女子柔道選手のインスタのまとめ


世界には様々な女子柔道選手が存在します。それぞれにどのような人物なのか知ってもらうために、その概要やインスタについてまとめました。彼女たちのインスタには、試合中の真剣な表情や練習中の様子などが掲載されています。その他、珍しいプライベートショットも見ることができますよ。女子柔道にあまり詳しくないという方も、これをきっかけに彼女たちの試合を観戦してみてはいかがでしょうか。

オデッテ・ジュフリーダ

イタリア出身のオデッテ・ジュフリーダは、6歳の時に女子柔道の世界に入りました。2009年に開催されたヨーロッパのカデ選手権とユースオリンピックフェスティバルで優勝を果たした実力を持ちます。かつては女子柔道の48kg級に属していましたが、2012年からは52kg級に階級を上げています。また、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、銀メダルを獲得するなど目覚しい活躍を見せました。そのスタイルは戦術的で、袖を絞った状態から担ぎ技に持って行くのが定番スタイルとなっています。右組み大内刈をはじめとして出足払や送足払などの足技も得意としており、その多くで着実にポイントを稼いでいます。

テルマ・モンテイロ

テルマ・モンテイロは、12歳の時に姉の影響で女子柔道の世界に入ったポルトガル出身の女子柔道選手です。一時はサッカーに興味が移って中断したこともありますが、14歳の時に再び柔道に取り組むようになり現在に至ります。柔道選手としては遅いスタートでしたが、52kg級のジュニア選手として早い段階から注目を集めるようになります。2006年にはヨーロッパ選手権で初優勝を果たしました。2009年には57kg級に階級を上げてすぐに優勝を経験し、2階級制覇を成し遂げます。サーフィンやウェイクボードを取り入れたユニークな練習法が話題となっており、その美貌からポルトガルを代表する美人アスリートとして人気を集めています。

 

アンジェリカ・デルガド

アンジェリカ・デルガドは、リオデジャネイロオリンピック後に頭角を現したアメリカ出身の女子柔道選手です。コンチネンタルオープンをメインとして活動していた彼女は、グランプリザグレブ大会で3位に入ったことをきっかけに様々な女子柔道大会に出場するようになりました。いずれも上位に入賞する実力を持っており、腰技を得意とする力強い試合スタイルが他の選手を圧倒しています。一方で右大外刈から左小外掛を使用するなど器用な技術力も持ち合わせており、それ以外にも数々の技を習得しています。技が効かない時には、抜群の力強さで相手を投げ飛ばすこともあるスタミナ満点の選手です。

マルティ・マロイ

スピード感あふれる一本投げなど、鍛え上げた上半身から繰り出される技がマルティ・マロイの持ち味です。アメリカ出身の彼女は6歳の時に柔道を始め、2011年の世界選手権57kg級では準決勝まで進む健闘を見せました。また、2012年にはグランドスラム・パリで銅メダルを獲得しています。続く2013年の世界選手権では2位にまで進み、2015年のパンアメリカン競技大会では女子柔道選手として念願の優勝を果たしました。同年に開催されたリオデジャネイロオリンピックにも出場するなど、常に活躍を続けている女子柔道選手の一人です。

 

ヤーデン・ジェルビ

ヤーデン・ジェルビは、1992年のバルセロナオリンピックで柔道に魅了されて女子柔道の世界に入ったというエピソードを持ちます。最初は57kg級に属して数々の女子柔道の国際大会で活躍していましたが、後に63kg級へ転向しました。2013年にヨーロッパ選手権で3位に入賞したのを皮切りに、グランドスラムの大会で2度の優勝を果たしています。また、イスラエルの選手として初となる世界チャンピオンに輝くなど、華々しい成績を残しています。彼女の得意とする技は内股です。その他、絞め技なども器用にこなすと評されています。惜しまれつつ、2017年10月に現役引退を表明しました。

さいごに

女子柔道は、国が変わればその試合スタイルも変わってきます。今回ご紹介した女子柔道選手たちもそれぞれに得意技が異なるので、それを知った上で試合を観戦すればより深く楽しめるのではないでしょうか。今回ご紹介した選手以外にも有望な選手が世界中にはたくさんいるので、興味を持った方はインターネットや雑誌などで詳しく調べてみて下さいね。