【関西】死ぬまでには見たい!ホタルが見れる場所ってどこ!?


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-2019-07-20-最新の情報を元に加筆修正

初夏の夜を幻想的に彩るホタルの光。淡い自然の光はとても美しく、見る者を魅了します。ホタルは自然環境のバロメーターとも言われており、豊かな自然の中でしか生きられません。

また、ホタルの発光の見頃はわずか半月あまりの限られた期間のみと、とても貴重な風景なのです。

今回は死ぬまでに絶対見ておきたい、関西エリアでホタルの見られるスポットをご紹介します!有名スポットから隠れた穴場まで、初夏の思い出作りに必見のスポットばかりです。

太閤園 ホタル物語

太閤園 ホタル物語(たいこうえんほたるものがたり)は、大阪府大阪市、京橋のすぐ近くにある太閤園で毎年行われるイベントで、日本庭園に舞うゲンジボタルとヘイケボタルを観賞することができます。

見頃は例年5月末~6月20日くらいまでとなっていますが、4月からの蓄積気温次第で多少変動するかもしれません。ホタルは日没1時間後くらいから見られますがピークを迎えるのは20:00~22:00なので、20:00過ぎからの観賞がおすすめです!

月曜日から木曜日の平日は、太閤園ほたる物語の入場料は無料。誰でもホタル観賞を楽しむことができます。金曜日・土曜日・日曜日は、太閤園のディナービュッフェまたは館内レストランの利用者のみが鑑賞可能となっています。(施設利用時に配られる鑑賞券が必要です。)

【名前】太閤園 ホタル物語(たいこうえんほたるのもがたり)
【住所】〒534-0026 大阪府大阪市都島区網島町9−10
【電話】06-6356-1110
【定休日】無休
【入場料】◆ホタル物語ディナービュッフェ(フリードリンク付)
大人 金~日8,800円、6月の月~木8,000円、5月の月~木7,500円
小学生 金~日2,500円、月~木1,250円
幼児 金~日1,000円、月~木500円
◆庭園入場は平日無料、金土日は施設利用客のみ庭園入場可(施設利用時に鑑賞券を配布)
【駐車場】80台(無料)
※期間中はレストラン・イベントご予約のお客様優先
※満車の場合は近隣のパーキングをご利用ください

万博記念公園 螢の夕べ

「螢の夕べ(ほたるのゆうべ)」は、万博記念公園内の日本庭園にて開催される恒例イベントで、伝統的な日本庭園を舞うゲンジホタルとヘイケボタルを鑑賞することができます。例年5月下旬から6月上旬に開催されていますが、年度ごとに開催期間が変動するので、詳しくは公式HPをチェックしてください。

期間中はEXPOアーティストによる夕暮れコンサートも予定されています。比較的来園者が少ない平日が狙い目で、ホタルが最も光を放つとされる20:00頃がおすすめです!会場内でのカメラ・ビデオ・携帯電話等による撮影は禁止となっていますので、観賞の際は気をつけてください。

日本庭園・西地区のみ、期間中は21:30まで開園時間が延長になります(入園は21:00まで)。16時30分以降の入園は、自然文化園中央口と日本庭園前ゲートのみになりますのでご注意ください。

【名前】万博記念公園 螢の夕べ(ばんぱくきねんこうえん ほたるのゆうべ)
【住所】〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園1−1
【電話】06-6877-7387
【入場料】大人250円 小中生70円
【休業日】水曜日
【駐車場】有料(日本庭園前駐車場、中央駐車場のみ20時30分まで入庫時間を延長)
【駐車料金】普通車 土日600円/2時間まで(上限1,500円)
平日400円/2時間まで(上限1,000円)

中自然の森

中自然の森は新梅田シティという大都会の中に位置し、都会の喧騒の中に突然現れたオアシスのような、静かで安らげる人工の森です。直径70mという広さに約50種2,100本の樹木が植えられていて、大都会の真ん中であることを忘れさせてくれます。

