V・ファーレン長崎のおすすめインスタ選手をまとめました


2018年にJ1初昇格を果たしたV・ファーレン長崎は、地元長崎の有名テレビ通販企業が親会社になるなど、多方面から注目を集めているクラブです。
地域リーグ時代から地元の熱心なサポートを受けてきたクラブだけに、所属選手たちの「長崎愛」はインスタの画像やコメントからも感じ取れます。そんな選手たちの中から6人を取り上げ、まとめてみました。

中村慶太

中村慶太選手は、2017年シーズンにクラブの主力として主に途中出場で活躍し、8ゴールを挙げてV・ファーレン長崎初のJ1昇格に貢献した、攻撃的ミッドフィルダーです。
強豪ひしめく千葉県の中でも1、2を争う名門・流通経済大柏高校の出身で、2010年度の高校選手権でベスト4。流通経済大に進み、チームをインカレの優勝に導くなど主軸として活躍すると、高校・大学の同期である田上大地と共に、2016年にV・ファーレン長崎に加入しました。
持ち味は鋭いドリブルで、プロになってからはそこに駆け引きと守備力を身に付けました。サイドのポジションもこなすようになり、オールラウンドな能力を開花させています。

村上佑介

2017年シーズンを最後にV・ファーレン長崎で引退した村上佑介選手は、ふたつのジュニアユースとふたつの大学に在籍した、珍しい経歴を持つ選手です。
8歳の時に静岡県清水市でサッカーを始めると、なでしこジャパンで活躍した沢穂希さんが所属していた、東京の府ロクサッカー少年団で子供時代を過ごします。中学時代は、東京ヴェルディジュニアユースからFC府中U-15へ。高校は国士館で3年間を過ごしましたが、大学は国士館大から順天堂大とふたつのチームを経由。プロ入り後も柏レイソル、アルビレックス新潟、愛媛FCを渡り歩き、2016年にV・ファーレン長崎へ加入するまで、多くのチームに所属してきました。
中でも、柏でのプロデビュー戦で、ディフェンダーながらいきなりハットトリックを決めたのが語り草。主将として長崎をJ1昇格へ導いた後、引退を発表し、2018年からクラブの下部組織のコーチに就任しています。

田上大地

守備の要としてV・ファーレン長崎を支える田上大地選手は、ディフェンダーでありながらストライカーの顔も合わせ持っています。
恵まれた体格を活かした空中戦の強さが武器の田上選手は、全国屈指の名門・流通経済大柏高で高校選手権に出場すると、大会直前にコンバートされたフォワードのポジションで大活躍し、チームをベスト4に導いて大会得点王を獲得しました。
その後進んだ流通経済大で再びディフェンダーに戻ると、同期の中村慶太らと数々のタイトルを獲り、二人揃ってV・ファーレン長崎でプロ選手となります。
2018年に初めてJ1に昇格した長崎でも、ディフェンダーとしてプレーしながら、2月24日の湘南ベルマーレ戦でダイビングヘッドのゴールを記録。これは長崎の記念すべきJ1初ゴールで、クラブの歴史にその名を刻みました。

永井龍

永井龍(りょう)選手は、厚い胸板がユニフォームの上からでもわかる、マッチョスタイルが自慢のフォワードです。2016年シーズンにV・ファーレン長崎に在籍し、ほとんどの試合に出場して17ゴールを挙げるなど、キャリアハイの活躍を残しました。
兵庫県西宮市の出身で、元プロフットサル選手の兄の義文さんと共に、セレッソ大阪の下部組織で育っています。この頃から年代別代表に選出されており、2010年にトップチームに昇格すると初年度から活躍。2012年にはオーストラリアに移籍して、外国での武者修行も経験しました。
2017年に名古屋グランパスに移籍したため、V・ファーレン長崎に在籍したのは1シーズンでしたが、5月の月間最優秀ゴールを始め印象的なゴールを数多く残し、サポーターの記憶に刻まれた選手となりました。長崎在籍時には、一般人女性と結婚もしています。

三浦雄也

三浦雄也選手は、2015年から2017年までV・ファーレン長崎に所属していたゴールキーパーです。2018年1月にクラブから現役引退が発表されました。
愛知の中京大学附属中京高校から筑波大学と、学生サッカー界の名門の出身で、筑波大では主将も務めました。2012年に柏レイソルに加入してプロの道を歩み始めた矢先、右手の指を骨折します。怪我から回復してすぐ松本山雅に移籍すると、今度は右膝前十字靭帯断裂の大怪我に見舞われました。
出場機会を得ないまま、清水エスパルスを経てV・ファーレン長崎に移り、2016年7月に先発キーパーの負傷で急遽巡ってきた機会がプロ初出場。相手の攻撃を無得点に押さえたこの約70分が、7年間のプロ生活唯一のプレーでした。
趣味の釣りは玄人はだしで、クラブ内の『V・ファーレン釣り部』の部長を務め、番組やイベントへの出演もこなしました。

さいごに

V・ファーレン長崎のインスタおすすめ選手たちを取り上げました。今後の活躍が期待される選手や、サポーターの記憶に残る選手、引退を決めた選手まで、その横顔は様々です。
そんな選手たちのプライベートや趣味の世界が見られるのが、インスタの醍醐味でしょう。引退しても別のクラブへ移籍しても、V・ファーレン長崎にいた頃と同じ笑顔を見せてくれる彼らを、在籍選手と同様に応援していきたいものですね。