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– 2018-08-04 最新情報を元に加筆修正
みなさんは衆議院議員の細野豪志氏をご存じでしょうか?細野豪志氏は日本の政治家であり、民進党所属の衆議院議員(6期) です。
ひと昔前に、ある有名タレントさんと路上キスを週刊誌に撮られた過去を持つ、国会のプレイボーイです。後程、そのタレントさんもご紹介させて頂きます。
2枚目でありながら、党の重要なポストも任されており、今後の活躍も大いに期待できるでしょう。そんな細野豪志氏に今回はスポットを当ててご紹介させて頂きたいと思います。
それでは、話題の細野豪志氏のプロフィールからご紹介させて頂きたいと思います。
【プロフィール】
名前:細野豪志(ほその ごうし)
生年月日:1971年8月21日(45歳)
出生地:京都府綾部市
出身校:京都大学法学部卒業
前職:三和総合研究所研究員
所属政党:民主党→民進党(細野派)
称号:法学士(京都大学:1995年)
選挙区:旧静岡7区→静岡5区
当選回数:6回
まずは、細野豪志氏の生い立ちから迫っていきたいと思います。京都府にある緑豊かな綾部市に生まれ、その後は滋賀県近江八幡市で育ちました。
近江兄弟社中学校、滋賀県立彦根東高等学校、そして京都大学法学部を卒業したエリート中のエリートなのです。京都大学在学中は佐藤幸治のゼミに所属していました。
京都大学卒業後は、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)で研究員を務めていました。1996年に結婚し、1999年10月に静岡県三島市に移り住みました。
衆議院議員としての細野豪志氏はどんなレールを歩いてきたのかにも迫っていきましょう。2000年のことになりますが、第42回衆議院議員総選挙にて民主党公認で旧静岡7区から出馬をしました。
自由民主党の木部佳昭氏、保守系無所属の栗原裕康氏(のち沼津市長)らを破り、初当選を果たしました。
2002年に選挙区の区割変更が実施されることになり、2003年の第43回衆議院議員総選挙では静岡5区で自民党の斉藤斗志二氏を破り、見事当選を果たします。
以後、静岡5区で連続4選という輝かしい活躍です。
2005年には、京都大学法学部の先輩である前原誠司民主党代表の下で、党役員室長に就任しました。
悪い意味で一世を風靡した「偽メール問題」により前原誠司民主党代表が辞任した後、後任の小沢一郎氏の下でも党役員室長に留任することとなりました。
そして、冒頭でもお話しさせて頂きましたが、ある有名タレントさんとの路上キスについてもご紹介させて頂きます。
2006年10月にTBSテレビの「筑紫哲也 NEWS23」のキャスターである “山本モナさん“との不倫を写真週刊誌「フライデー」で報じられてしまい、10月5日に民主党政策調査会長代理を含む党役職を辞任し、さらに一部で「モナ男」というあだ名を付けられることになってしまいました。
2007年9月には、政策調査会筆頭副会長に就任することになり、党役職に復帰することになりました。
2009年の第45回衆議院議員総選挙で4選を果たした後に、小沢一郎幹事長の下で党組織委員長・企業団体対策委員長・副幹事長に起用されることになり、民主党の支持団体の窓口を一手に引き受けたほどの実力者なのです。
2010年6月には、菅直人代表の下で民主党幹事長代理・企業団体対策委員長に起用されました。
では、細野豪志氏の人物像にも迫っていきたいと思います。
前原誠司氏は京都大学法学部の先輩にあたるようです。
当選後は前原グループに所属しており、前原誠司氏の党代表時代に党役員室長に任命された経歴もあります。
宇宙分野の専門家と親しく、千葉工業大学教授の松井孝典氏や京都大学総長の松本紘氏と親しい仲にあります。
ちなみに、和歌山大学特任教授の秋山演亮氏は幼馴染みだそうです。
編集工学研究所所長の松岡正剛氏とも親しく、度々対談も行っており、民主党新世代5綱の「土発経済」という言葉は松岡正剛氏の言葉を拝借したと述べるなど、影響を受けていることを明らかにしています。
