インスタグラムで公開!神秘的な顕微鏡の世界へようこそ!

顕微鏡の開発および販売を手がけるNikon Instruments( ニコン インストルメンツ)では、年に1度、顕微鏡写真のコンテストである「Nikon Small World(ニコンスモール ワールド)」が行われています。

Nikon InstrumentsのInstagram公式アカウント#nikoninstrumentsでは、Nikon Small Worldに入賞した顕微鏡写真を公開しています。ほかにも、肉眼では決して見ることができない、美しく神秘的な顕微鏡から見える世界を紹介しています。

それでは、Nikon Small Worldの入賞作品とともに、非日常的な顕微鏡写真の世界をご案内いたします!

ちなみに、Nikon Instrumentsとは?

カメラでお馴染みのニコン。実は、ニコンが誇る高度な光学処理や画像処理の技術は、カメラだけではありません。ニコンでは、生物顕微鏡や産業用計測機器を取り扱うインストルメンツ事業も展開しています 。

ニコンの光学、精密、画像の処理技術が、生物顕微鏡に用いられることで、研究機関における最先端の研究をサポートしています。産業機器分野では、工業用顕微鏡、 測定器、X線を使用した検査機器などに活用され、精度の高い計測技術を提供しています。

ニコンの海外におけるインストルメンツ事業は、関連会社が展開しています。アメリカにおけるニコンのインストルメンツ事業は、Nikon Instruments Inc.が担っており、顕微鏡写真のコンテスト「Nikon Small World」の主催者となっています。

Nikon Small Worldとは?

「Nikon Small World」は、1978年から開催され、今年で 42回目となる、Nikon Instruments主催の顕微鏡写真の国際的なコンテストです。2016年度は80ヶ国から2000以上の応募作品が寄せられました。

優勝者には、賞金3000USドルと、日本のニコン本社やレンズ製造工場へ特別招待されます。トップ20までは賞金が獲得できます。写真の撮影時、電子顕微鏡の使用は不可で、光学顕微鏡を使用しなければなりません。ただし、ニコン製顕微鏡の使用は必須ではないとのことです。

参加資格は、ニコンの関係者や顕微鏡およびカメラ関連企業の関係者を除く18歳以上。過去3回の優勝者や、他のコンテストの入賞作品は応募できません。参加者の多くは、大学などの研究機関の研究者です。化学、生物学、植物学、バイオテクノロジーなど、研究分野は多岐にわたります。

入賞作品はカレンダーに!

全ての入賞作品は、Nikon Instrumentsの特設WEBサイトに掲載されています。入賞作品の一部は、Nikon Instrumentのインスタアカウントでも公開されています。

さらに、入賞作品は2017年のカレンダーとなって、オンラインストアで販売されています。価格は12USドル(送料別)。海外への配送も受け付けていますが、送料は自己負担となります。

研究所などの特別な場所でしか見ることのできない顕微鏡写真は、美しく繊細な芸術作品です。お部屋のインテリアとしていかがでしょうか。

顕微鏡から見るミクロの世界を覗いてみよう

顕微鏡そのものが、研究所などの特別な場所に置かれているため、非日常感を感じさせてくれます。

顕微鏡から見えるミクロの世界は、日常とは全くの別世界。それが美しく、どこか神秘的なのが、顕微鏡写真が持っている最大の魅力なのかもしれません。

顕微鏡写真の国際コンテストである「Nikon Small World」は、肉眼では確認できないミクロの世界を覗く貴重な機会を提供してくれています。

それでは、Nikon Small World 2016でトップ20にランクインした顕微鏡写真の一部をご紹介しますので、自分が顕微鏡を覗いているような気持ちになってみましょう!

