片腕だけだとボディバランスが崩れる」とか、果ては「誰が時計は片腕って決めた?」と本田選手ご本人が言ったとか言わないとか(笑)
一般人だとどうしても笑いのネタになってしまいますが、本田選手がするとなぜか納得してしまう、そんな独特過ぎるファッションセンスが垣間見られた1枚です。
何気ない立ち姿も画になる1枚
ファッション誌用のグラビア撮影などではないと思いますが、何気ないショットも本田選手が映り込むと一枚の絵になりますね。それくらい、独特のファッションセンスと存在感を放っています。
プライベートでのトレードマーク?であるサングラスも、本田選手がかけると一気にスタイリッシュになりますね!
ファッションモデル?いいえ、サッカー選手です
本田選手自身も愛用する腕時計ブランド「ガガミラノ」のメイキング映像。もし本田選手の本業を知らない人がこの動画を見たら、間違いなくメンズファッションモデルと思うことでしょう。それくらい、表情からスタイルから、プロフェッショナルの余裕を感じます。
それにしても、どのシーンも本当にかっこいいですよね!
ドバイの夕日
W杯アジア最終予選や要人との面会など強行スケジュールのなか、立ち寄ったドバイで撮影された1枚。ドバイの夕日とのコントラストが美しいですね。
2017年5月に自身のTwitter上で、現在所属するACミランの契約満了に伴って退団を明言したばかり。何気ない1枚でも、本田選手のショットだと何か強いメッセージ性すら感じます。
トップアスリートとして、またビジネスパーソンとして、多忙な日々を送る本田選手ですが、オフはオフで世界各国の子供たちを相手にサッカー教室を実施するなど、後進の育成
にも力を注がれています。
ここでは、世界各国の子供たちとサッカーを通じて触れ合う本田選手の表情をのぞいてみましょう。
将来のサッカー日本代表選手と
本田選手の所属事務所が運営するスポーツ施設「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」で撮影された1枚。
写真に収まりきらないほどの多くの子供たちが集い、本田選手に学び、本田選手とともにサッカーで汗を流したようです。もしかしたら、将来のサッカー日本代表選手がこの中から誕生するのかもしれません。
プロのサッカー選手になるには?
カンボジアのサッカースクールで子供たちに「プロのサッカー選手になるには?」について熱く語る本田選手。ハードスケジュールに合間に時間を惜しまず後進の育成に注力される姿は頭が下がります。
昨今、東南アジアの中でも躍進を続けるタイに比べ、同じ東南アジアの一国であるカンボジアは、まだまだサッカー不毛の地。本田選手の指導を受けた子供たちの中から、将来のカンボジア代表、トップアスリートが排出されることを願ってやみません。
カンボジアの子供たちに笑顔を
“Bring smiles to children in Cambodia”とキャプションが打たれた1枚。サッカーをするのに十分な器具もコートもないなかで、一心不乱にボールを蹴る子供と本田選手のショット。胸に迫るものがありますね。
テレビなどのメディアでは、トップアスリートとして輝く姿や独特なファッション、過激な発言などが取り上げられがちですが、子供たちを支援する本田選手の活動もぜひ多くの方たちに伝わればと思います。
イタリアの少女と
ACミランの選手も練習に利用するミラネッロ・スポーツセンターでの一コマ。子供目線に合わせて中腰になるところに、本田選手の優しさが垣間見えますね。ファンサービスを欠かさない本田選手ならではの姿です。
今回はサッカー日本代表でイタリア・セリエAのACミランに所属する本田圭佑選手のInstagramを取り上げました。
トップモデル並みのスタイルや独特のファッションセンス、ピッチを駆けるトップアスリートとしての姿、ビジネスパーソンとしての一面がクローズアップされれることが多いなか、本田選手が本当に「かっこよすぎる」のは、多忙な中でも時間を惜しまず後進の育成に注力する姿ではないでしょうか?
サッカーの話題とともにこれからの動向をチェックするなら、ぜひ本田圭佑選手(@keisukehonda_official)のInstagramをフォローして下さいね。