商品は写さなくてもよい!食料・飲料業界のInstagram活用事例

SNSのなかでもInstagram=インスタグラムは、世界中のユーザーが日々の1コマを切り撮ったり、
自分演出の為にパシャリと撮った写真を投稿して楽しんでいます。
また、個人ユーザーにとどまらず、企業の商品アピールの場としても活用されています。

その企業の中でも、私たちが身近にいつも撮影しているのってどの様なモノや、事でしょうか?
人が生きていく為に必要なモノやコトと言えば?
そうです!「食べる事」や「飲む事」ですよね?
Instagramをみて見ると良く見かけるのが、「食事」や「カフェタイム」などの写真の投稿です。
毎日食べたり、飲んだりすることを写真で投稿して楽しむのって、一番身近なInstagramの使い方として定着しています。

当然、そんなマーケットを見逃さないのは食料・飲食業界の企業です。
SNSで発信しやすい、キャッチーでインパクトのある商品を発売する企業が続出しています。
キャッチーでインパクトのある商品は、ユーザー側の目線での宣伝効果を狙ったものですが、
逆にメーカー側は本来の定番商品を販売する為の手法として利用しています。
では、メーカー側はInsutagramを使ってどの様に発信しているのでしょうか?
そこで、食料・飲料業界のInstagram活用事例を、ピックアップしてその手法を探ってみました。

老舗スコッチウイスキー『マッカラン Macallan』

老舗のスコッチウイスキー『マッカラン Macallan』も、Instagramを活用しています。

マッカランの原材料は着色料を一切使わず、きれいな湧水と大麦、イースト菌のみで作られており、ウイスキーを貯蔵する樽は、全ての樽はシェリー樽というこだわり。

緑豊かで、かつての鉄道の遺跡のある場所で作られるマッカランのイメージとしては、「大人」だったり、「男性」、「Bar」と言う様に、お酒だけで楽しむユーザー向けでした。

日本では特に、若い世代はアルコール離れが進み、消費が落ち込んでいる現状の中、
Instagramでのブランディングには、新しい世代のアルコールユーザー確保と、
元来のユーザーへの新たなシーンでの利用価値を提案しています。
新たなるマッカラン市場の展開に乗り出しました。


例えば、こちらのInstagramではパーティーでのワンシーンでしょうか?
アルコールを楽しむ時間には豊富な「動」が生じていると言っています。
動くカメラを使って、「動」の中にある「静」の世界を探ってみたようです。
あなたには、この写真はどの様なイメージを受けますか?


コチラのInstagramの写真はどうでしょうか?
レンズを利用して、レンズを通さずマッカランを写したものです。
何となく、ちょっと秘密を共有してしまったようなドキドキ感があります。
こちらはアメリカでは限定100本しか販売されない商品です。
翌日には、この商品を写したものがアップされています。
次回もの投稿を楽しんで貰う為の、ちょっとした遊び心テクニックです。


♯DidYouKnowのハッシュタグを使い、シリーズを作った紹介をしています。
とこには、スコッチウイスキーのたしなみ方ならぬ、楽しみ方をレクチャーしています。
注ぎ方から、食事×マッカランのマリアージュの提案など様々です。

この様に、老舗スコッチウイスキー『マッカラン Macallan』は、
Instagramを使って、商品のアピール方法を、様々な角度からアプローチしています。

Perrier ペリエ

南フランスの、ナチュラルミネラルウォーターに炭酸が入った「炭酸水」と言ったら、
誰もが目にしたことのある、このメーカーは安心感があります。

炭酸水のダイエットブームに、再加勢する為に、Instagramを活用しています。
投稿をみて見ると、斬新な発想の写真ばかりです。


こちらの投稿写真は、「#MyPerrier」とハッシュタグを付けて写真を投稿すると、
あなたの写真をアーティスト加工してくれるという企画です。
ユーザー参加型企画として、もっと身近にPerrierを楽しんで貰おうという仕掛けです。
SNSでは「いいね!」が付いたり、「リツイート」してもらうと嬉しいですが、
その上を行くInstagramの宣伝方法です。


