【中国 マカオ】東西文化が見事に融合したインスタ映えスポットまとめ!


マカオという名前は知っていても、どんなところなのかはよく知らない…という方が多いのではないでしょうか?マカオの正式名称は「中華人民共和国マカオ特別行政区」と言います。中国大陸南岸に位置し、1999年に中国へ返還されるまでポルトガルの植民地でした。
そんな歴史を持つマカオは、中国の東洋文化とポルトガルの西洋文化が絶妙に融合した、趣のある街です。カジノでも有名な場所ですが、せっかくならばカメラを片手に歴史と文化を感じる旅を楽しんでみてはいかがでしょう?今回はマカオのおすすめスポットを6つご紹介します!

戀愛巷

1つめは、中国のマカオにあるロマンティックな名前の小径「戀愛巷」です。マカオで有名な観光地の1つ、聖ポール天主堂跡のすぐ近くにあり、路地の間から聖ポール天主堂のファサードが見えます。植民地時代に建てられたパステルカラーの建物が可愛らしく、中国とポルトガル、東西文化の融合が色濃く感じられる場所です。

この通りを歩くと、恋が成就するとか、カップルは幸せになれるなどの言い伝えがあるそうです。夜の、ライトアップされた建物も美しいので散策におすすめです。まだフォトスポットとしてあまり知られていないエリアになるので、中国旅行の際には行先の1つに加えてみてはいかがでしょうか。

TOFF

中国マカオにはおしゃれなカフェもたくさんあります。こちらの「TOFF」もそのうちの1軒。長い間ポルトガルの植民地だったマカオは、その影響でコーヒー文化が根付いており、おしゃれな空間で美味しいコーヒーが楽しめます。店内の内装はヴィンテージっぽく味があり、木の温もりが感じられるような温かみのあるお店です。インスタにアップすれば「ここって本当に中国のお店なの?」と驚かれること間違いなしですね。

【名前】TOFF
【住所】GF-D LOTUS VISTA, 72 RUA DA ESPERANCA, MACAU
厚望街72號蘆苑地下D舖 (松苑麵家對面)
【電話】+853 6296 4707
【営業時間】11:30~21:30
【定休日】火曜

アズレージョ

ポルトガル文化が根強く残っているマカオでは、あちこちでポルトガルの美しいタイル「アズレージョ」を使った建物を見かけることができます。中でも、中国の世界遺産として登録されている「マカオ歴史地区」にある民政総署は非常にフォトジェニック。民政総署は1584年に建てられた、マカオ初の市議会の建物です。中庭へ向かう通路の壁にアズレージョを見ることができ、青一色の中国風のデザインも混合したタイルが西洋風の庭園に融和して、なんとも言えない趣を感じさせてくれます。

その他にも、マカオの観光地や大きな道路などにはアズレージョに書かれた看板があちこちで見られます。旅の記念に写真をアップしてみてくださいね。

【名前】民政総署
【住所】163 Av. Almeida Ribeiro, Macau
澳門亞美打利庇盧大馬路
【営業時間】9:00~21:00
【休館日】月曜

福隆新街

中国マカオに来たら行っておきたいスポットの1つが、福隆新街です。セナド広場から近く、中国らしい風情ある古い街並みは、まるで映画のセットを見ているかのよう。元は遊郭が立ち並ぶ通りだったそうで、今はレストランやお土産物屋さんが軒を連ねています。赤い格子窓や門が並ぶ通りから一歩路地裏に入れば、どこか懐かしいシャビーシックな風景が続いています。どこもかしこもフォトジェニックな場所ですが、人々が暮らす住宅街でもありますので、写真を撮る時には気配りをお忘れなく。

また、ここではマカオのローカルフードが食べられることも魅力。日が昇る前の早朝から開いているお店もあり、お粥などで朝食を食べる人も多いようです。

聖ポール天主堂跡

中国マカオの代名詞とも言える聖ポール天主堂跡もまた、非常にフォトジェニックなスポットです。1835年の火事で、教会の前壁と68段の階段だけが残された聖ポール天主堂跡は、世界遺産マカオ歴史地区を構成する歴史的建造物のうちの1つ。隣接する天主教芸術博物館には、宗教美術品が展示されています。

実はマカオは、17世紀に江戸幕府がキリスト教弾圧を行った際に、隠れキリシタンたちが多く逃げ込んだ場所。遠藤周作の歴史小説「沈黙」の冒頭にも、この聖ポール天主堂が登場しています。フォトジェニックなだけでなく、日本と中国とポルトガルの長い歴史の重みを感じることのできるスポットなのです。
【名前】聖ポール天主堂跡
【住所】Ruins of St. Paul’s
【電話】+853 6238 6441
【営業時間】
9:00~18:00

聖ローレンス教会

聖ローレンス教会は、世界遺産マカオ歴史地区を構成する建造物のうちの1つで、マカオで最も美しい教会と呼ばれています。明るいブルーの天井にイエローの壁がまるでキャンディのような大聖堂、聖ローレンスの生涯などを題材としたステンドグラス、キリストの彫像など、見所がいっぱいです。西洋風の教会ながら、中国風の装飾も所々に見られ、趣を感じます。

少しアクセスが悪いせいか比較的観光客が少なく、特に午前中は静かに見学できる可能性が高いのも大きな魅力です。人が多い中国での旅行に疲れたら、こんな場所でゆったりと過ごすのもおすすめです。

【名前】聖ローレンス教会
【住所】Rua de S. Lourenço, Macau
澳門風順堂街
【営業時間】8:30~17:00

さいごに

長くポルトガルの植民地だったマカオには、西洋と東洋の文化が見事に融合した素晴らしい建物やお店がたくさんありました。日本から比較的近いので、渡航費用が抑えられるのも大きな魅力ですね。

アメリカやヨーロッパなどのメジャーな海外旅行先とは、ひと味違う写真が撮れること間違いなしのマカオ。みんなと同じじゃつまらないという方に是非おすすめです!