インスタグラムには自分が好きな映画やドラマ、アニメ、ゲームなどの作品のキャラクターをファンがコスプレする、コスプレイヤーの投稿も沢山あります。特に国内ではアニメ産業が盛んなため、多くのコスプレイヤーがいますね。
しかし今回は、違う意味でクォリティーが高いロシアのコスプレイヤーをご紹介します。「低下コスプレイ」と呼ばれる彼のインスタグラムのフォロワーは約16.5万人。彼のどんなところに惹かれて皆はフォローしているのか見てみましょう!
日本のアニメ文化が生み出したコスプレイの文化は、前世界中に広まっています。ロシアにも活発に活動している数多くのコスプレイヤーが多いと言われていますが、今回の主人公もその一人。ただ、彼はアニメに限らず色々な映画やドラマをもコスプレします。
そんな彼のインスタグラムアカウントは@bammbato。本命は載せておらず、bammbatoという偽名で活動している事しか知られていません。
2014年初めてインスタグラムに写真を投稿した時はごく一般の日常生活ばかり扱っていた彼でした。
そんな彼に秘められたコスプレイ精神が世の中に出始めたのはこの投稿から。2015年に投稿したこの写真は、コンソールゲーム業界では伝説なホーラーゲーム、「サイラントヒル」に出てくるボスをコスプレイしています。頭に被った三角の帽子が特徴的なこのボスは、多くのプレイヤーを脅かす驚異の存在です。
そんなゲームキャラクターをコスプレイした彼は、なんとソファーの柔らかいクッションを頭部に被せる事でセンスよく偽装しています!専門の生地を買って縫い直さないと作る事が難しい三角形の帽子をここまで簡単に表現する彼のセンスに、多くの人々は称賛のコメントを残します。
それまでは30~50個のいいね!をもらっていた彼の投稿は、この投稿から急に300個以上のいいね!を獲得し始めます。
初めてのコスプレイ投稿で多くのいいね!をもらったにも関わらず、しばらく日常的な写真ばかり投稿していた彼。またいいね!数は本来の数字に戻っています。しかし、1年後の2016年に投稿した久しぶりのコスプレイ写真がこちら。
頭にライオンの皮を被っている映画のワンシーンをコスプレイしたかった彼は、飼っているシャム猫を頭に被せます。これでコスプレイの完成・・・。
あまりのシンプルさ、しかし面白い事に高いシンクロを見せている彼の写真にまた多くの人々は称賛のコメントを残し、またいいね!はグーンと上がる事になります。
急に跳ね上がる反響に気付いた彼は、それから頻繁に低下コスプレイの投稿をし始めます。
虎を利用した映画のワンシーンをコスプレイした彼は、またもや飼っている猫を利用してコスプレイしています。一見シンプルで誰でも出来るような写真ですが、角度や遠近法を考えて撮影している事を考えると、彼の想像力や努力が覗けますね!
次に彼がコスプレイしたのは皆さんお馴染みのマイティー・ソー!
長髪のマイティー・ソーを表現するためには黄色いビニール袋を被り、お家にある赤いテーブルシートを纏い、ハマーの代わりにトンカチを握っています。あまりの面白さに投稿を見た人もスマイルのコメントで埋めています!
やはりポイントは、CD6枚で表現した鎧の金具です。彼の「低下コスプレ」はどこまで通用するのか気になるくらいのセンスです。
彼が追求するコスプレイは何かを被ったり、つけたりするコスプレイばかりではないのです。
こちらは同じくマーブル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の主人公、グルートのコスプレイ。木でできている身体を持つグルートをコスプレイする事は結構難しく、コスプレイイベントでもグルートをコスプレイしたコスプレイヤーはあまり見ることができないくらい。
しかし彼が取った方法とは、自分の足にグルートの顔を描くだけ・・・。あまりの呆気なさと面白さに、多くの人々はリアクションしてくれています。
何故彼はこの様に「低下コスプレイ」ばかりするのでしょうか?そんな質問に、彼は「高価な装備じゃなくても、いくらでも個性を表現する事が出来るという事を見せたかった」と言います。
自分も楽しめて、投稿した写真を見てくれる人々にも面白いと感じて欲しい彼は、次々と想像力のセンスが高い写真を生み出しています。
2016年から今までアクティブに投稿を行って来た彼の写真は、今は投稿するだけで1万5千以上のいいね!が付きます。2年前は600個あまりのいいね!を獲得した事を思うと、凄い成長だと言えます。
増えたいいね!に伴い、更に成長した彼の想像力はより面白い写真を楽しむ事ができます。毎日彼の写真で元気をもらいたい方は、是非彼のインスタグラムをフォローして見て下さい。