【colorful – マーケティング】3年間インスタグラムでマーケティングをしてみて思ったこと「インスタグラマー 活用」

ビジネス・物販・サービス提供関連でインスタグラム運用を行う際に必ず「企画」「アイデア」が必要になってきますよね。他社とは違う、競合よりも更に考え抜いたマーケティングを行いたいと思うのは当たり前です。しかし、その中でも最も瞬発性があり、KPIに近い達成を行なってくれるのが「インスタグラマーの活用」です。

実際に依頼する前の段階で、ただただ依頼するのではなく、インスタグラマーか活用するに当たっての費用感、選定基準などのしっかりとした用意が必要になることも理解しておきくことが重要です。

まずはどの程度のフォロワー数なのかを確認する

まずは最大に重要な「フォロワー数」の確認を行うところから選定していきます。ここで言うところのフォロワー数は「どれだけのインスタグラムユーザーの目にPRできるか」といった広告的な数値になってきます。

そこで、まずはどれほどのフォロワーを抱えているインスタグラマーを活用するべきなのかという点になってくることでしょう。また、実際にどれ程のフォロワー数を抱えていればインスタグラマー だと言えるのか。

実際にインスタグラム内でインスタグラマー と呼ばれている人達は「1万人以上のフォロワー」を保有しているインスタグラムユーザー

*フォロワー数との関係性

フォロワー数 カテゴリ
1000人未満 一般
1000人〜3000人 カテゴリによっては起用される
3000人〜10000人未満 マイクロインフルサー
10000人以上 インスタグラマー 

基本的にPR案件をお願いするインスタグラマーと呼ばれているユーザー達の基準は1万人以上を基準とされており、その理由の1つに「ストーリーにURLリンクを挿入することができる」のが1万人以上のフォロワーを持っているユーザーに限られているから、というものがある。

基本的にインスタグラムではURLリンクをフィード投稿(通常投稿)では貼り付けることができなく、外部にサイト(物販の場合なら外部ECサイト)への誘導を行うことが困難になっており、唯一URLを貼り付けることができたのは「プロフィール下」の箇所だけだった。

しかし、昨年のアップデートにより、本来ではインスタグラム広告でしか利用できなかったストーリ上でのリンク挿入が「1万人以上のユーザー限定」で利用できるようになった。(上)左画像の「もっと見る」という部分をスワイプすると右側の画像のように、インスタグラムを離脱しないまま外部サイト表示が可能になっている。

このことからも、インスタグラマー を活用するのであれば、投稿だけではなくストーリーPRで外部サイトへの直アクセスを期待することができる。しかし1万人以上のフォロワーを持っているユーザーに限るので、インスタグラマー は基本1万人以上のフォロワーを保有しているユーザーに限られているのだ。

次に案件の単価相場を理解する

ビジネスPRでインスタグラマー を活用したい場合、無料でお願いをする。なんてことはナンセンスだ。あくまでもビジネス上での付き合いでお願いする為、インスタグラマー 側に何かしらのメリットがないと成り立たない。

ここで把握しておきたいのは、インスタグラマーにPRをお願いする上で必要になってくる費用感だ。以下は3年間、ビジネスでインスタマーケティングを行なってきた上での過去から算出した費用感だ。

*フォロワー数とインスタグラマー のPR単価

フォロワー数 費用感
1000人未満 0円(お願いすることはない)
1000人〜3000人 商品付与でお金は発生しない
3000人〜10000人未満 フォロワー数×0.5円または商品付与
10000人以上 フォロワー数×1~5円+商品付与

わかりやすく表にまとめてみたが、基本的にマイクロインフルエンサーと呼ばれる3000〜10000人以上のフォロワーを保有しているユーザー、1万人以上のフォロワー数を保有しているユーザーに限定して選定を行う。インスタグラマー 側もPR案件を日々行なっているユーザーであれば、直ぐにスケジュールや金額交渉ができるが、まだあまりPR案件慣れしていないユーザーの場合、しっかりとした投稿やハッシュタグなどの取り決めを行わなければならない。

