沖縄の超絶パワースポットの恩恵を受けるならここへ行くべき!


日本屈指のリゾート地である沖縄県。

マリンアクティビティに、郷土料理、買い物など様々な楽しみ方を沖縄で体験することができるのですが、本日は豊かな自然環境を活かしたパワースポットに焦点を当ててみましょう!

この島でしか見ることのできない様々な神秘的な大自然に、きっとあなたも驚くはず!

斎場御嶽

まず最初に紹介するのは、南城市にある「斎場御嶽」。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、世界遺産にも登録されています。

御嶽とは、沖縄県内に数多くある神様が住み、祀る場所のこと。今でも地元の人たちの信仰の場所として機能しており、斎場御嶽は沖縄県内にある御嶽の中でも一番の聖地と呼ばれています。

その理由は、琉球王国の始祖「アマミキヨ」がこの斎場御嶽を作ったとされ、琉球王国の最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式でも、斎場御嶽で執り行われたからと言われているからです。

そんな聖地と呼ばれている斎場御嶽は、今でも県民の皆さんの信仰の場所となっていますので、訪れる際はいくつかのマナーとルールを守る必要があります。

本来沖縄にある御嶽では、お願いごとをするよりも、自然や神様、自らに関わるもの全てに感謝を捧げる場所という意味合いがあります。

なので、訪れた際はまず「感謝」をすることを心掛けてみましょう。

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷は、もともと鍾乳洞だった場所が崩れてできた自然に囲まれた森のことです。

約2万年前に生きていた「港川人」の居住区だった可能性もあり、今もなお発掘調査が行われています。いにしえの太古のロマンに思いをはせることができる緑豊かな場所となっています。

ガジュマルの巨木「大主ガジュマル」や、命の誕生を祝う聖なる鍾乳洞「サニヌシーウタキ」など、圧倒的な迫力の大自然があなたを迎えてくれます。

また「武芸洞」と呼ばれる港川人が生活していたであろう地域にも足を踏み入れることができ、気分はさながら冒険隊! 子供たちの自由研究などにも役立てるかもしれません。

また、ガンガラーの谷の入り口付近ではどなたでも楽しめる「ガンガラーの谷 ケイブカフェ」がオープンしています。

鍾乳洞の中に突如現れるカフェは、まるで映画の世界に迷い込んだかのような感覚になること間違いなし。インスタ映えもするスポットでもあるので、写真撮影はお忘れなく!

備瀬のフクギ並木

備瀬のフクギ並木は、沖縄ナンバーワン人気の観光地、美ら海水族館から約5分のところにあります。

フクギとは、昔から沖縄の集落を台風の被害から守るための防風林の役割を果たしている植物のこと。古いものだと樹齢300年以上にもなり、多くのフクギが連なり並木通りを形成している様は、さながら圧巻。

昔ながらの沖縄の赤瓦屋根が並ぶ集落にフクギ並木が揃って生えており、集落全体を木陰げ覆ってくれて静かで気持ちの良いリラックスできる空間を作り出してくれています。そのため夏でも涼しく散策ができます。

集落全体が迷路のように入り組んでいるので、恋人や家族など大切な人とゆっくり会話を楽しみながら散歩するのにうってつけ。近くにはレンタルサイクルショップもあるので、自転車を借りて海岸沿いを駆け抜けるのもいいでしょう。

ジュゴンの見える丘

最後にオススメするパワースポットは、ジュゴンの見える丘。名護市嘉陽の集落奥にひっそりと佇んでいます。

実はここガイドブックには絶対に載っていない秘境中の秘境。手すりもなく、ほとんど崖に近いような山道を20分ほど歩いていくと絶景を拝むことができるのです。

自分の背丈ほどもある草木をかき分け歩いていくと、突如開けた場所にでます。そこは視界すべてがオーシャンビューの圧倒的な景色! 目の前に広がる東海岸のエメラルドグリーンの輝きを放つ素晴らしい海に惚れ惚れすること間違いなしなのです。

ここは正式な観光地ではないため、立ち入りは自己判断でお願いします。

山道を歩いていくため、オールシーズンに渡り長袖長ズボン、そしてスニーカーというトレッキングに向いた服装で訪れるのをオススメします。

さいごに

沖縄のパワースポット特集、いかがでしたか! 沖縄には未だ数多くの手つかずの自然が残っています。

今回紹介したそのどれもが、昔から人々に信仰され、地域の人々の手によって守られてきた宝であることを忘れてはいけません。訪れる予定のある方は、その土地に対するリスペクトの気持ちを持って、楽しまれてくださいね!