さらに、演出家の鈴木忠志氏とは、鈴木氏主催の利賀会議に参加するなど当選直後から現在まで交流を続けているそうです。
そんな細野豪志氏は民主党・民進党内では保守系議員とされており、それは発言からもお分かりになるかとは思います。
ここでは、細野豪志氏の過去の発言から、どんな思想の持主なのかについて探っていきたいと思います。
まずは、自民党の戦争放棄に関しての発言からご紹介させて頂きます。
2012年11月25日のNHK日曜討論の生放送において「自民党の中に、普通の国になって戦争もできるようにするんだという声はある。相当、考え方はそちらの方がいる」と述べました。
この発言に対して同番組内で自民党の世耕弘成氏が「我が党に戦争をしたいなどという人はいない。
我々は戦争放棄を明確にうたっている」と反論した他、自民党総裁の安倍晋三氏も街頭演説で「限度を超えたことを言っている」「(自民党内で)誰が“戦争をやりたい“と言っているのか。その名前を言えないのならば、“あなたは辞めなさい“と言いたい」と述べました。
その後、細野豪志氏は「自民党の安倍晋三総裁がインターネット上で、“戦争をやりたがっている人たちがいる“と私が発言したと書かれているんですが、まったく事実に反しているので、訂正を明確に求めたい」と発言もしています。
私がテレビの討論会で申し上げたのは「普通の国になって、戦争もできるようにするんだという考えの人がいるということ」と訂正を求めています。
2013年6月には、安倍晋三氏が再び自身のFacebookで、「かつて貴方はNHKで“自民党には戦争をやりたがっている人がいる“と言ってのけました」と再び細野豪志氏を批判しています。
その後、細野豪志氏はFacebookで、「“自民党の中にですね、普通の国になって戦争もできるようにするんだという声はありますよね?“と世耕さんにお聞きしました。これは交戦権を自衛隊に持たせるということは、戦争ができるようになるということを前提にされていることの確認です。
安全保障については現実路線でやるべきだと指摘した上で、“国防軍というのは国民に受け入れられないと思う“と自分の意見を表明しました」と自身の発言について触れ、安倍晋三氏に訂正を求めているが、未だに訂正はない様子です。
続いては、選挙制度改革についての発言になります。
2013年3月7日の衆議院予算委員会で、自民党が既に法案提出済みの0増5減法案(衆議院議員総選挙の小選挙区制において「一票の格差」を是正するために選挙区の議員定数を調整する案の一つで、議席数を計5つ削減し、それに対する定数の増加は行わない法案)について、「これ逃げないでください。0増5減は定数削減の名には値しません」と述べました。
これに対し首相の安倍晋三氏は「まず、“逃げないでください“という言いぶりは、極めて失礼だと思いますよ。やらなかったのは、当時、多数を持っていた民主党じゃありませんか」と述べました。
続けて細野豪志氏が「3月の半ばまでには、総裁として責任を持って党の(定数削減)案をまとめて持ってきてくださいよ。
いかがですかと述べたのに対し安倍晋三氏は「またまた居丈高におっしゃってますが、与党案ができて皆さんがのみ込めばですね、それは成立するということであります」と反論しました。
これに対し細野豪志氏は「控えめな表現で申し上げますが、ややごう慢だと思いますよ。(石破茂幹事長が言った)3月中旬という約束を、総裁としてもしっかり守って頂けますね」と述べ、安倍晋三氏の「これは私が約束したわけではありませんから」との答えに対しては「“幹事長がやったから総裁は知りません“なんて通用するわけないじゃないですか」と批判しました。
みなさんいかがでしたでしょうか?
細野豪志氏のように順風満帆な人生を送ってきた方に、まさかの
不倫スキャンダルで、当時は驚いた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
その相手が、当時売れっ子だった山本モナさんだったことにも世間は騒然となりました。
しかし、その後の活躍により今やその問題のことなど、どこ吹く風と言わんばかりの活躍をされています。
今後も細野豪志氏の発言から目が離せません。