この写真がInstagramに投稿された時期はお分かりになりますでしょうか?
何となく哀愁があり、渡り鳥が移動している様なイメージが湧きます。
仕掛け側のこの写真の意図としては、センチメンタルになる秋の季節だけど、
Perrierを飲めば空を飛んでいる鳥の様にテンションが高まるというメッセージです。
ものすごいイトが見えてしまう1枚です。

何事もバランスが大切。うまくいかないときは、一本どうぞ。 #ペリエ #とびっきりを飲もう c Pablo Alfieri – 2016

Perrier_JPN (ペリエ)さん(@perrier_jpn)がシェアした投稿 –


ミントカラーの涼し気な雰囲気のする1枚です。
こちらの写真は、どんなこともバランスが重要ということで、
Perrierの上でバランスをとっているのは、植物とその球根でしょうか?
バランスが取れなくなりそうなときは、Perrierを飲んで一息。
スカットリフレッシュしてくださいという提案が詰まっています。
身体のなかから、上手くいかないことを洗い流してくれます。


Perrierの飲み方提案をしている1枚です。
インスタグラムの投稿でも人気のある「フォンダウンウォーター」です。
大好きなフルーツや、ハーブを入れたジャーに、シュワシュワのPerrierを注げば、
オリジナルのスパークリングフォンダンウォーターの完成です!

この様にPerrierのInstagramでは、シーン利用の提案を、アーティスト加工などの手を加えて、
ポップで楽しい写真を投稿しています。
「何の為に」、「どんな目的で」と言う様に、より細かい利用目的意識を付ける戦略を施しています。

ポカリスエット 大塚製薬

一度は飲んだことのある「ポカリスエット」は大塚製薬の看板商品です。
時代をさかのぼる事1980年4月、始めて登場したのは、
245mlの缶飲料として発売されました。
その後1985年に570mlのビンボトルが発売、1990年代には、
1.5Lのペットボトルが登場しました。
時代ごとにパッケージチェンジをしながら、身体に必要な「水分」として、
ずーっと愛されてきたポカリスエットも、Instagramで発信しております。

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ポカリスエット【公式】さん(@pocarisweat_jp)がシェアした投稿 –


水分補給と言ったら、夏には欠かせない飲料がポカリスエット!
夏のキャンペーンとして、「#ポカリのまなきゃ」のハッシュタグをつけて、
Instagramの写真や動画投稿キャンペーンを行っていたのは2016年夏。
全てのものがカラフルでキラキラ輝いている夏は、汗と一緒に水分が不足しがちです。
涼し気なターコイズカラーのイオンボトルは、持ち歩いてもオシャレで、
こまめに水分補給ができるという印象を受けます。

Instagramで写真や画像の投稿キャンペーンを打っているところも、
皆で共有できる水分という様な印象を付ける為の1枚です。

* ほっと一息、"ポカリ、のまなきゃ。" * #遊び 疲れて #ポカリのまなきゃ * #姉妹 #3姉妹 #三姉妹 #ペアルック #お揃い #公園 #休憩 #キュート #可愛い #かわいい #カワイイ * 冬もやっぱり、『ポカリ、のまなきゃ。』 Instagram・Twitterキャンペーン実施中!ポカリスエット公式アカウントをフォロー、 #ポカリのまなきゃ か #ポカリたべなきゃ を付けて写真や動画を投稿しよう!『ポカリ、のまなきゃ。』で検索→ http://pocari-nomanakya.jp * #ポカリスエット #ポカリ #冬 #潤い #乾燥 #水分補給 #ファインダー越しの私の世界 #写真好きな人と繋がりたい #キャンペーン #写真 #photo

ポカリスエット【公式】さん(@pocarisweat_jp)がシェアした投稿 –


冬は寒いので水分は控えてしまいますが、実は乾燥しているし、
遊んでいる時も汗をかくので水分を身体は欲しています。

楽しく元気よく遊び疲れた休憩時には、ポカリスエットでほっと一息ブレイクタイム。
子ども達でも飲めるドリンクです。
仲良く3人でポカリスエットを飲む子ども達に、ちょっと大きめのペットボトルで、
少し大人の顔を覗かせたような写真になっています。
大人になる為に身体に必要な、水分補給という様なイメージを受ける1枚です。


