最近よくドラマなどに出演している満島ひかりさん。彼女は他の女優さんからは感じれないような独特な世界観を持っています。
そんな満島ひかりさんのインスタグラムをみたことがあるでしょうか。世界観溢れる素敵な写真から、思わず笑ってしまうような写真まで、満島ひかりさんの魅力が最大限に発揮されています。
この写真の女の子に「フラミンゴちゃん」と満島ひかりさんは名づけています。満島ひかりさんの優しい笑顔で語りかける少しハスキーな、でもはっきりとした声が聞こえてくるようです。
良く見ると、インスタグラムの名前が「ミツヒマ」になっているところにもセンスが光ります。
インスタグラムの画像の選び方ひとつとっても、独特の感性で観る人を惹きつけるパワーのある満島ひかりさん。その存在を知らない人の方が少ないのでは?テレビドラマや、映画、ボーカルなどなど彼女のために用意されたどんな舞台の上でも、その才能は高く評価されています。
小泉今日子さん主演で、宮藤官九郎さん脚本のTBS系ドラマ「監獄のお姫様」では、仕事には厳しいけれど、合コンにはびっくりするほどの「おめかし」をして通うメリハリのある刑務官「若井ふたば」役を演じています。
仕事中の「S」を思わせる言動に対して、合コンでは美脚を惜しみなく披露したミニスカート姿で登場するといったギャップにかなり笑えます。
決して派手な人ではないのに、なぜそのオーラは華やかなのでしょう?満島ひかりさんのような女性は、いかにして創造されてきたのでしょうか?
夏、満島ひかりさんの自宅における涼しげな風景。緑から差し込む日差しと柔らかな風に揺れるカーテンの様子にフォロワーの気持ちは涼しく和みます。こんな風に、フォロワーの心を和ますことのできるセンスの良い満島ひかりさんについての背景を知っていきましょう。
満島ひかりさんは、沖縄県沖縄市の出身で、1985年11月30日生まれです。身長は162㎝、血液型はA型で、所属事務所は「ユマステ」。
満島ひかりさんの姉弟もまた著名人です。
写真の中で一緒にジャンプしている弟の「満島真之介さん」は、同じく「ユマステ」に所属して俳優を、妹の「満島みなみさん」はモデルを、その下の弟「満島光太郎さん」は「B3リーグ・ライジングゼファーフクオカ」に所属してプロの男子バスケットボール選手をしています。
これだけの著名人を輩出してきた家族には、しっかりとしたルールが存在していました。
・起床時間は午前5時、家族で「おはようございます」と言い合うのが日課。その挨拶が済んだ後には、ミーティングが行われる。
・父親の指笛と共に、家族は集合して、満島ひかりさんによる「休め、気をつけ、宜しくお願いいたします!」その後にこれからの予定や意気込みについて一人一人が報告を行っていく。
ご両親が「子供の自立心」「発言や表現をする能力の必要性と大切さ」について身を以て知ることができるように教育されていた様子がうかがえます。満島家をひとつの木に例えるなら、その成果は、枝がしなるほどの大ぶりな「実」となるまでに見事な成長を遂げているのです。
満島ひかりさんの女優としての道のりは、まるで小さな頃からすでに敷かれていたような軌跡をたどっています。1997年公開の映画「モスラ2海底の大決戦」でデビューを果たす前、小学生の頃から一人芝居の大会への出場経験を持っています。
「1度始めたことは最後までしっかりとやり遂げる」とお母様からの厳しい演技指導も行われていたようです。沖縄アクターズスクールにも通い、映画の出演も果たしました。
またこの時期、「Folder(後のFolder5)」という小・中学生の男子と女子で構成されるグループに所属し、ファーストアルバム「パラシューター」は10万枚も売れるなどの経歴があり、他にも「NOW AND FOREVER」や「FIRE!FIRE!」とヒット曲を打ち出しています。
2015年の週刊現代による「本当にうまい役者ランキング」で満島ひかりさんは女優部門で1位を堂々と獲得しています。
パリの風景にもすんなり溶けこめる可愛さです。赤などのはっきりと発色するカラーがとても似合う満島ひかりさんは、CMにも引っ張りだこです。
