スノーボード好きは注目!フォローするべきスノーボード界のフォトグラファー


スノーボードは自分を限界まで攻め込むスポーツです。それはスノーボーダーだけでなく、彼らを撮るフォトグラファーにも適用される話です。

特に、スノーボーダーを撮影するフォトグラファーは、彼らの写真を輝かせるため創造的なライトニング技術やレイアウトスキルを要求されます。

ライトニングを使ってもよし、レイアウト技術を使ってもよし、フィルターを使ってもよし、背景が90%以上が真っ白な雪であるスノーボーダーの写真を強調するためには、独自のスキルが必要不可欠です。そんな優れたフォトグラファーをご紹介します。

Jerome Tanon

フランス出身、Annecyに居住しているJeromeは31歳のスノーボーダー兼スノーボード・フォトグラファーです。

小さい頃から写真に深い興味を持っていた彼は18歳の誕生日、アルプス登山に挑みます。頂点までの登山ではなく、途中からスノーボードを楽しんだ彼は、彼の人生をスノーボード・フォトグラファーに捧げる事を決心したと言います。

モノクロの視野でみた雪の国

彼が好む撮影技法は、敢えて真っ白な雪を強調するモノクロフィルターでの撮影。白い雪原の上にかかった影で陰影効果を極大し、スノーボーダーを強調します。

これは、Jerome彼自身が優れたスノーボーダーだからこそ考えられる撮影技術です。

Matt GEORGES

自分の事をCreative Directionと称する彼は、独特な視線で被写体を撮影します。

写真で見える様な大きなカメラを肩に担いで雪の上をすべりながら撮影する彼のスキルは、まるで神技!スノーボーディングと撮影どちらもです!

双子の父でもある彼の日常は、家族皆でスキーやビーチに行く事。楽しみながら仕事する彼の人生は羨ましいばかりです。

まるで動いている様な写真

彼の写真の特徴は、静的かつ動的な撮影技法にあります。飛び散る粉雪や、ジャンブの真っ最中に捉えたシーンは、次のムーブメントを想像させる力を持っています。

動的な彼の写真は、スピーディーなスノーボードにはピッタリです。

スキルを披露するスノーボーダーの姿一つ一つを捉えている彼の撮影技術はスノーボーダーの強みを更に強調します。

Scott Serfas

25年間もスノーボード・フォトグラファーをやっていると言うプロ・フォトグラファーの名前はScott。

「俺のオフィスはドアこそ付いていないが、5000フィート上空になるぜ」と言っている彼は、自分が持っているヘリでよく撮影を行っていると言います。

25年間蓄積されたノウハウ

人生の半分以上をスノーボーダー撮影に費やした彼は、スノーボーダー・フォトグラファーのプロとも言えます。

適したタイミングに適した角度で撮影した彼の写真は、今にも画面から飛び出しそうな迫力を持っています。また、深夜に撮影する事を好む彼の写真はセンチメンタルな感性を秘めています。

Aaron Blatt

「山のフォトグラファー」と自分を名乗るAaronは、スノーボードに刻限せず、山で行う全てのエキストリームスポーツの撮影に挑んでいます。

冬にはスノーボード、夏にはマウンテンバイクの数々の瞬間を捉える彼のインスタグラムは、スポーツが好きな人々が年中楽しめる場となっています。

まるで飛んでいる様なスノーボーダー

彼が好む撮影を見ていると、下から撮った空中のスノーボーダーの写真が大半を占めます。如何に高く、かっこよく飛ぶかが重要なアルパイン・スノーボードの特徴をよくキャッチしています。

彼独特の写真編集スキルでジャンプのフレーム一つ一つが分かる様な写真も魅力的。動作の仕組みがわかるだけで、まるでGIFファイルを見るような感じがします。

最後に

真っ白な雪原で繰り広げられる熱いエキストリームスポーツ、スノーボードの世界で活躍している4人のフォトグラファーをご紹介しました。

スノーボーダーの一瞬を捉えるために世界を飛び回りなが撮影に挑む彼らの人生は山にあると言っても過言ではないくらいです。

彼らの情熱溢れる写真をもっと見たい方は、是非インスタグラムをフォローしてみて下さい。