こちらの写真はポカリスエットのイメージバッチリの1枚です。
正に、砂漠の中の「オアシス」です。
商品をバッチリアピールしていますが、言葉が無くても真っ青な空×砂漠×太陽に必要なのが、
「ポカリスエット」とガッツリメッセージが伝わってきます。

大塚製薬のポカリスエットは、水分補給として「ポカリのまなきゃ。」を合言葉に、
ポカリスエットでの水分補給が必要なシーンを提案しています。
なんども「ポカリのまなきゃ。」と繰り返すことで、
喉が渇いた=水分を欲してる=ポカリのまなきゃ。と、刷り込んで印象付ける方法です。
夏しかイメージの無かった、ポカリスエットを温めて飲んだり、
水の代わりに飲むというシーンを写真で表現することで、
1年を通しての商品利用をユーザーへアピールすることができるのです。

カルビー

現在カルビー販売商品の「ポテトチップス うすしお味」や、「ピザポテト」などの、
じゃがいもを原料としたアイテムの一部が、販売を休止することになり、
ポテトチップス売り場は騒然となっています。

北海道産を原料として使用しているのですが、台風被害で収穫量が激減して、
原料調達が困難になった為と言われています。

カルビーから始めて発売されたのが、1955年小麦粉を使用して、あられを作ることに成功!
発売されたのは「かっぱあられ」という、パッケージに清水氏作のかわいいカッパがあしらわれたデザインです。

その後1964年東京オリンピックが開催された年に発売されたのが、
生のえびを直接小麦粉に練り込んだ、「かっぱえびせん」です。
当時、画期的な製法で作られているスナック菓子として、注目の的でした。
話題のポテトチップスが発売されたのはその後1975年のことです。

【堅あげポテト de 簡単レシピ】 ★アイスクリームと堅あげの甘しょっぱさがたまりません♪ 材料 「堅あげポテト」・・・適量 うすしお味がおすすめ♪ アイスクリーム・・・お好みで適量 フルーツ・・・お好みで適量 はちみつ・・・適量 1.お好みの「堅あげポテト」、アイスクリーム、フルーツを準備する。 2.器にカットしたフルーツ、アイスクリームを盛り付け、堅あげポテトを添える。 3.食べる直前にはちみつをかけて召し上がれ♪ 堅あげを小さめに砕いてふりかけてもおいしいです☆ #カルビー女子会 #カルビー #Calbee #堅あげ #Kataage #ポテトチップス #女子会 #ホームパーティ #ホムパ #家飲み #recipe #レシピ

Calbee カルビーさん(@calbee_jp)がシェアした投稿 –


カルビーと言えば!やはりポテトチップスなどのスナック菓子が人気です。
当然、Instagramではスナック菓子の袋を全面的に押し出したものかと思いきや、
こんなオシャレな写真を投稿しています。
今までのカルビーのカリッカリ、サクッサク感は全くなく、
しっとりと、艶やかな食べ方提案です。

フレッシュなイチジクやフルーツ、冷たいしっとりしたアイスに、
とろっとろのあま~いハチミツを垂らして、ポテトチップスを添えています。
堅あげポテトのレシピ紹介として紹介されています。
新しいパーティーのメニューの提案をした1枚です。


この写真一体何の写真か皆さん分かりますか?
なんとカルビーは、Instagramで新卒や既卒採用の募集を告知した1枚です。
てっきり、カルビーの製品の原材料を作っている農場かと思いきや、
ぽちっと押してみると、求人だった…という斬新な1枚です。

とにかく何の写真なのか気にならせるための、引っ掛かりのある写真は重要です。
気になるかならないかだけでも、いいね!の数はかなり違ってくることもあります。


「中秋の名月」をかけた写真です。
一見何の写真なのかよくわからないで、ついついクリックしてコメントを読みたくなってしまいます。
季節の行事を、自社製品に絡めてインパクトのある写真に仕上げています。
皆で集まって食べたいお菓子を販売するカルビーならではの、「遊び心」が溢れた1枚です。