 

優勝:セブラフィッシュ

Nikon Small World2016の優勝作品。米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターで、顔細胞の形態形成に関する研究に従事する、オスカー・ルイス博士が撮影した、研究で使用している生後4日のゼブラフィッシュの赤ちゃんです。

拍子抜けた感じの表情が可愛らしいです。「おめでとう!」「素晴らしい写真だよ」「優勝にふさわしい作品!」と、称賛の声が寄せられています。

準優勝:アゲート

「素敵な色合い!おめでとう!!」とのコメントが寄せられている、こちらの写真は、準優勝を受賞した作品です。撮影者は、米ウィスコンシン州立大学自然歴史博物館のダグラス・ムーア氏です。

アメリカのティーピー渓谷で採掘された、アゲート(瑪瑙、メノウ)と呼ばれる鉱物の一種の断面を研磨した写真だそうです。

第3位:人間の皮膚細胞由来の脳神経細胞

「皮膚細胞が脳細胞に?信じられない、マジックだよ」とのコメントも寄せられる、こちらの写真。

英オックスフォード大学で臨床神経科学が専門のレベッカ・ナットブラウン氏が撮影しました。人間の皮膚細胞から生成された脳神経細胞なのです。信じられないけれど、実存している細胞なのです。

 

第4位:蝶の口先

「この写真気に入ったよ!」とも評されている、こちらの写真。ヨヘン・シュレーダー氏が撮影した、蝶の口先です。普段肉眼では見えない、蝶の口先が、細部まで鮮明に確認できます。芸術作品です。

第5位:ゲンゴロウの前足

Nikon’s Small World 2016の入賞作品を網羅したカレンダーの表紙を飾ったのが、こちらのカラフルなお花のような写真。「かわいい~」「美しい!」とも言われていますが、実は昆虫のゲンゴロウ(雄)の前足だそうです。

米メリーランド州の医療研究機関であるハワード・ヒューズ医療研究所(HHMI)のイゴール・シウナノビッチ博士が撮影しました。

第9位:エスプレッソコーヒーの結晶

日本からの入賞作品です。安曇野ビンサンチ美術館の館長を務める、北山敏氏とその奥さんである北山早苗氏が撮影した、エルプレッソコーヒーの結晶です。

いつも飲んでいる茶色いコーヒーとは全く異なる様相です。「ゴールドとブルーの色合いが美しい!芸術とサイエンスの調和が美しさを醸し出しますね」「かっこいい!」とのコメントが寄せられています。

第10位:ゾウリムシ目の単細胞生物

パナマのロヘリオ・モレノ ギル氏が撮影した、食べ物を摂取した直後のゾウリムシ目の単細胞生物です。スケスケなので、何を食べたのかが、なんとなく分かってしまいますね。「すごい」とのコメントがされています。

第14位:ネズミの網膜神経節細胞

米カリフォルニア州の国立顕微鏡画像研究センター(NCMIR)のキム・ヨンギョン博士が撮影した、ネズミの網膜神経節細胞です。「もっと画質をよくしたら、売れる写真になるのでは?欲しい!」との購入希望の声も上がっています。

第16位:放散虫の化石

カリブ海の島国バルバドスで採れた、動物性プランクトンである放散虫の化石です。

撮影者であるイタリアのステファノ・バローネ氏が、顕微鏡を覗きながら手作業で、ビクトリア朝様式のように並べたそうです。単体で見るより、一層立体的に見える気がします。「いいね!」を多く獲得しています。

 

優秀賞:ムシヒキアブ

トップ20入りを逃したものの、優秀賞を受賞した写真。ムシヒキアブの顔をクローズアップしたものです。目のレンズや体毛がリアルで「Ooh!」とのコメントも寄せられています。

まとめ

Nikon Small Worldの入賞作品を見ていると、自分が顕微鏡を覗いているような気持ちになれたでしょうか?どこか神秘的で美しい、顕微鏡から見える世界は、まるで美術館で芸術作品を見ているかのようで、思わず見入ってしまいます。

Nikon Instrumentsのインスタアカウントでは、顕微鏡から見えてくる世界を随時紹介しています。毎年Nikon Small Worldという顕微鏡写真コンテストも開催され、入賞作品も公開されています。普段肉眼では確認不可能な顕微鏡の世界をフォローしてみてはいかがでしょうか。