2014年の大塚製薬カロリーメイトのCM「人間とチーター編」では、満島ひかりさん自らが「合成は避けたい」との申し出をして本物のチーターと優しい表情で共演を果たしています。
「母ちゃん、あなたの娘を信じなさい。」沖縄なまりの独特のフレーズで白まゆのようなモコモコ泡にポフッと顔をうずめる資生堂パーフェクトホイップのCMでの自然な演技も印象的で、満島ひかりさんの世界につい引き込まれてしまいます。
CMという限られた時間で繰り広げられる「満島ワールド」。満島ひかりさんならではのこだわりを強く感じます。
満島ひかりさんのインスタグラムに載せられる絵画からは、ほんわかとした女性的なあたたかさも伝わってきます。
2013年日本テレビ系で放送された「WOMAN」は、視聴する回ごとに何とも言えない切なさを覚えるドラマでした。
田中裕子、小林薫、小栗旬、二階堂ふみとのスペシャルな共演者と演じられた物語は、夫を亡くし、残された二人の子供と共に強く生き抜くシングルマザーの姿が描かれていました。
満島ひかりさんにとって初めての母親役ではありましたが、脚本家である坂元裕二さんに対して「子供たちをこういう場所には連れて行けない」など、母親としての演技を追求していく課程で、共演する二人の子供を我が子のように思うあまり脚本の変更を願い出たといったエピソードもあるようです。
初めての役だとは思えないほど、視聴者にたったいま実際に起こっている出来事を目の当たりにしているかのような錯覚まで引き起こすリアルな演技に、心を打たれ「私も強く生きなければ!」「子を思う母親として本当の意味で自立がしたい」と勇気を与えられた人が数多くいました。
こちらの写真は2014年に放映されたTBS系の日曜劇場「ごめんね青春」の先生蜂谷りさ役のもの。「蜂谷りさ」の名前でのインスタグラムも登場して、撮影風景などが載せられており話題になりました。
しかし、出演するドラマは必ずと言って良いほどヒットする満島ひかりさんでも、オファーを断るほどプレッシャーを感じた役柄があったのです。
「満島さんがやってくださらなければOKを出しませんでした。」テレビの歴史創成期から活躍されて来た黒柳徹子さんにこう発言をさせてしまうほど、満島さんの演技力は群を抜いています。
役のあまりの大きさにプレッシャーを感じ、出演のオファーを2度も断るという経過を経て、満島ひかりさんは中園ミホさん脚本による「トットてれび」の主演を引き受けました。
「ただのそっくりショーや、再現ドラマにしたくない」という黒柳徹子さんと満島ひかりさんの希望で出来上がった作品、その希望通り役柄への深い研究を重ね作り込まれた成果がそこにはありました。
2017年MONDO GROSSO(モンドグロッソ)の楽曲である「ラビリンス」で満島ひかりさんはボーカルの才能を発揮しました。夜の広大な香港の街を舞台に透明感のある曲と甘く切ない歌声がリンクして、街を駆け巡りながら自由にしなやかに踊る姿には目を奪われてしまいます。
当初、ボーカルが満島ひかりさんであることは隠されていましたが、その正体が明かされたときの視聴者の反響は多大なもので、そこから満島ひかりさんの才能に興味を持つ人がさらに広がっていきました。
インスタグラムの中で映し出される「満島ひかりさん」の世界観にひたれる画像と一緒に、満島ひかりさんの背景や、演技への熱意、こだわりに注目してきました。
子供を持つ立場にある人からすると、満島家のルールは大変参考にしたいと感じられた人もいらっしゃることでしょう。親であれば、満島ひかりさんのように自分の信念を持ちそれを発言できる力や、内側から輝く美しい人に育って欲しいと願うのは自然な感情です。
自分の性格について「正直すぎる」と語ったこともある満島ひかりさん。どんなに難しく思えるステージを用意されても、正直に真面目に向き合う演技は、ドラマの最終回を迎えているのに「続きが観たい」と視聴者に思わせる力を秘めています。
同じように、インスタグラムの写真や何気ないコメントにも「満島ひかりさんをもっと知りたい」「他にはどんな才能があるのだろう」とフォロワーに期待を与えてくれます
日本が世界に誇れる才色兼備の女優として、満島ひかりさんの活動から目を離さずにはいられません。