何かに見立てるという柔軟性を感じます。
また、ポテトチップスのいびつな感じがよりリアルに感じさせます。

カルビーのInstagramは遊び心が溢れている写真が多く、
さりげなく利用シーン提案をしていたり、素材の原材料の安心感が伝える為のものだったりします。
どの写真もカラーバリエーションに富んでいて、「楽しそう」な社風が伝わるような活用をしています。

オタフクソース オタフクソース株式会社

日本にソース文化が入ってきたのは、明治時代初期の頃です。
このオタフクソース株式会社は、1922年広島市横川町で「佐々木商事」として創業されました。
始めは酒や醬油などの卸店としてはじまりました。
その当時から、お客様の好みに合わせて、醤油や酒をブレンドして販売しており、。
この技術を活かして「製造酢」の製造を1938年開始、広島への原爆投下でお店は全焼で一度は製造が途絶えました。
ですが、翌年には洋食の時代が来ることを先読みして、ウスター作りに取り込みます。
そして、1950年「お多福ウスターソース」として、販売を開始しました。

「一銭洋食」として人気だったお好み焼きの前進は、駄菓子屋でこども向けに販売されていたお好み焼きです。
その後広島の復興と共に洋食が進化していき、きちんとした「お好み焼き」へと変化を遂げました。
今やお好み焼きに「オタフクソース」なしでは語れないほどのブランド力になりました。
こうして家庭の味を確立した、「オタフクソース」は、家庭では必ずあるソースになりましたが、
最近では様々なソースが増え、新たなユーザー獲得の為にInstagramを活用しています。


こちらは、オタフクソースのキャンペーンの告知をのせた1枚です。
家族でもっと楽しい食事をということで、パパがオタフクソースで作る焼きそばなどを調理していたり、
焼きそばを作ってくれた写真などを「#休日はパパの焼きそば」のハッシュタグをつけて、投稿してもらうというキャンペーンです。
ユーザー参加型のキャンペーンで、抽選でオタフク商品の詰め合わせや、BURUNOコンパクトホットプレートなどが当たります。

お子様やパパにとっては、家族との食事を一緒に作りながら楽しめる、何だか心があたたかくなるような企画です。
それぞれの家庭の焼きそばの具材なんか気になったりしますよね。


こちらの写真は、オタフクソースの活用レシピを提案したものです。
飲食店でも列に並んで食べたいメニューのひとつ、「ローストビーフ丼」も、
オタフクソースが1個あればあっという間に自宅で作れてしまいます。
お好み焼きや、たこ焼きだけじゃなく楽しめるアイディアレシピです。
Instagramを見てくれるユーザーにとっても、有益な情報を与えるという1枚でした。


こちらも投稿キャンペーンを絡めた企画です。
本来のまあるいタコ焼きではなく、もっと簡単にたこ焼きを作ってもらおうと考えられたのが、
「カクたこ」という、卵焼きフライパンで焼ける長方形状のたこ焼きレシピです。
カクたこを焼いて、Instagramに「#カクたこ」のハッシュタグを付けて写真を投稿すると、
抽選で30名様に話題のホットプレートが当たるという企画でした。

カクたこの上をキャンバスに、メッセージや、絵などを書いて、カクたこデコが楽しめるレシピです。
家族や、ホームパーティーの時にさっと作ってあげたい1品です。
カクたこ自体もInstagram映えするレシピなので、思わず作って投稿したくなるというのも、
ユーザーの心をくすぐる1枚でした。

オタフクソース1つあれば、様々な料理に仕えて、レシピのバリエーションも増えるというイメージを印象付け、
醤油やマヨネーズなどの調味料には「オタフクソース」も欠かせないと思わせる戦略です。
Instagramの写真需要の強さを使った戦略を行っています。

