日本サッカー界の宝! 世界を相手に活躍する若武者、堂安律選手に迫る!



森保ジャパン結成時からメンバーに選出されている堂安律選手をご存知ですか? 若くして海外へと渡り、欧州リーグで活躍を続ける彼の存在をサッカーファンなら知らない人はいないかもしれませんね。また、彼のことを知らない人はチェックをしていて損はありません。

何故なら、彼は世界を代表するほどのサッカー選手に化ける可能性を秘めているからです! そんな日本サッカー界の宝である堂安律選手を、彼自身のインスタグラムの写真も交えながらご紹介していきます!

プロフィール

出身地 兵庫県尼崎市
生年月日 1998年6月16日
身長 172cm
体重 70kg
利き足 左足

堂安選手は、現在オランダリーグのフローニンゲンに所属しています。兵庫県西宮市にあるサッカースクールで幼少期を過ごした後、ガンバ大阪の下部組織に入団。すぐに頭角を現して高校2年時にトップチーム登録、わずか16歳でアジアチャンピオンズリーグのFCソウル戦にてデビューを果たします。

これはクラブ史上2番目の早さでした。そしてリーグ戦ではガンバ史上最年少デビューを果たし、2017年4月の大宮アルディージャ戦で初ゴールを含む2ゴールを記録します。年代別代表でも常連で、2018年9月には初のA代表に選出され、ゴールも記録しました。

堂安選手は、優秀な若手を輩出し続けることで有名なガンバ大阪の下部組織で育ちました。

過去には宮本恒靖、稲本潤一、家長昭博ら日本代表の主軸を担った選手や、現在でも宇佐美貴史や井手口陽介などの日本代表の常連メンバーがガンバの下部組織出身です。

プレースタイル

身体能力的な特徴として重心が低く、ターンが鋭い、俊敏性に恵まれていて刻んでいるリズムが早い、スピードに乗りながら走る方向を変えることが出来るということが特徴として挙げられます。

ドリブルではダブルタッチ(ボールの持つ足を切り替える)、マシューズフェイント(インサイドで前方に進むふりをしてアウトサイドで横に交わす)が頻繁に見られますね。

左利きですが右足でもボールを扱えて持ち足を変えることで、リズムに変化をもたらすドリブルが得意なのと、重心が低くボディバランスも良いので、相手を背負った状態からボールをキープしつつドリブルを開始して前を向いて仕掛けることが出来るのも日本人ドリブラーとしては稀有な特徴だと思います。

右サイドでカットインしながら左でシュートを打つのは一つのパターンでスピードも非常に速いです。また利き足サイドの左で使われている時のクロスボールの質も素晴らしく、サイドを問わずに活躍が出来ます。

ビッククラブへの移籍目前?

堂安選手は、Jリーグのガンバ大阪から、2017-18シーズンにはオランダ1部エールディヴィジのFCフローニンゲンに1年間の期限付き移籍をして、自身初となる海外移籍を実現します。欧州挑戦1年目で10ゴール4アシストの活躍をし、翌シーズンに完全移籍での獲得を勝ち取ります。

代表では2017年にFIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出され、3得点の活躍。左利きのドリブラーということでFIFA公式ツイッターから「日本のメッシ」と評されました。

2018年には、フランスのサッカー専門誌(フランス・フットボール)のコパ・トロフィーにおいて世界のサッカー選手の中から21才以下の最優秀選手候補10人にノミネートされました。日夜評価が高まっている堂安選手には、多くのビッグクラブからの関心が伝えられています。

オランダ国内の強豪アヤックスやPSVの他に、マンチェスター・シティ、ユヴェントス、ドルトムント、レバークーゼン、アトレティコ・マドリーなど、各国のビッグクラブが堂安選手に注目しているといいます。欧州で進化を続ける20歳の日本代表選手は、数年後にはチャンピオンズリーグで躍動しているのかもしれませんね!

本田二世?強靭なメンタルの持ち主!

前回のロシアワールドカップ終了後、本田選手は自身の後継者の登場を待っているといったコメントを残しました。本田はそのビッグマウスで日本サッカー界を盛り上げてきたわけですが、その後継者候補として堂安選手の名が挙がっています。

堂安律選手の性格ですが、周囲の選手は非常に明るいと口にしています。海外でも監督や仲間と頻繁にコミュニケーションを取っていると自身でも言っている通り、人見知りせずに臆せず自分を出せる本田選手のようなメンタルの持ち主なのでしょう。

しかし、移籍したばかりの頃は周りと仲良くできなかったり、差別をうけたりなどもして、パスが回ってこなかったことも。その時期は、かなり落ち込むこともあったそうです。しかし、自分に向き合い、練習量を多くし、起用されるために自身の評価を監督に聞きにいったりもしたそうです。

そのおかげか、海外移籍一年目から大活躍を見せました。ただ明るい性格なだけでなく逆境にも強い性格をしているようですね。これは、本当に楽しみな性格をしています。

さいごに

日本サッカーの将来を背負って立つ堂安選手。これでまだ20歳というんだから驚きです!東京五輪サッカー代表の中心選手としての活躍も期待される堂安選手。今後の活躍からも目が離せません!