【特集】欧州と北欧を代表する男子スキージャンプの精鋭達


男子スキージャンプは日本もオリンピックで多くのメダルを獲得してきた競技ですが、やはり本場は欧州とスカンジナビア半島諸国です。スキージャンプの起源はノルディック競技の発祥の地であるノルウェーで、スキー王国のオーストリアと共に覇権争いをしています。今日は第一線で飛んでいるジャンパーのインスタグラムでの日常の姿を紹介してゆきます。

シュテファン・クラフト

スキー王国オーストリアの男子スキージャンプを代表するシュテファン・クラフト選手は1993年生まれです。彼の公式サイトではスポーツ少年だった4歳からサッカーを始めてその才能を発揮してゆきます。並行して地元で続けていたスキー競技ですが親友に誘われて彼のジャンプ競技を見てから本格的に取り組むようになったと書いています。男子スキージャンプ選手の中では比較的若手の選手で、2017−2018年シーズンは少し成績に波がありました。しかし2016−2017年シーズンは総合優勝した実績があり2018年シーズン以降もジャンプ界の有力な総合優勝候補の1人です。

グレゴア・シュリーレンツァウアー

オーストリアの男子スキージャンプ選手であるグレゴア・シュリーレンツァウアーは2018年3月のFISランキングでは36位の選手です。オーストリアチームの中堅からベテランの域に入った選手でFISワールドカップの勝利数は2018年3月時点で個人で53勝と経験豊富な実績があります。過去に世界選手権で個人優勝した実績もあり、ルックスと実力を兼ね備えた選手です。彼のインスタグラムではモノトーンの写真も多くアップしており、男子スキージャンプ選手らしい細身のシルエットから来るイメージが50年代のムービースターのような雰囲気に仕上がった写真が多く見られます。

 

ゼヴェリン・フロイント

ドイツ男子スキージャンプ選手のゼヴェリン・フロイントは1988年生まれ、これまでFISワールドカップで22勝を挙げているベテランです。彼の初勝利は2011年1月の札幌大会での勝利で、その後彼は2015−2016年シーズンには総合優勝を遂げています。2017−2018年シーズンは怪我で治療中でした。しかし2018年2月にはインスタグラムで再びジャンプ台に戻ってきた写真をアップしています。彼のインスタグラム内の写真のほとんどが競技またはトレーニングの風景で、真摯に競技に打ち込む、男子スキージャンプ界を代表するジャンパーらしい姿が見られます。

ダニエル=アンドレ・タンデ

男子スキージャンプ、ノルウェーナショナルチームの一員であるダニエル=アンドレ・タンデ選手は2018年3月のFISランキングで3位に入っている有力選手です。1994年生まれの若手ジャンパーで、2017−2018年シーズンは好調でFISワールドカップでは3月に2週連続で優勝して総合でも3位にランキングされ、男子スキージャンプ界の未来を担うジャンパーとしてこれからも好成績が期待できます。彼のインスタグラムでは美しい飛型フォームの写真やプライベートでのシーンを中心にして普段見られない側面を見せてくれるサイトです。

 

ヨハン・アンドレ・フォアファング

男子スキージャンプ、ノルウェーナショナルチームの一員であるヨハン・アンドレ・フォアファングは2018年平昌オリンピックのノーマルヒルで銀メダルを獲得しています。1995年生まれでノルウェーの男子スキージャンプは層が厚く、代表になるのも難しい中メンバーとなり平昌オリンピックで個人と団体両方でメダルを獲得しています。。FISワールドカップでも総合で2018年3月に6位にランキングされてこれからも有望な選手して期待できます。彼のインスタグラム内にはジャンプ以外でも趣味のコーヒーの写真が載っていて、カメラ好きな彼の雰囲気が感じられる写真を多く載せています。

ロバート・ヨハンソン

ノルウェー男子スキージャンプチームを代表する選手であるロバート・ヨハンソンは個性的な口髭を蓄えた風貌でも有名です。平昌オリンピックでは個人で2個、団体で金メダルと3個のメダルを獲得したノルウェーチームを牽引しています。これまでのFISワールドカップでは2018年3月で表彰台が1回、総合では7位ですが、1990年生まれと若くこれからさらなる飛躍が期待できるジャンパーです。彼のインスタグラムでは夏にはゴルフを楽しむ姿がありジャンプ以外の日常のシーンも多くアップしています。ノルウェー男子スキージャンプ陣のメンバー同士、仲の良いシーンも多く見られます。

さいごに

男子スキージャンプが盛んなヨーロッパと北欧では選手の人気も高く、選手のインスタグラムも充実した内容のサイトになっています。男子スキージャンプの舞台のほとんどがヨーロッパであり、日本では普段簡単に彼等を見る事ができません。しかしインスタグラムを使えば日常の様子、競技の成績も知ることができ、アカウントのフォローをするともっと彼等を身近に知る事ができます。