SHUSHU 沢の鶴

1717年米屋を営んでいた初代喜兵衛が始めた酒造り、米だけで作る純米酒にこだわり続けている会社です。
沢の鶴は宴席で飲まれるものだったり、居酒屋でおじさんが飲んでいるイメージが強かったのですが、
最近ではコンビニやスーパーでも手軽に日本酒が買える様になり、店頭に置かれているラインナップも豊富になりました。
日本酒ブームで女性が好きなお酒としても人気に火が付きました。

そこで、今までの沢の鶴のイメージを一新して作られたのが、「SHUSHU」です。
パッケージもかわいく女性でも手に取りやすいデザインになっています。
この商品のマーケティングに使用したのが、Instagramです。
お洒落な写真を投稿したい女子を始めとする、Instagramユーザーを狙った戦略を打っています。


なんだかほっこりする1枚の投稿写真は、「卵酒」です。
沢の鶴のアイテムである「SHUSHU」を使った1品です。
身体が芯まで冷える寒い日や、身体の中から温めたい冷え性の方にはもってこいのレシピです。
お酒なのに、風邪を引いた時に飲めるくすりの様な存在のイメージのする1枚です。
家に有ったら便利なお酒としてのアピールはバッチリハマっています。

Let's go out with SHUSHU!  #shushusake #sake #沢の鶴 #sawanotsuru #純米酒

沢の鶴株式会社さん(@sawanotsuru)がシェアした投稿 –


今まで洋酒の雰囲気を漂わせていたSHUSHUが、この写真では一気に和の飲み物に見えます。
背景には竹の柵が見せることで、趣のある写真です。
何となく、涼しげで、川のせせらぎと、風ゆれる木々の葉の音が聞こえてくる様です。
洋テイストで発信していた商品が、本来の和のお酒だと再認識します。
背景を変えるだけで、商品のイメージをガラッと180℃かえることができるのも、
Instagramを利用した写真でのブランディングの魅力のひとつです。

日本酒というと、おじさんが飲むというイメージでした。
沢の鶴で販売されている商品も、ワンカップから樽までありますが、
どちらかというと男性が手に取りやすいパッケージ商品でした。
ですが、新しいパッケージの商品の発信を、Instagramを使ったことで、かわいくて、
女性でも手に取りやすい「日本酒」へとチェンジしています。
この様に、SNSでおしゃれに発信することで、今まで縁遠かったユーザーの目に留まることで、
沢の鶴がどういった製品がある会社という概念が無い分、受け入れられやすいということが分かります。

カルピス アサヒ飲料

「カルピス」は、現在アサヒ飲料と合併しましたが、創業は1916年、三島海雲氏によって創設されました。
内モンゴルで出会った「酸乳」から始まった乳酸菌の研究は、「醍醐味」と呼ばれるクリームの発売へとつながります。
また、続いて乳酸菌を使ったキャラメルの開発も進められ、1917年前身であるラクトー株式会社を設立。
翌年の1918年の4月には第1号となる「ラクトーキャラメル」を発売しました。
ですが、その味や豊な風味は好評だったものの、気温の高くなる夏場には、キャラメルが溶けてしまう事故が相次ぎ、
ラクトーキャラメルの販売を中止しました。

その後も色々と飴などで発売されましたが、いまひとつ売れず。
試行錯誤され、醍醐素を使用した飲料が開発されました。
1919年7月7日これが初めとなる乳酸菌飲料の「カルピス」の誕生です。
気温の高くなる夏がウィークポイントだったことが、「夏」を代表する乳酸菌飲料開発の成功へとつながりました。
この、「夏」のイメージがかなり強いカルピスは、一体Instagramをしてどのような戦略を打っているのでしょうか?

