世界屈指の高原国家ボリビアで大自然を感じる6大インスタ映えスポット


飛行機を乗り継ぐこと約25時間、日本から見て正に地球の裏側と言える南米の内陸国ボリビアに到着です。ボリビアには雄大な自然や大きな謎を残した古代遺跡が点在し、多くの世界遺産が登録されている観光地として年間多くの人が訪れています。
日本からこれだけの時間をかけてでも撮影に赴く価値ありのフォトジェニックが満載なのです。今回はそんな観光大国ボリビアでも是非抑えておきたい首都ラパス周辺のインスタスポットを厳選して6ヶ所ご案内します。

ウユニ塩湖

空を写し出す鏡張りの湖として有名なウユニ塩湖、インスタユーザーなら聞いた事のある人も多いでしょう。ボリビアのラバス地域に存在するこの湖へは直行便がなく、アメリカを経由して訪れる事が一般的な手段です。
鏡張りの湖が見られるのは雨季で、広大で極めて平坦な湖底に薄く雨水が敷かれる事で見られます。朝日、夕焼け、星空などその楽しみ方はどれを撮ってもため息が出てしまう程の美しさです。
また、乾季には一面が塩の結晶で埋め尽くされ見渡す限り純白の世界が広がります。絶景ブームの先駆としてボリビア観光の目玉として君臨していると言えるでしょう。

【名前】ウユニ塩湖
【住所】Uyuni, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

ラグナベルデ

ラグナベルデはボリビア南部、チリとの国境近くのポトシ地区にある湖です。ラグナベルデという言葉は「緑の湖」という意味で、銅を含んだ沈殿物に光が反射する事で鮮やかなエメラルド色の湖に見えます。
毒性が強い為人間が直接この水に触れる事は出来ませんが、この湖にはフラミンゴが生息しており緑とピンクの美しいコントラストが見られるのです。
更に時期によってはすぐ近くにある円錐状の山に雪が積もりより一層の色彩美を織り成します。景勝観光地を多く抱えるボリビアでも珍しいカラフルなフォトジェニックです。

【名前】ラグナベルデ
【住所】Laguna Verde, Potosi, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

pumapunku

ボリビアのラパス地区西部に広がる遺跡群ティワナク、その中の一つにプマプンク遺跡と呼ばれる場所があります。
ティワナク遺跡群は紀元前200年に起こった高い石材加工技術を持った文明の遺跡として知られていますが、少し外れた位置にポツンと佇むプマプンクはティワナクの中でも極めて大きい石造モニュメントが点在しているのです。
一説には1万5千年前に作られたとされる1つ100トン以上にもなる石材ブロックがいくつも確認されており、宇宙人が作り出したなんて言われる事もあります。
精密な加工技術によってH型に切り取られた巨石など当時の技術で製作可能とは考えられないとしてボリビア内外で物議を醸しているのです。

【名前】pumapunku
【住所】Tiwanaku, La Paz, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

サハマ山

サハマ山は標高6542mを誇るボリビアで最も高い山です。ボリビア西部のオルロに鎮座している火山であり、サハマ山を含む周辺一帯は国立公園に指定されています。
年間を通して雪を被るその美しい姿は日本の富士山を連想させるでしょう。複数確認されている火口には雨水が溜まり魚も生息しており、国立公園内で保護対象となっているケチュア木は世界で最も高所にある森林を形成するなど珍しいポイントがいくつも点在している地域です。少し離れた場所に温泉が湧き出ておりサハマ観光では山の見物と併せて定番のコースとなっています。

【名前】サハマ山
【住所】Sajama, Oruro, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

ワシ島

ワシ島(又はインカワシ島)はボリビア観光のメッカであるウユニ塩湖のほぼ中心に位置している孤島で、長距離移動の出来る乾季ウユニ塩湖の観光名所として人気です。
珊瑚礁の化石で出来ているこの島一帯は人間の身長以上にもなるサボテンで覆われており、360度を白銀の世界に囲まれたサボテンの島はまるで地球ではない惑星に立っている様な不思議な感覚が味わえます。
乾季のウユニ塩湖を回るツアーではこのインカワシ島で昼食を取る事が多く、塩で出来たテーブルやイスで食事をするというボリビア観光でもここでしか出来ない体験が出来るポイントです。

【名前】ワシ島
【住所】Uyuni, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

ユンガスの道

ラパスからユンガス方面へと延びているユンガスの道と呼ばれる全長80kmの道路は通称「死の道」とも言われボリビアの地元民から恐れられています。
標高3000mを越える山岳道路でありながら、その区間にはガードレールが一切なく道幅もとても狭くなっているのです。
一時期は年間200件以上もの転落事故が起きていたこの道路も2006年に新道が開通して以来交通量が低下し、多少は通行しやすくなっていると言えるでしょう。
この道がフォトジェニックとなり得る理由はその景観で、雲が間近に感じられる程の高所から眺める切り立った崖は荘厳です。車の交通量は減ったとは言え危険な道であり、ボリビア観光案内でも自転車での訪問が推奨されています。

【名前】ユンガスの道
【住所】La Paz, Bolivia
【電話】なし
【営業時間】0:00~24:00

さいごに

高原の国ボリビアでは日本で見られない様な壮大で幻想的な光景を目の当たりにする事が叶います。南米でも2つしかない内陸国であるボリビアには独特の魅力が詰まっている事がこの記事で伝わったでしょうか。
高所に存在するフォトジェニックが多い為、持ち物や高山病対策などは万全にしてから訪問する事をオススメします。足場の悪さにも十分に気をつけて撮影を楽しんでくださいね。