人とは違うインスタ写真を撮りたい女子必見!「写ルンです」が熱いんです!


2017年に入っても、Instagram人気は衰え知らず。ますます勢いが増してる感じさえありますよね。10代、20代の女子にとっては、「Instagram=なくてはならない存在」と言っても、過言ではありません。生活にすっかり浸透してきましたね。

Instagramユーザーの増加によって、かわいい写真とか、最新のトレンドとかが手に入りやすくて、とっても便利になりました。でも、利用している人が増えれば増えるほど、他のユーザーと似たような写真になってしまったり、内容がかぶってしまったりしがち。差をつけるって、難しいですよね。そこで、今Instagram好きなカメラ女子から注目されているのが「写ルンです」なんです。

「写ルンです」とは?

1986年生まれの「写ルンです」は、2016年に30歳になりました。初代の「写ルンです」は、35mmフィルムよりも小さいポケットフィルム(110フィルム)。フラッシュも付いておらず、レンズとシャッターだけの、とてもシンプルなつくりでした。

それから30年。薄型になったり、遠くも近くもキレイに撮影できるようになったり、中のフィルムもどんどんパワーアップしたりしながら、進化を続けています。現在は、初心者向けのスタンダードモデル「写ルンです シンプルエース」、ぶれに強く、セルフィーやスポーツ観戦にぴったりな「写ルンです 1600・Hi-Speed」、砂にも水にも強い「水に強い写ルンです New WaterProof」等が販売されています。

ベタな構図でも味わい深い写真に仕上がる

「写ルンです」を使って撮影された観覧車です。よく見る構図ですが、フィルム独特の風合いが出た味わい深い一枚に仕上がっています。フィルムだからこそ出せる青い空のグラデーション。ネイビーのような暗さと深みのある青から、グレー、そして白に移っていきます。観覧車は、実物よりもレトロな雰囲気に。フィルムの良さを活かしたステキな写真です。

撮影者の@2.yu.7さんも「The フィルム !って感じで ほんと好き。」と、写ルンですならではの一枚に満足している様子。フォロワーからは「かぁわぃいいいい!!!!!最高ですね!!」「構図も写ルンですならではの味も出とって最高すぎる。 グッとくる1枚」などのコメントが届いています。

昭和に撮影したような懐かしい雰囲気に

路地裏好きな@slow__danceさんが撮影した懐かしさを感じる投稿です。フィルム写真が、古い街並みの良さを引き出していますね。昭和の時代に撮影されたようなレトロ感のある一枚です。

「写ルンです」は、古い街並みや路地裏の撮影にぴったりです。昔から残っている、古き良きもの長所が際立ちます。デジタルには出せないクラシカルな味わいを出せるなんて、カメラ女子にはたまらないですね。「いつもいい写真です」との声が寄せられている投稿です。写真が好きな人には、「写ルンです」のファンが多いんです。

寂れているから良いんです

@slow__danceさんの写真をもう一枚。古い看板を、あえて見切れた構図で撮影している技ありの写真です。メンテナンスが行き届いておらず、寂れた感じの看板がカッコイイ!フィルムならではの画像の粗さが活きています。撮影をした@slow__danceさんは、「中がどんな風になってるか分からないけど外観を残したまま新しいものに生まれ変わらないかな。」と綴っています。

古いものには、古いものの良さがありますよね。そういった年代を感じるものの良さを、より一層魅力的に映し出してくれるのが「写ルンです」かもしれません。「写ルンです」は優秀ですね。

撮りためたものを現像する喜び

フォロワー数が13万人を超える@1116_forさんが「写ルンです」で撮りためてきた思い出の写真です。デジタルカメラが広く普及して、すぐに撮った写真をチェックできるのが当たり前になっている今。「現像するまで見ることができない」のが逆に新しいとは思いませんか?現像に出した写真を見ることで、写真とともに楽しかった記憶がよみがえります。

@1116_forさんは「1年前くらいから今までの写ルンですをやっと現像してきたよ 楽しかった思い出、綺麗に並べて見せびらかしたい 。」と語り、フォロワーからは「楽しみにしてますねー!!!」とのコメントが寄せられています。車窓から見る雪景色が優しいです。

「写ルンです」だから写らないんです

暗いところでの撮影が苦手な「写ルンです」。暗い場所では、そこにあるはずのもの、映るべきものが映りません。@utsurun_desuさんは、その「写ルンです」での弱点を逆手にとって、「写ルンですの写らないんです」をコンセプトに、味のある写真をInstagramに投稿しています。

この写真も暗すぎて、マグカップが置いてあること以外は、他に何があるのか、どこで撮影されたものなのか、よく分かりません。デジタルカメラだったら、「あー、失敗したー!」と思って、すぐに削除してしまうような一枚です。

マグカップの横には、実は「thankyou」の文字が書かれています。映るべきものが、はっきり映っていないからこそ、写真が語るストーリーがあるように感じます。見えないからこそ、見る人が自由に想像できる!「写ルンです」には、不思議な魅力がありますね。

何気ない日常が特別な一枚に

人通りの多い道なのに、曇っているからか、寂れているように見えます。いつもの道の、いつもの時間。何気ない日常が、まるで映画のワンシーンのように映っています。都会が持っている賑やかさと暗さ。両面を感じられる一枚です。「nice」「色合いがいいですね」とフィルム独特の風合いを賞賛する声が届いています。

思い出の写真が味のある一枚に

「指で数えてみればすぐにたどれる程の季節」というコメントとともに投稿された息子くんの写真です。小さい足で大地を踏みしめながら歩く後ろ姿が、何とも愛らしいですね。「Nice one!」というコメントが届いていることに納得です。

「写ルンです」はクラシカルな風合いを出すことができるので、思い出の写真を撮影するにもオススメです。子どもの成長の記録をフィルムで表現するなんて、とってもオシャレ!たくさん残してあげたいですね。

まとめ

デジタルカメラや、一眼レフといった、高性能なカメラに慣れてしまった私たち。だからこそ、オシャレで、ハイセンスなカメラ女子たちの目には、何も設定ができない写ルンですが、新しく映っています。

高性能カメラと「写ルンです」では、同じ時間、同じ場所、同じアングルで撮っても、全然違う仕上がりになります。「写ルンです」は、温かみのある、オシャレで味わい深い写真を撮影するのにぴったりです!画像が粗い、暗い場所で弱いなど写ルンですのデメリットも、アイデア次第で独特な雰囲気の味わいのある仕上がりに。ぜひ一度試してみてくださいね。