採用にInstagramを使うメリットは?本田圭佑もスタッフ募集

サッカーの本田圭佑選手が、Instagramで専属スタッフの募集を行っていたことをご存知ですか?今、一般企業の採用活動でも、SNSを利用した「ソーシャルリクルーティング」が年々活発になってきています。

今回は、数あるSNSの中でも特にInstagramを活用したソーシャルリクルーティングに注目し、採用者・求職者それぞれの視点から見たInstagram利用のメリットや、実際にInstagramを通して採用活動を展開している事例をピックアップしてご紹介していきます。


スタッフ募集をInstagramで呼びかけた本田選手

2016年5月17日、本田選手は自身のInstagramアカウントに「Let’s Change The World」から始まる英文を投稿しました。

その内容は”世界の子供たちを救うため”に、本気で世界を変えたい“と思っている人材を募るというもの。本田選手が携わるプロジェクトの、専属アシスタントへの応募をInstagramで呼びかけたのです。

詳細は事務所の採用ページをチェックしてね、ということになっていたものの、世界中から17.5万人ものフォロワー(2016年8月25日現在)が日々投稿をチェックしている本田選手のアカウント。そこで呼びかけられた求人の影響力は絶大です。

ちなみに、採用ページによると今回の募集はオーストリアのSVホルンスポーツ部門所属となる「チームアシスタントマネージャー」と、事務所の本社勤務となる「海外プロジェクト・開発担当者」の2つの職種。

チームアシスタントマネージャーは海外勤務が可能&英語・ドイツ語がビジネスレベルで話せることが主な条件で、最初の任期は1年。給与は2,430ユーロ×14回払いだそうです。

 

一般企業も積極的にInstagramを活用

本田選手のような有名人に限らず、一般企業でもInstagramを通して採用活動を行っている事例は意外とたくさんあります。

千葉を中心とする関東圏で太陽光発電やオール電化システムの施工を請け負うアイコミュニケーションズ株式会社もそのひとつで、採用シーズンには会社説明会の模様などがInstagramに随時更新されています!

企業を訪問する学生にとって、会社説明会がどんな雰囲気なのか、普段社員がどんな様子で仕事をしているのかというのはかなり気になるトピックですよね。言葉でどれだけ説明してもらっても、やっぱり百聞は一見に如かず。

写真・動画共有SNSであるInstagramは、ビジュアルがまず1番に目に飛び込んでくるので、企業のイメージをよりつかみやすいのです。

また、実際に企業に出向く前に会社説明会や職場の雰囲気をチェックすることができるので、「なんか思ってたのと違うな…」というガッカリ感を最小限にとどめることができます。

学生を受け入れる企業のほうも、貴重な時間を割いて説明会を開くからには、自社のことを少しでもよく理解してくれそうな学生をたくさん招き入れたいですよね。Instagramでの採用活動は、企業と学生の間のミスマッチを減らし、しかもコストはほとんどかからない一石二鳥な方法なのです。

中にはこんなお茶目な投稿も。楽しそうな職場の雰囲気がよく伝わってきますね。

 

企業も学生のSNSアカウントをチェックしている!

ここ数年の就活事情で特筆すべきは、学生が企業研究の一環として企業のSNSをチェックするだけでなく、企業側もある程度まで選考が進んだ学生については個人のSNSを覗いて素の人柄を探っているということです。

その証拠に、企業に応募する学生が記入するエントリーシートには、SNSアカウントの欄が設けられていることも珍しくありません。

人によってはSNSとリアルのキャラクターがまったく異なるということもあり、就活用に新しくアカウントを作り直す学生もいるのだとか。

「企業にチェックされると思うと気軽に投稿できなくて更新頻度が下がる」「マイナスイメージにつながるのが心配でほとんど何も書けない」という声も多いですが、同じ学生からは「更新頻度があまりに少ないのも、消極的な印象を与えて良くないような気がする」といった意見もあり、今どきの学生は本当に大変だなぁ…!と、思わず頭が下がります。

実際にSNSアカウントの投稿内容やフォロワーの多さがどこまで選考に影響しているかは怪しいものですが、SNSでの投稿が面白いと面接でその内容が話題にのぼることもあるなど、今やSNSは強力な就活ツールのひとつとなっているようです。

採用にInstagramを使うメリットって?

数あるSNSの中でも、写真・動画での投稿に強みがあるInstagram。ご紹介してきた採用活動・就職活動にInstagramを利用するメリットを、採用側・求職側それぞれの視点で改めてまとめてみました。

採用側のメリット

・スマホ1台でPR動画を撮影できる
・若い世代に向けて効果的にアピールできる
・Webサイトよりもカジュアルに更新できる
・採用のミスマッチを減らせる

大掛かりな撮影機材を用意しなくても、映像編集の詳しい知識がなくても、スマホ1台で簡単に動画を作成することができるのはInstagramを使用する大きなメリットです。実際に動いている社員の姿をカメラにおさめることで、より職場のリアルな雰囲気を伝えることができます。

また、動画にしろ写真にしろ、Webの求人ページよりは気軽な気分で更新することができるのもInstagramの良いところではないでしょうか。SNSという特性上、あまり肩肘張らずにくだけた内容の投稿のほうが受け入れられやすいという側面もあります。

すまし顔ではなく、ありのままの素顔を投稿することで、入社後に「こんなはずじゃなかったのに…」という採用のミスマッチを減らすこともできます。

そして、Instagramの主なアクティブユーザーは20~30代の若い世代。企業が求人募集のターゲットにしている年齢層が多く利用しているSNSということで、アピールの場としてはうってつけなのです。

 

求職側のメリット

・事前に企業の雰囲気をつかみやすい
・就活の服装やメイクが参考になる
・クリエイティブ系の職種の場合、自分の作品を載せていれば目に留めてもらえることがある

求職側でも、写真・動画で企業の雰囲気をつかみやすい=ミスマッチを減らせるのは大きいメリット。また、企業が投稿している会社説明会の様子や、同じ就活生の投稿を「#就活」などのタグで検索することで、「私服OKの説明会ってどんな服装で行けばいいんだろう!?」といったことを解決することができます。

希望している職種がクリエイティブ系・アート系の場合、自分の作品をInstagramに投稿しておけばそれだけアピールの場が増えることにもなりますよね。企業側も求職者のSNSをチェックする時代だからこそ、その内容が採用担当者にとって興味深いものであれば、インパクトを残すことができます。

Instagramで採用活動をハッピーに

採用側・求職側お互いにとってメリットの多いInstagramでの採用活動。本田選手の例のように、Instagramのアカウントを持っているからこそ出会える求人情報もあります。

企業側から見ても、Instagramを活用することで、より求める人物像にマッチした人材をゲットできる機会が多くなるはず。まだInstagramには手を出していないという企業も、この機会にぜひ始めてみてはいかがでしょうか。