ひまわりが咲き誇る盛夏が待ち遠しいです(´∀`; ) #カルピス #ひまわりの日

カルピス水玉通信さん(@calpis_mizutama)がシェアした投稿 –


一瞬見ただけで「夏っぽい」と感じさせてくれる1枚です。
背景や小物に、ひまわりを使用することで、夏の季節をアピール。
カルピスの商品でなく、水を注いでいるそれぞれのグラスに、
「カルピス」のロゴをあしらっただけのシンプルだけど、清涼感がある写真です。
正にカルピスのイメージそのものという写真ですが、
さりげなく利用シーンの提案をしています。


この写真は遠近法を利用して、真っ青な空に浮かぶ真っ白な入道雲を、
冷たいかき氷に見立てた1枚です。
かき氷ではないのに、見るだけでかき氷と連想でき、
さりげなくカルピスをかけて食べるかき氷はサッパリして美味しいそうと思わせてくれます。
遊び心のある1枚で、カルピスのアピールと共に、
Instagramでこんな写真が撮れるんだと、撮影の仕方を教えてくれています。

☆水切りヨーグルト&「カルピス」のディップ☆ クリーミーで優しい甘さ♪ほんのりとした酸味がさわやかに風味を引き立てる、スイートな「カルピス」のディップです? . 【 材料(2人分) 】 ・「カルピス」大さじ1 ・プレーンヨーグルト225g ・お好みのフルーツやビスケットなど適量. 【 作り方 】 1.ボウルにざるを置いてキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトを入れてひと晩おき、水気をきる。 2.<1>に「カルピス」を加えて混ぜ合わせる。 3.<2>を容器に入れ、お好みのフルーツやビスケット、ミニパンケーキなどを添えてディップしながら召し上がってください。 #カルピス #calpis #レシピ #ビスケット #いちご #手作り #アレンジ #おやつ #ヨーグルト #朝食 #パンケーキ #キウイ #フルーツ

カルピス水玉通信さん(@calpis_mizutama)がシェアした投稿 –


本来カルピスのイメージは「飲む」ドリンクとしてですが、
コチラはレシピをのせて、新しいカルピスの活用方法を提案しています。
一見どこにカルピスと関係あるのかな?と思わせる写真なので、
思わずクリックして説明を見てしまいます。
更に、ディップして食べるのが大好きな人にとっては、
真っ白なカルピスソースを作りたい気持ちにさせるレシピです。
応用を聞かせるレシピを提案することで、飲む以外の用途をユーザーは知ることができるので、
ドリンク用途以外のユーザーも取り込むことができる1枚です。


こちらは、冬にフォトキャンペーンとして、カルピスが行っていたものです。
「カルピスウォーター」と過ごした瞬間の写真を、「#カルピスウォーターと冬」というハッシュタグと共に、
ユーザー参加型のフォトキャンペーンです。
カルピスウォーターのパッケージも冬仕様にしている理由は、「夏」のイメージは固まっているカルピスの、
「冬」にカルピスを飲むというユーザーを確保する為の戦略です。
あえてホットカルピスではないという点にも、カルピスの戦略の狙いが隠されている1枚です。

カルピスのブランドイメージは、圧倒的に「夏」ですが、飲むドリンクとして以外のレシピ提案や、
あえて冬にInstagram写真の投稿を利用して、冬にカルピスをアピールするという真逆の発想をInstagramで発揮しています。
カルピスウォーターのパッケージが可愛いのも、Instagram映えする一つのポイントになっています。
メインの季節以外の商品アピールの場としても、Instagramは活用されているということです。
写真の撮り方次第で、「季節イメージ」が強かった商品も、全く違うものとしてアピールできる様です。

まとめ

今回紹介させていただいた商品は、食料・飲料業界の中でInstagramを使った商品発信をしている企業の一部です。
それぞれ、商品を真正面からアピールしているというより、場所を絡めた商品の写真だったり、
全く関係ないインパクトだけを狙った写真だったりと、様々な角度から目線を当てたアピールをしています。
Instagramの写真1枚で、「利用シーン」提案や、「活用方法」の提案をすることに注力しています。
また、興味を持ってくれたユーザーが、商品を購入してInstagramのかわいい、おしゃれな写真が撮りやすいパッケージだったり、
キャンペーンなどを打って、今まで興味のなかったユーザーにも目に留まる様な工夫がされていました。
ぜひあなたの企業の商品をアピールする時の、参考にしてみてください。