しかし、2020年6月、11月18日にインスタの利用規約改定により、プレゼント企画が違反行為に当たるかもしれないということで新たな施策を行う必要があります。
この記事では、現在インスタグラムでプレゼント企画はできるのか、どういった企画なら違反ではないのかを解説していきます。
・フォロワー購入ではなくリアルなファンを増やしたい
・いいねやコメントを増やしたい
そんな時はのインスタ代行.comを活用してみて下さい。
今なら5日間無料でフォロワー増やし放題!インスタグラムで行われているプレゼント企画とは、「いいねとフォローをしたアカウント」を応募条件に、プレゼント応募者を募り、抽選で当たった人にプレゼントを送るというものです。
プレゼント応募が多いのはつまりフォロワーが増えるということですので、大型のプロモーションを行うよりかなり少ないコスト(プレゼント賞品の提供・送料)でフォロワーを獲得できるのでよく使われている手法です。
しかし、今回の規約改定後もプレゼント企画は開催できるのでしょうか?
規約改定でコミュニティガイドラインに以下の文章が追加されました。
「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認するようなコンテンツを投稿しないでください。
「いいね・フォロー」をした人に現金と現金同等物をプレゼントするのが禁止という内容です。現金同等物というものが定義されていないので、難しいですが「金券」は確実に禁止です。
また、自社の商品や人気のゲーム機種なども現金同等物とみなされる可能性もゼロではありませんので、プレゼント企画は違反行為になってしまう可能性が高いです。
もしガイドラインに違反してプレゼント企画を行った場合、インスタグラムの運営から規約違反ということで、ペナルティとして措置がとられます。
違反しているコンテンツの削除、アクションブロック、アカウントの停止、最悪の場合はアカウント自体を削除されてしまいます。
先述したように、「現金や現金同等物」に何が当てはまるのかが明確になっていないので、正確な答えを出すことはできませんが、少なくとも「いいねやフォロー・コメント」という行動に対しての見返りが禁止されていると判断できます。
つまり、抽選ではなく投稿やコメントの内容から選考してプレゼントをするキャンペーンであれば禁止されている行為ではないと読み取ることもできます。
これからもインスタグラムでプレゼント企画を開催するのは不可能ではないとわかりました。
それでは開催するに当たって、気をつけるポイントや注意点を紹介します。
基本的にインスタグラムでは、AIが画像やキャプションの内容をみて違反しているのかしていないのかを判断します。
画像や記載文字の表現には慎重になる必要があります。
コメントや投稿の内容をもとに選考するのを条件にしたプレゼント企画であれば開催できるかと思われます。以下に具体的な望ましいプレゼントキャンペーン例を紹介するのでを参考にしてください。
・お題に沿ったコメントの中から〇〇名を選考してプレゼント
・指定したハッシュタグを付けて投稿をされた方から、優秀賞に選ばれた方に〇〇を贈呈
ハッシュタグをつけて投稿を促すことで、UGCを集められるのでおすすめです。また、この企画では「いいね」や「フォロー」が増えない可能性が高いですが、直接的にフォローを要求するような文面は控えましょう。
代わりに「ついでにフォローもしてくれたら嬉しいです」のようにすると規約には従っていますし、投稿を見た人は「フォローすると当たりやすいかも」と感じる人もいるのでフォロワー獲得もできます。
かつてのプレゼント企画の主な目的は「新規フォロワー獲得」でした。しかし、これを目的とすると規約違反になる可能性が高くなってしまいました。
そこで、もともとフォロワーが一定数するアカウントであれば、「フォロワーをファン化する」ことを目的にする企画に変えてみましょう。
ファンとはフォロワーとの関係が深い状態で、投稿に対して積極的にいいねやコメントをしてくれたり、企業やインフルエンサーではお金を落としてくれる存在です。
今いるフォロワーに対しての施策を行うことで、自然と投稿にいいね、コメント、保存、シェアが増え、おすすめに乗りやすくなります。
その結果として新規フォロワーも獲得することに繋げられます。
2020年6月にコミュニティガイドラインの追記変更が行われましたが、それ以降もプレゼント企画は行われており、アカウントの停止やコンテンツの削除措置を受けた例はまだ少ないと思われます。
しかし、今はまだ線引きの作業をしている段階で悪質なものは今後排除されると思われるので、違反はしないほうが望ましいです。
今後も規約変更があるかもしれないので、インスタグラムでビジネス、マーケティングをするのであれば常に利用規約改定など公式の情報は常にチェックしておきましょう。