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インスタグラムとフィルムカメラ!世代を超えた魅力とは?


スマホの登場によって多くの人が手軽に写真を撮れるようになりました。最近では、スマホのカメラ性能自体が飛躍的に上がっており、デジタルカメラと遜色ないレベルにまでなっています。

そんな中、若者の間でフィルムカメラの「写ルンです」が人気を集めているのを知っていますか?
そこで今回は、フィルムカメラの中でも特に人気のある「写ルンです」について紹介し、さらに「写ルンです」とインスタグラムで広がる新たな魅力についても見ていこうと思います。

写ルンですって何?

一家に1台、カメラがあるということが珍しかった時代に登場した「写ルンです」は、1986年に発売されたフィルムカメラです。当初は画期的なカメラとして瞬く間に人気商品となりました。
※写真は2016年4月8日に期間限定で発売された30周年記念モデルです。

参考:http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/promotion/lf30/index.html


販売当初から芸能人を使ったユニークなCMが話題となり、現在も富士フィルムではユニークなCMを生み出しています。「写ルンです」を皮切りに多くの会社がフィルムカメラ市場に参入し、90年代には9,000万台近くが出荷され、フィルムカメラは多くの人に愛されました。

その後、カメラ付きの携帯電話やデジタルカメラが登場したことにより00年代から売り上げは右肩下がりになっていますが、近年「写ルンです」は、アナログな使用感が再注目され徐々に人気が広がってきています。

フィルムカメラが人気の理由とは?

一時的に人気の需要がなくなったフィルムカメラですが、なぜ人気が再燃しているのでしょうか?その理由としてデジタルとは違ったアナログならではの理由が隠されています。

デジタルの利点として、「枚数制限がない」、「フィルタが使える」、「すぐに共有できる」、「手軽に使える」など多くの利点があります。アナログはこういった手軽さとは正反対の要因で人気を得ています。

「写ルンです」のようなフィルムカメラでは、「決められた枚数でしか撮れない緊張感」や、「現像するまで見ることのできないワクワク感」といった新たな楽しみ方が若者の間で広がっているのです。

それ以外にも、トイカメラなどでは「カラーからモノクロまでさまざまなフィルムで撮影できる」ことや、「デジタルにはないリアルなシャッター音やレンズを覗く行為」など、アナログ世代としては当たり前のことがデジタル世代にとっては新鮮に写っています。

こういった理由から、フィルムカメラは世代を超えて親子で楽しめる新たなアイテムとして再注目されているのです。


著名人やアイドルも愛用

フィルムカメラの人気が広がったもう1つの理由として著名人やアイドルの使用があります。

有名写真家や国民的アイドルグループのメンバーが使用を公言したことでさらに人気が高まっています。また、人気モデルがインスタグラム上で「写ルンです」で撮影した写真を公開すると、あらゆる方面で人気が再燃したのです。

マイブーム。 #写ルンです

MEGUMIさん(@megumi1818)が投稿した写真 –


データ化サービスでさらに広がる需要

当時フィルムカメラが衰退し、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話が人気になった理由として現像の手間が考えられます。

撮影した際、フィルムをコンビニや家電量販店、写真専門店で現像する必要がありましたが、デジタル化によってその場で見ることができるようになったため、フィルムを現像する人が減っていったのです。

現在、フィルムカメラの人気が再燃していますが、現像場所は当初よりも少なくなっています。そんな中、アナログとデジタルの架け橋となるサービスがフィルムのデータ化です。

フィルムのデータ化は現像とは違い、ダウンロードコードやデータ入りのCDをもらうことができるので写真に特化したSNS、インスタグラムを中心にフィルムカメラの写真を手軽に投稿できるようになりました。

また、現像に関しても全て現像する必要がなく、データ化したフィルムから好きな写真のみをプリントできるようになっています。

参考:カメラのキタムラ
http://www.kitamura-print.com/cd_writing/fujicolor_cd/

フィルムのデータ化は若者を中心に爆発的に広がり、フィルムの現像のみだった専門店もこぞってフィルムのデータ化をサービスとして取り入れるようになりました。

このように、フィルムカメラを取り巻く環境も徐々に変化しており、デジタル世代のニーズも反映できるように工夫されているのです。

写ルンですやトイカメラで撮影された写真を紹介!

「写ルンです」で撮影された写真はインスタグラムを中心にSNS上で多くシェアされています。現在、インスタグラムのハッシュタグである「#写ルンです」で検索すると4万件以上の写真がヒットするようになりました。


最後に、「写ルンです」やトイカメラなどで撮られた、アナログな質感溢れる写真をご紹介します。デジタルにはない魅力を、写真から感じ取ってみてください。

「写ルンです」で撮影された観覧車の写真です。アナログな質感で昔に撮影されたような風合いに仕上がっています。高画質では生み出せない空のグラデーションも、魅力的に写っています。

#fujifilm #quicksnap #写ルンですシンプルエース #写ルンです で撮りました #tokyo

Sさん(@tango_blanc)が投稿した写真 –

レトロな建物を「写ルンです」で撮影することで、アナログならではの雰囲気を醸し出しています。粗い画質だからこそ、デジタルでは出せない独特の風合いを表現することができていますね!


雨の日に「写ルンです」で撮影された1枚。デジタルではフィルタ機能を使ってこういった表現をしますが、アナログではその時々で自然にフィルタ機能のような雰囲気を生み出すことができます。


#写ルンです

? ?さん(@0420_mer)が投稿した写真 –

写真の中では、子供たちをスマホで撮影していますが、写真自体は昔にタイムスリップしたような雰囲気が溢れています。「写ルンです」を使用することによってデジタルとアナログの共演を楽しむことができます。


日常のワンシーンも「写ルンです」を使用すれば、レトロな質感に早変わり!昔のアルバムから出てきたような味のある1枚を撮影することができます。


「写ルンです」なら動物写真もアナログの質感溢れる写真に仕上げることができます。デジタルとアナログで雰囲気が変わるので、撮り比べながら見てみてください。


こちらはトイカメラで撮影された写真です。淡い色合いや独特の雰囲気はアナログならではのもの。デジタルではフィルタ機能を使いますが、トイカメラなら自然のフィルタ機能を楽しめます。


スマホでは当たり前となったミニチュア感の出せるフィルタ!トイカメラでもこのような質感を生み出すことができます。


まとめ

インスタグラムとフィルムカメラの世代を超えた魅力についてご紹介しました。
これまで、アナログからデジタルへと変化していく中で、アナログにはない魅力をデジタルでは生み出していきました。デジタルになって以降、カメラはより身近なものとなり私たちの生活の一部となりました。

そんな中、フィルムカメラの人気が再燃し、デジタルとアナログの共存がカメラ市場に新たな広がりを見せています。形は変わりながらも、世代を超えてカメラは愛され続けています。

これからも、デジタルとアナログの魅力をつなぐフィルムカメラの動向に注目していきましょう!