踊るピコ太郎とインスタグラムでPPAP!!


ピコ太郎ってどんな人?

世界中で大ブレイクした「ペンパイナッポーアッポーペン」。短い曲で体を使って誰にでも踊れるPPAP。これほど、この踊りが大ブレイクしたわけはいったいなぜなんでしょうか。

まず、ピコ太郎とはどんな人なのでしょう。急に有名になりましたが、その前から芸能活動はしていたのです。
ピコ太郎さんは、お笑いタレントで、DJ・アーティストとしても活動している「古坂大魔王」さんです。

青森県出身で、現在独身です。

お笑いコンビ(もともとはトリオでした)の「底ぬけAIR-LINE」として活動していましたが、2003年にお笑い活動を休止したそうです。お笑いではなく、音楽の方に足を踏み入れ、名前をNEW BUSHIDOU RAVERSに変えて、NBRとして新たに活動を始めました。そして、クラブイベントをプロデュースしたり、鈴木亜美の楽曲リミックスを手掛けたりしていたようです。

しかし、音楽活動は行き詰まってきたため、もう一度、お笑い芸人としての活動を再開しました。2008年から再開したお笑いですが、6年ほど、あまり芽が出なかったようです。お笑い界では、ピコ太郎のことを日本一面白いやつがいるとか楽屋では誰よりも皆を笑わせると言われていたようです。

人を楽しませるものを持っていて、音楽のプロデュースも手掛けていたというセンスある持ち主です。

世界で羽ばたピコ太郎

そして、突然、爆弾が爆発したようにPPAPで大ブレイクしたのです。

一見、悪そうなおじさんに見えるピコ太郎ヒョウ柄の衣装にマジックで書いた髭、自称53歳の彼は見るからに強烈なインパクトを与えます。
この衣装で出てきたら、出ただけで目を引きます。そして、それから流れる音楽のノリの良さ。

パ音が響くラップのリズムのような軽快感、その非常に軽い感じは子供でも乗り乗りになれそうです。本人によると、この曲が出来たのは、偶然の出来事だったと話しています。

「リンゴ食べながら曲を作ってて、古坂さんがパソコンでちょっと軽快なリズムマシーンの音を流して『パンパンポンポポン、ポン』。ペン持ってたので、ポンが(頭の中で)ペンになって、I have a pen。ちょうど、前の日に食べたパイナップルの空き缶もあったから、パイナップルペン」

ピコ太郎が話している小坂さんというのは、小坂大魔王のことですが、当初本人はそれを否定しています。あくまでもプロデュ―サーだと話しています。
こんなノリで作った曲のようです。8月からツイッターやユーチューブでPPAPの曲などを3本アップロードすると、中高生からPPAPを真似したというコメントが入りました。

その後、ネタサイト9GAGが取り上げたとたん、動画一日1000万回にもなったそうです。それが、世界にまで広がったわけは、ジャスティン・ビーバーが「お気に入り」とTwitterで紹介したことです。

その後、どうなったかは言うまでもないですね。
日本語では、「ペンパイナッポーアッポーペン」ですが、英語では、「Pen-pineapple-apple-pen!」です。この反響に対して、本人は子供の頃を思い出し、面白い人には面白いが何が面白いのかわからないという人も感謝していると話しています。

「子供のころ、ドリフの『生麦生米生卵、イェーイ!』で、僕らはめちゃめちゃ笑っていた。でも大人たちは『何なのこれ。見るの止めなさい』と言って、子供に見せたくない番組ナンバーワンになってましたよね。わかんない人はわかんない、面白い人は面白い、ああ、すごく純粋な反応だな、と。いちばん悲しいのは無視ですから」

では、リズム感あふれるPPAP、楽しく踊れるPPAP、元気になれるTTAP、あなたもインスタグラムで楽しみましょう。

 

黒柳徹子と一緒

「徹子の部屋」に出たピコ太郎。とても面白い番組だったと評判でした。

黒柳徹子もピコ太郎に教えてもらってPPAPを踊りました。80歳を超えているとは思えない元気な徹子さんと人を楽しませる精神が旺盛なピコ太郎と一緒に踊りました。

コメントをくれた人もとても楽しんでいた様子です。
「見ました。面白かったです。何回も笑っちゃいました。」「見ました。徹子さんのオリジナルとか面白かったあ」「見ました。最高すぎた。オニオンペンわろたー」

IKONと一緒

韓国のアイドルグループIKONと共にPPAPを踊りました。韓国で羽ばたくピコ太郎です。「ボーカルHANBINは、とてもうれしそうです。」「HANBINはとても輝いている」というコメントが寄せられいます。

IKONのメンバーが、ピコ太郎と一緒でとても楽しそうな様子が見られますね。

松下奈緒とタモリと

松下奈緒とタモリと一緒にインスタグラムでパチッ。ピコ太郎の眉毛を寄せたこのポーズがいいですね。

「ピコ太郎さーん、いつかお会いしたいでーす」「どの写真も素敵です」「素敵な夜を友達お過ごしくださいね happy all」とコメントが来ています。

 

平野ノラと一緒

紅白歌合戦に出たピコ太郎と平野ノラです。

二人ともパワーがあり、周りを元気にしてくれます。サービス精神旺盛なピコ太郎と平野ノラです。

「金ぴかピコ太郎さん&バブリーなノラさん、どちらもパワフル。良いお年をお迎えください」「ピコ太郎さん、楽しみましたね」「最高w私の大好き2人組」

 

志村けんと一緒

バカ殿様で志村けんと一緒にインスタしています。ヒョウ柄のマフラーですが、志村けんと一緒に映ると、どちらもインパクトが強いですね。かなり背が高いです。二人で、皆を楽しませてくれて、人気がますますアップしてきそうです。

「もちろんリアタイで見てました。もう、ピコちゃんバカ殿とのコラボ最高で元気もらえて幸せでした。ありがとうございます」

「殿の前で興奮しているピコさんが可愛かったです。カナブンブンブーンが聞けて嬉しかったです」

ピコ太郎は、自称50代と言っていますが、小坂大魔王が43歳だから、きっとその年でしょう。彼は、人柄においても非常に腰が低い人間のようです。

例えば、紅白歌合戦の時には、リハーサルの日に周囲のスタッフに何度も頭を下げて、センターマイクに立つと、「金ぴかですみません」と謝って、その場を和ませていました。

また、「人生何が起きるかわかりません」と言って笑わせて、PAPPを披露していました。紅白歌合戦に抜擢された渡辺直美にも声をかけ、後ろのバンドにも頭を下げていました。この気遣いが、皆が今のピコ太郎をここまで応援してきた理由の一つかもしれません。世界中で、ブレイクしたPPAPは、全世界で動画再生回数が4億5千万回で、ギネス世界記録に認定されました。

このPPAPは、局を借りて、6時間で20曲作ったうちの一つだそうです。費用は、10万円しかかかっていないらしいです。彼の曲は、ドイツベルリンで活動するシンガーソングライターモリッツ・ガース氏がペンとリンゴを手にして、ピアノの曲と共に、物寂し気にPPAPを歌っています。

リズムによって全く違う感じになりますね。世界中の誰でもが口ずさみやすい軽やかな曲ですが、ドイツの歌手のように、違ったPPAPが聞けるかもしれません。これほど、世界の人に愛されたPPAPの次は何を出すのでしょう。

これからも世界中の人が、ピコ太郎を注目していくことでしょう。