【インスタグラム】POPを店頭に掲示するべき理由と方法を解説！

2010年にリリースされてから順調に成長を続け、現在では知らない人を探す方が難しいほどの世界的SNSになっている「インスタグラム」。

個人のプライベートアカウントだけでなく、企業や、飲食店やアパレルショップなどの店舗でさえ広告・宣伝の手段として利用しているのが当たり前になってきています。

フォロワーが多ければ、宣伝の投稿がそれだけ多くの人の目に触れるチャンスが増えるということですから、SNSなどのネットマーケティングに資金を投資して本気でインスタグラムに取り組んでいる企業もあるほどです。

では、店舗の宣伝のためにインスタグラムを始めた場合に、「インスタグラム始めました！」のようなPOPを店頭に掲示した方が良い理由と、その方法について解説します。

企業や店舗がインスタグラムで宣伝する理由

企業や店舗がなぜインスタグラムを利用して宣伝・広告をするのでしょうか？また、インスタグラムでの宣伝効果はどのようなものなのでしょうか？

もし、自社・自店でインスタグラムを開設しようか悩んでいましたら最後まで読んで頂けますと、「インスタグラムを始めよう！」と思えるようになっているはずです。

まずは、インスタグラムを利用して宣伝する理由とその効果について解説します。

これまでの主な宣伝・広告の方法

通常は、自社・自店の商品・サービスを宣伝しようとなれば、お金をかけて広告を出すのが普通の流れです。

その広告とは、チラシや看板、テレビCMなどがこれまでは主流でした。しかし、その方法の多くは費用対効果が薄いものばかりです。つまり、かけるお金と労力に対して、見返りとしての売り上げが反映されにくいのです。

どれも存在自体をアピールし、「知ってもらう」ことには一定の効果があるでしょうが、見てくれる人の多くは興味を持って見てくれていません。

多くの人にとって、チラシ・テレビCMは鬱陶しくてスルーしてしまうものであり、看板に関しては見てされもらえないのがほとんどです。

インスタグラムでの宣伝は購入に直結する？

これまでの宣伝方法について解説しましたが、では、インスタグラムを利用した広告はどうでしょうか？

勝手に情報が入ってくるテレビCM・看板・チラシに比べると、自分の意思で「フォロー」さえしてもらえたら、投稿に対して無関心ではなくなるはずです。

また、店舗のアカウントであればフォローする人はほとんどが、「行ってみたい」と思っているユーザーか、すでに行ったことがあるユーザーだと思います。

すでに行ったことがあったり、行ってみたいと思っている方であれば、投稿に興味を持ってくれる可能性は高いですし、実際に購入してくれる可能性も高いはずです。

自分で運営できればコストは「０」？

ここまで、宣伝の方法について「費用対効果」と言う言葉を使って解説してきましたが、インスタグラムでの宣伝をおすすめする大きな理由は、そもそもインスタグラム自体が「無料」で利用できるものだからです。

インスタグラムでの宣伝は簡単に言うと、アカウントを開設し投稿するだけで出来てしまいます。

ここまでが無料でできるため、実質無料での宣伝が可能な点が大きなメリットです。

しかし、実際にはフォロワーを増やす必要がありますし、投稿から購入に繋げるための試行錯誤・アイデアは必要ですので決して簡単と言う訳では無いかもしれません。

それでも、自社・自分でできるならコストがかからずに宣伝できると言うのは大きなメリットであることは間違いありません。

インスタグラムのPOPを店頭に掲示する理由

ここまで、インスタグラムを利用した宣伝についての効果やコストについて解説してきました。

インスタグラムを利用した宣伝をする上で、まずはインスタグラムのアカウントを知ってもらう必要があります。一番手っ取り早く取りかかることができる方法として、「店頭にPOPを掲示する」という方法があります。

特に、飲食店やアパレルショップなどではレジなどに掲示している店が多くあります。

次は、「インスタグラム始めました」などのPOPを店の中に掲示するべき理由について解説します。

1.フォロワーを増やす

まず一つ目の理由は、店頭にPOPを掲示することによって「フォロワーを増やす」ことです。いくらインスタグラムで宣伝の投稿をしても、フォロワーが少なければ宣伝効果は期待できません。

インスタグラム内でフォロワーを増やすことも重要ですがそのためには、安定した投稿頻度を保つことや投稿の質の向上、同じジャンルの投稿へのいいねやコメントなど、意外にもやることが多くて大変です。

