まるで魔法の粉!?家中の汚れがピカピカになる「#オキシ漬け」とは


最近インスタにアップされていることが多い、泡だらけになったシンクの写真ですが、皆さん何をしていると思いますか?
実はこれ、ある洗濯用洗剤を使って台所用品やバスグッズ、汚れた靴などを漬けおきしている写真なんです。
今回は、ママの間で話題の「オキシ漬け」という万能掃除方法をご紹介します。
ママはもちろん、一人暮らしで掃除が苦手な方も必見です!

 ママに大人気のオキシ漬けとは?

オキシ漬けとは、「オキシクリーン」という洗濯用洗剤を使い、様々なものを漬けおきするという、インスタで話題の掃除法です。
頑固な油汚れがついた台所用品や、カビがついたバスグッズ、食べこぼしや出血による汚れがついた衣服など、様々なものの汚れを落とせます。
方法も簡単で、汚れを落としたいものをオキシクリーンを溶かしたお湯に漬けおきするだけなので、忙しい主婦も一人暮らしで家事が苦手な人でも実践しやすいんです!

汚れやすい白いスニーカーも、オキシ漬けで新品のように綺麗になります。

「オキシクリーン」は、アメリカ製の漂白剤入り洗濯用洗剤で、日本ではコストコやネット通販で販売されています。
洗濯用洗剤ですが、成分は過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、界面活性剤、柔軟剤とシンプルなので、衣服以外の汚れ落としにも使えるのです。
過炭酸ナトリウムの酵素の力が、頑固な汚れを分解し水に溶かして落とします。
自然分解作用なので、ペットやお子様のいる家庭でも安心して使えますよ!

オキシ漬けで汚れが落とせるものは?

・調理器具(鍋の焦げ付きや茶渋、五徳など)
・浴室用品(イスやフタのカビ汚れ、床の黒ずみなど)
・浴槽
・洗濯槽
・トイレ(便器の中)
・衣類、靴
・タオル

ただし、以下の素材はオキシクリーンの強力な洗浄力で傷んでしまうので、オキシ漬けは避けましょう。

・金属
・ウール
・ウール混紡
・シルク
・麻
・麻混紡
・革製品
・塗装された木製品

 5分でできる!簡単オキシ漬けの方法

①栓をする

オキシ漬けで使う場所がシンクや浴槽など、排水口が付いている場所なら、栓をしっかりしてからお湯を貯めてください。
専用の栓がない場合は、ビニール袋に水を入れて空気を抜いたものや、ダイソーのシリコンラップを代用してもOKです。

②高温のお湯を貯める

汚れを落としたいものを60度のお湯に漬けます。洗面器やシンク、洗濯槽など、ものの大きさに合わせてお湯を貯める容器を選びましょう。
60度のお湯は、ギリギリ触れられる程度のお湯です。酵素が働く温度は40度〜60度なので、必ず高温のお湯に漬けてください。

③オキシクリーンをお湯で溶く

オキシクリーンは付属のスプーン1杯程度を使います。
そのまま貯めたお湯に溶かすのではなく、別の容器でお湯に溶かしてから使いましょう。

④1〜2時間漬ける

オキシクリーンは洗浄力が強いため、素材によっては長時間漬けると傷む可能性があります。
まずは1〜2時間漬けおきして、汚れの落ち具合を見て必要であれば少しずつ時間を延ばしましょう。
オキシクリーンに含まれる酵素の力は、6時間以上経つと効果を失うため、漬ける時間は最大6時間が限界です。

 日本製?アメリカ製?オキシクリーンの選び方

オキシクリーンはアメリカ製の洗剤ですが、実は日本仕様に作られた日本製のものも存在します。
洗浄力は同じですが、違いは香料と界面活性剤が含まれているかいないか、という点です。
アメリカ製は香料と界面活性剤が含まれており、日本製は含まれていません。
そのため、アメリカ製は香りがあり泡立ちが強めです。

汚れを落とす力は大差はありません。
香りを楽しみながら掃除をしたいなら、アメリカ製、素早くすすぎたい、または香りは強くない方が良いというなら日本製、というふうに好みで選んでOKです。
また、オキシクリーンの代用品として、ダイソーで販売されている「オキシウォッシュ」や「過炭酸ソーダ」もオキシ漬けに使えます。
どちらもオキシクリーンと同じように、頑固な汚れを落とす酵素系漂白剤です。

オキシ漬けの注意点

オキシ漬けをするときは、必ずゴム手袋をしてください。
酵素の力は、皮脂にも強く作用するため、素手でオキシ漬けをすると皮脂が奪われてカサカサになってしまいます。
ゴム手袋をつけても、念のためにオキシ漬け作業のあとはハンドクリームで保湿しましょう。

 まとめ

まさかの洗濯用洗剤で台所や浴室のお掃除ができるなんて、主婦の知恵・発見はすごいです!
オキシ漬けなら、汚れたものにお湯とオキシクリーンを1〜2時間漬けるだけなので、毎日の家事の合間にできて楽チンですね♪

週に1回、オキシ漬けの日を作っておけば、汚れが溜まらないので年末の大掃除の負担も減るでしょう。
オキシクリーンはネットショップでも手に入りますし、代用品の「オキシウォッシュ」や「過炭酸ソーダ」はダイソーで販売されているので、まずはお安い代用品で試してみてはいかがでしょうか。