生い茂る木々の間には、滝、せせらぎ川の流れ、池へと変化する水辺が造られています。豊かな自然に満ち溢れ、樹木の間を流れるせせらぎでは水辺の生物が生息し、6月にはホタルが舞う姿を見ることができます。

6月中旬頃に約2000匹のホタルが放流され、日没から22:00まで観賞することが可能です。新梅田シティではホタルの放流だけでなく、水質の管理や餌となる水草・コケ・カワニナを入れるなど、中自然の森の中にホタルの生息可能な環境を維持する活動を行っています。

【名前】中自然の森
【住所】〒531-6023 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1−88
【電話】06-6440-3899
【入場料】無料
【休業日】無休
【駐車場】460台(時間貸しスペース160台含む)
料金:15分以内無料(入庫から15分以内)、100円/15分(最初の1時間まで400円)

上林川支流ホタル川

上林川支流ホタル川(かんばやししりゅうほたるがわ)は京都府綾部市を流れる川で、たくさんのホタルが生息していることから「ホタル川」と呼ばれています。清流上林川の流域には多数のゲンジボタルが生息しており、6月から7月にかけて幻想的に舞う姿を見ることができます。

綾部市観光センターでは6月中旬に地元有志の人たちによるお祭り「ほたるの夕べ」イベントが開催されます。自然観賞をメインに、地元特産品の販売や、コンサートが開催されるなど盛り上がりを見せます。お祭りは17時からで、ホタル観賞のおすすめ時間は20時以降となっています。

付近に無料の駐車場もありますが、お祭りの日は混雑が予想されますので、公共交通機関を利用するかお早目のおでかけをおすすめします!

【名前】上林川支流ホタル川(かんばやししりゅうほたるがわ)
【住所】〒623-1122 京都府綾部市八津合町縄手1 上林川周辺
【電話】0773-54-0002(中上林地区自治会連合会)
【料金】無料
【駐車場】有り

ほたるの里

ほたるの里は、兵庫県のゲンジボタル保護区に指定されている、養父市奥米地でゆっくりとホタルを見ることができるスポットです。6月上旬~下旬にかけて周辺一帯にホタルが乱舞し、美しい光を放つ幻想的な風景を楽しむことができます。

見られる種類はゲンジボタルのみならず、ヘイケボタルやヒメホタルなどの姿も確認されています。6月中旬に開催される「ほたるまつり」では地元の方々の焼きそば・焼き鳥・たこ焼き・金魚すくい等の夜店が並びます。ほたるの里付近の駐車場のみ有料(500円)になります。

近くには「ほたるの館」やバンガローなどの宿泊施設もあり、宿泊しながらホタル鑑賞を楽しむことができます。ホタルが舞う幻想的な風景を思う存分楽しめる旅は、一生の思い出になること間違い無しです!

【名前】ほたるの里
【住所】兵庫県養父市奥米地
【電話】079-665-0588(ほたるの館)
【駐車場】有り

畑谷川

畑谷川は日本列島の中心点に位置する、「日本のへそ」兵庫県西脇市にあるホタルの名所です。「中畑町ホタル保存会」の方々が生息環境を守り、幼虫から大切に育ててきたホタルが毎年5月下旬から6月中旬にかけて畑谷川流域を舞います。多数のホタルが光を放ちながら乱舞する姿はまさに絶景です。

シーズン中は中畑町公民館が開放され、トイレの利用が可能なので観光の際は参考にしてください。藤の棚橋には無料案内所(飲み物・ホタルせんべい販売)が開設されます。

自由に観賞できますが、カメラ・携帯等でのフラッシュ撮影は他の方の迷惑になりますので気をつけてください。

【名前】畑谷川
【住所】兵庫県西脇市中畑町
【電話】0795-22-3111
【駐車場】中畑町公民館(10台)

おわりに

今回は関西エリアで死ぬまでには見たい、ホタルが見れる場所をご紹介しました。スポットによって、見頃やイベント期間などが異なるので、公式HPなどで確認の上おでかけください!ホタルが光を放つ幻想的な風景を楽しみ、心に残る一生の思い出を作りましょう!