【企業向け】写真に商品ボタンを埋め込みSHOPへ誘導することが出来る新機能?


インスタグラムでは写真に商品のリンクを張り付けたりすることが出来ませんでした。結局は、投稿を見たユーザーが、アカウントのプロフィールまで飛んでくる➡プロフィールにあるリンクからHPまで飛んでこないと販売・収益に繋がらないという悩みがありました。
もしこの自由度が広がるとしたらどうでしょう?企業・ショップは「これが出来たらいいのにな」なんて思うこともなくなります!
今回は物販を主としている企業は必見の記事になっています。売上や流入率を高める為に必需になりそうなインスタグラムの新機能をご紹介!

新機能の名前はshop now!

上記で話した悩みの種だった投稿への商品リンクが可能になってきています。既に、米国では2016年にケイト・スペードやコーチなどのブランド企業向けにテストを行っています。

日本でもテスト実施中

実は日本でもこのshop now機能が既にテスト運用されているんです!テストを実施しているのはどれも有名ECモールやブランド企業ばかりですが、かなりアクティブに利用して流入を増やしています。
因みに、shop now機能のテストをしている日本アカウントは以下の通り!

⑴zozotown-ゾゾタウン

洗礼されたファッションブランド品だけを厳選して扱っている国内最大級のECモール。

⑵minne-ミンネ

ハンドメイドで有名なオンラインマーケット。個人・職人関わらず自分オリジナルで商品を作成し販売出来ることから、温かみを感じる商品ばかりで大人気なモールに!

⑶-クリーマ

先程のミンネと同じくハンドメイドマーケット。国内ではこの2社がハンドメイドは独占しています。

⑷Baycrews-ベイクルーズ

IENA、エディフィス、ジャーナルスタンダードなど、女性ファッションで有名なブランドを所有している企業です。インスタグラムのアカウントはリポスト投稿が多いので、shop now機能はまだアクティブではないが、準備していることでしょう!

⑸Gilt-ギルト

ハイエンドなファッション・小物を取り扱っているECモール。海外での需要は物凄く高く、映画やドラマにも使われる程認知されています。

⑹Botanist-ボタニスト

このボトルどこかで見かけたことありませんか?ボタニストはドン・キホーテや薬局などでも身近なところで手に入る大人気のシャンプー・トリートメントを取り扱った企業です。

zozotownのアカウントを参考にshop now機能を見てみる


株式会社スタートトゥデイが運営している国内最王手のブランド系ECモール「zozotown」もテスト実施している1つ!
プロフィールに注目して頂きたい。ニックネームなどが書かれている下に「↓SHOP NOW (Ship to Japan only)」とあります!その名の通りshop nowを利用していることが分かります。

 

次に、投稿一覧に注目します。写真の右上にバッグの様なアイコンが表示されているのが分かりますでしょうか?これがshop now機能を利用している投稿。ということになります。

 

投稿写真までいくと、先程まで右上にあったバッグの様なアイコンは小さく左下に配置が変わっています。このボタンを押してみると…

投稿写真にタグ付けされた様に「商品名」+「価格」が表示されます。更に、このブロックの右矢印部分をクリックすると以下のページへと切り替わります。

 

 

ウェブサイトで見る。というボタンの下には商品名、価格が見やすく表示されており、更に下へスクロールすると画像の様にインスタグラム内では見たこともない独自ページになっていることが分かります。次にウェブサイトで見るというボタンを押してみます。

すると、インスタグラム外部のアプリやWEBサイトに飛んでしまうことはなく、インスタグラムの中で自社のWEBページがポップアップ表示されます。また、画像を見て頂くと分かりますが、画面下には共有ボタンも備わっています。
これがshop nowというユーザーがインスタグラムの中で商品閲覧、モールへアクセス出来るというレスポンスが非常に高い企業向けのありがたい新機能です。

shop nowを利用出来る条件は?

shop nowは誰しもが使える機能ではないんです。ある一定の条件を満たし、インスタグラムの審査に無事通ったアカウントだけが利用出来る少し敷居が高い機能になっています。

⑴ビジネスプロフィールに移行済みになっている。
企業・販売系のアカウントなら必ずしておくべきビジネスプロフィールへの移行。これは誰でもアカウント設定から以降することが出来ます。

⑵権限のあるFacebookページと接続しているか。
インスタグラムはFacebook社が運営しているサービスです。なので、インスタグラムのアカウントに合ったFacebookページとリンクしていなければならない。というビジネス視点での条件です。こちらもFacebookページを作成し、リンクするだけなので非常に簡単です。

⑶Facebookページでショップセクションを利用、またはビジネスマネージャでカタログを作成しているか。
ここから少し面倒になってきます。Facebookページでの作業を行わなければなりません。しかし、インスタグラム側は、BASE、EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のEC系のプラットフォームと連携していれば大丈夫としています。
Facebookページでの作業が面倒な方は「BASE」という無料で自分のショップを作成出来るサービスを利用すると作業が簡単になります。

⑷最終審査
上記の1~3までの項目全てを満たすと、インスタグラム側がアカウントの審査を開始します。無事この審査を通ることが出来れば、先程のzozotownのアカウントの様に自由度が高いshop now機能が使用可能になります。

 

この機能を使う為にもアカウントをブランディング

shop now機能を利用するだけで売上・流入が急激増えるわけではありません。勿論そのアカウントで最重要になってくるのがフォロワーや発信力です。イコールで考えるとshop nowはブランディングされたアカウントが、更に売上を伸ばす為の新機能だと考えて下さい。

まだshop nowが浸透していないうちにアカウントをブランディングしておくことをオススメ致します。当メディア「Colorful Instagram」では、フォロワーの伸ばし方、投稿の工夫など様々なブランディングに必要なサービス・知識をご紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。

 

WEB版では機能しない!


知っておかなければいけないのは、インスタグラムのアプリではなく、WEB版またPCアプリからはshop nowの機能は反映されないということです。これからどうアップデートされていくかはまだわかりませんが、あくまでも自由度の高いiOSアプリ・Androidアプリケーションだけでの機能です。

さいごに

物販を主とする企業からすると、1番嬉しいアップデート機能ではないでしょうか!どんなアカウントでも導入出来る機能ではないので、今のうちに自社のアカウントを更に人気なアカウントへと育てることが先決です!

⑴フォロワーやいいねを増やす為に必要なことをまとめています。

【完全保存版】Instagram – インスタグラムのいいね & フォロワー増やし方マニュアル

【2018年版】最大効果のインスタグラムのフォロワー増やし方はコレだ!!

⑵投稿に必要不可欠なハッシュタグ情報をまとめた記事です。

【完全保存版】2018年インスタグラムハッシュタグトップ100選(前編)

⑶その他の工夫・施策をまとめた記事になっています。

プロモーションの参考にしたいInstagramの面白い5つの施策!

【特集】インスタグラムでビジネスを成功させる秘訣!