そこでまず実践していただきたいのが、店頭へのPOPの掲示です。

一度来店しているということは、全く無関心な人に比べると興味を持ってくれていることは間違いありません。

そういう人が投稿を見てくれたほうが、再来店・購入に繋がりやすいことは明白です。

2.店内を少しおしゃれに

出典元：「TRSP.inc」

次に、二つ目の理由は「店内を少しおしゃれにする」ことです。多くの人がインスタグラムに対して、「おしゃれ」という印象を持っているのでは無いかと思います。全くその通りで、インスタグラムはアプリのデザインからページ内までとてもおしゃれなSNSです。

そんなインスタグラムのPOPを店内に掲示することで、店内を少しだけおしゃれな雰囲気にできるかもしれません。そして、インスタグラムをやっている店舗はどちらかというと、新しいことを取り入れてイケイケな印象を持たれることがあります。

「インスタグラムをやっている店」ということで印象が変わり、少しの印象・心象の変化が再来店に繋がるかもしれません。

3.販促に利用できる

出典元：「SAC’S BAR」

三つ目の理由は、「販促に利用できる」ことです。販促とは販売促進の略語で、英語で言うと Sales Promotion（セールスプロモーション）です。

ただ、フォローしてください。と掲示していてもお客さんにメリットがなければなかなかフォローしてはくれません。そこで、販促を絡めることで中長期的な集客にもつながります。

例えば、「今、アカウントをフォローしてくれたら100円引き！」などのようなコメントをつけて掲示することで、お客さんにとってもフォローするメリットがあるため可能性が高くなります。

そして、フォローしてもらえたら宣伝の投稿でまた来てもらえるようにアプローチが出来ます。

また、そういった販促は通常は割引券やスタンプカード、のぼりやポスターなどの必要なツールを作成したりお金が少なからずかかります。

セール情報でインスタグラムで発信し、それを提示してもらうことで割引券の代わりとして扱うなど、可能性は広がります。そうした販促などいろんな部分でコストカットにも役に立つかもしれません。

インスタグラムのPOPの例

出典元：「Stagraphy 津田沼PARCO」

ここまでインスタグラムを利用した宣伝と、店頭にPOPを掲示するメリットについて解説して来ました。

次は、実際に「インスタグラムを宣伝に利用したい！」「店頭にPOPを掲示したい！」と言う方のために具体的にPOPを店頭に掲示する方法について解説します。

まず、POPからインスタグラムをフォローしてもらうためには以下の二つの方法があります。

「ユーザーネームを検索してもらう」「ネームタグを読み取ってもらう」この二つについて解説します。

1.ユーザーネームを検索してもらう

インスタグラムのユーザーネームとは、「＠の後に続く文字列」のことを指します。

本サイトが運営しているインスタグラムアカウントでいうと「colorful_ig_media(上記画像赤枠)」が実際のユーザーネームになります。

「ユーザーネーム」を入れたPOPを作成し、検索してもらうのが一つ目の方法です。

このようなPOPを店内に飾ると、店内のおしゃれ感が増し、フォロワーの獲得にもつながります。

2.ネームタグを読み取ってもらう

まず、「ネームタグ」とは、インスタグラムにおけるQRコードのようなものです。

ネームタグをスクリーンショットなどで保存し、印刷して掲示すればそこからフォローしてもらうことが可能です。

こちらが、本サイトが運営しているインスタグラムアカウントのネームタグです。

通常の「QRコード読み取りカメラでもアカウントのプロフィール画面に飛ぶことができます。」

以下で、インスタグラムのアプリ内での読み取りかたを解説します。

まず、プロフィール画面から右上の「3本線」をタップします。

次に、「QRコード」を選択します。

すると、自分のQRコードの画面が表示されます。その下の「QRコードをスキャン」をタップします。

真ん中の四角でフォローする相手のQRコードを読み取ります。

以上が、ネームタグ（QRコード）を使用したフォローの方法です。

まとめ

宣伝や広告にインスタグラムを利用するメリット、店頭にインスタグラムをフォローして貰うためのPOPを掲示するメリットをご紹介して来ましたがいかがでしょうか？

インスタグラムを利用した広告は、コストをカットできる、購入・再来店につながりやすいと言うメリットがあります。

広告のつもりがなくても、お店の普段の様子を投稿し続けるだけでもファンがつく可能性もあります。

ぜひ、当記事で紹介したことを使ってインスタグラムでの広告を始めてみてください。