5万人または10万人以上のフォロワーを保有しているユーザーに関しては、更に費用が掛かってくる可能性と、他社とのPR案件が被ってしまう可能性があるので、出来るだけ被らないスケジューリング投稿を行なってもらう必要もある。

◆カテゴリにマッチしている場合はフォロワー数を無視

例:新作の「シール」の販売向上PRしたい。しかしコミュニティやファンが見つからない。
*どのユーザー層に向けてPRすればいいのかもわからない。

この場合、インスタグラマーにPRをお願いしたところで結果は販売向上は未知数だ。基本的にファッションやアパレル系、美容などのPRがスタンダードになっているため、どんな案件でもインスタグラマー はフォロワーを大事にしていることpが多いので、カテゴリがマッチしないと断られる可能性もある。

この場合、1万人以上のインスタグラマーに限定するのではなく、しっかりとターゲット層をインスタグラムの中で見つけ出し、しっかりとアカウントがマッチしているマイクロインフルエンサーの活用が

結果:「シール」というカテゴリは手帳や日記を使っている人の方がアクティブに利用する。
*#手帳、#日記などのハッシュタグで検索を行い、フォロワー数・いいね数・コメント数多めなマイクロインフルエンサーを見つける

PRしたいものにマッチしない1万人以上のフォロワーを保有しているインスタグラマーを活用するよりも、確実にマッチしていて、尚且つフォロワー自体もそのカテゴリに興味があるユーザーになっていれば、販売促進・拡散できる規模は変わらない可能性が高い。

*元々興味がある製品・サービスだった場合、商品付与だけでもPRを請け負ってくれることが多い。 

フォロワー数だけにとらわれず、フォロワーの質を理解する

ここまで考えてると、次はフォロワー数というものへの考え方が少しばかり変わってくることでしょう。ただただ1万人以上のフォロワーを保有しているインスタグラーにPR案件を複数件お願いすればいい。なんて考えもナンセンスです。

例:フォロワー数1万人(若年層90%、ママユーザー10 %)
*PRしたい理由は、高級子供服の販売向上
*PR料金はフォロワー数×1円

例えば上記のように、フォロワー数は1万人もいるが90 %が10代〜20代前半の若年層だとする。しかし、PRして販売効果を得たい商品は高級な子供服される商品だとする。その場合、ターゲット層としてみれば、30代〜40代の女性で尚且つ小さなお子様を持っている「ママユーザー」なのだ。

この場合、フォロワー数だけで見ると1万人かもしれないが、若年層のユーザーが多いため、お子様が居る環境ユーザーが非常に少ないということもわかる。(少子高齢化もある)、更に言えばただの「子供服」ではなく「高級子供服」ということを考えると、販売効果が期待できるフォロワー数は1万人のうちの10 %の「1000人」ということになるのだ。

しかし、PR案件費用はフォロワー数×1円となっている。こう考えてみると費用対効果が非常に悪い。目に見えている最高母数が1000人となっているPRに対して1万人への拡散が期待できる料金を払っていることになるからだ。

そうなると、フォロワーが1000人しかいないママユーザー×10人に1000円ずつお支払いした方が確実に効果が出る結果になることだろう。

*その他にも、インスタグラマー にPRを依頼する前に考えておかなければならない(以下)

項目 重視する理由
フォロワー数 どれだけのユーザーの目に入るのか
投稿へのいいね 投稿に反応する人はどれだけいるのか
投稿へのコメント いいねよりもリアルな反応なので最重要
投稿のアクティブさ インスタグラマー自体がインスタを活用できているか
今まで案件を受けた過去があるか 過去があればスムーズな取引ができる
ストーリーは配信しているか 投稿だけではなくストーリーでもPRしてもらえる可能性が高い

最後に

インスタグラマー自体は、自分の世界観を持ちフォロワーを大事にしているからこそ、多くのフォロワー数を保有しているが、ビジネスでPR案件を依頼する側は全く別の視点で考えなければならない。特に、結果を出しているPRと結果が出ないPRの違いはここにある。

ただただインスタグラマーにお願いするにではなく「PRにマッチしているか」「フォロワーはどんなユーザー層なのか」までしっかりと把握した上でお願いすることが費用対効果を高められる最大の施策なのです。