さてインスタでビジネスを加速させようと考えている企業も昨年よりもさらに多くなっていることでしょう!特にインスタ自体のアップデートも繰り返し行われ、新機能の追加や表示部分の変更など、ビジネス利用を加速させるにも活用することができる機能も抱負になってきていることからもインスタグラムを活用しないだけ勿体ないともいえる程です。
特に広告という目線でも、業種によってはGoogle広告(リスティング広告)よりもインスタ広告の方がクリック単価が良い!というパターンも多く、インスタグラムアカウント運用だけではなく、インスタ広告を活用した、更に早いマーケティングを行っている企業も少なくありません。
しかし、慣れている企業ならまだしも、広告の出し方や広告の設定方法などがチンプンカンプンな企業も多いはず。まずは、インスタをビジネス利用するにあたって
上記はFacebook公式のブログでの発表になります。2019年6月時点を見てみると、日本国内のユーザー数、アクティブアカウント(しっかりと使われているアカウント)数は3300万人を突破していることが分かる。
更に男女比も掲載されており、女性57%、男性43%とい統計になっているので、比較的に女性ユーザーが多いSNSとしても理解できる。特に女性は商品の購買についても、検索、購入など何かしらインスタグラムを経由するとも言われています。
また、インスタグラムの特徴とも言える機能の1つでもあるインスタストーリーズに関しても、1日のアクティブユーザーのうち70%が利用しているという情報も非常に興味深い。得に広告を考えている企業はタイムランなどではなく「ストーリーズ広告」の方が需要は高そうだ。
どんどん出てくる興味深い情報の中には「日本の利用者がハッシュタグ検索をする回数は、グローバル平均の3倍(2018年5月)」というものもあり、インスタグラムのハッシュタグ需要は海外よりも国内の方が高いというのだ。特にブランディングを含めて行っている運用では「オリジナルハッシュタグ」をできるだけヒットさせるという手法も存在するが、このマーケティングは正解だということが分かる。
これだけを見ても、インスタグラムの国内需要は非常に高まっているだけではなく、様々な機能の需要までもが明確になりつつある。また、ユーザーの年代も初期の頃は若年層が多かったものの、近年では30代以上または40代の利用も高まってきているので、様々なユーザー層にPRする手段が整いつつある。
https://hypebeast.com/jp/2020/2/instagram-ad-revenue-2019-sales-20-billion-usd-facebook-inc
そして、インスタグラムの広告の需要はどうなのか?という部分もビジネス利用する際には非常に気になる部分です。そこで、インスタグラム自体の広告収益はどのくらいなのか?というものを調べてみました。
そうすると、インスタグラム社は広告収入が約200億ドル(約2兆2,000億円)に到達したと報じていました。この数字は勿論世界での話ですが、日本も人口的にはトップクラスに入ると予想できるので、日本国内だけでも非常に利用れている広告媒体だということが分かる。
シンプルに考えてみても、インスタ広告はビジネス利用でしか活用しない。ということはインスタグラムというマーケットをターゲットとしている企業がグローバルに多数存在するということです。
では、そのインスタ広告の中身はどうやってみることができるのか?また、どうやって広告を出稿することができるのか?といった疑問を持つ方も多いことでしょう。
特にWEBなどでの広告も出稿した経験がない方からすると、費用も掛かればどの程度のユーザー数に向けて広告することができるのかが不透明で不安だと思います。なので、今回は初心者にも分かりやすいインスタ広告の開設をしていきたいと思います。
https://business.instagram.com/?locale=ja_JP
インスタグラムは現在Facebookが親会社となっているFacebook社の1サービスだということをまずは理解しましょう。
広告を出稿するにあたって、必ずFacebookアカウントまたはFacebookページが必用になってきますので、この時点で何方も持っていない方はまずFacebookに登録しておきましょう!もし可能であればFacebookページまで作成しておくと後々便利です。
特にインスタグラム広告を活用している中には王手ブランド(ルイヴィトンやシャネルなど)の誰もが耳にしたことがあるような企業や、国内でもIT企業から人材派遣など様々な業種の企業が広告を活用しています。
また、先程の公式ブログの広告に対する目標という項目を見てみると様々なバリエーション追求することができることも分かります。以下に詳細をまとめています。
目標 | ここがポイント |
---|---|
オンライン販売の促進 | アパレル・ファッション、コスメ、アクセサリー、ガジェットなどオンラインショップ運営を行っているビジネス |
店舗売上 | 実店舗運営を行っている場合、来店や来客を狙った売上向上 |
アプリの宣伝 | アプリを提供しているIT関連企業が多く利用していることからもアプリの宣伝にダウンロードページまでアクセスさせることができる |
ブランドの認知度アップ | 先程も記載したように有名ブランドでもPRの為だけに利用する企業も多い為、CMのような雰囲気で使える広告もある |
リード獲得 | 兎に角認知度を高める為にCM感覚で導きたいという広告も配信が可能。特に会員登録系で利用されることが多い |
このように、様々な業種や媒体が自社で行いたかった広告を選択することができるバリエーションが用意されていることから、今まで広告を活用することに意味を感じていなかった方でも、自社でやってみようと思えるような参考があることから、インスタ広告は非常に始めやすい広告の1つであり、結果も追求できる広告であることが分かります。
インスタ広告を出稿する前に、もし広告宣伝をする公式インスタグラムアカウントがあるのであれば、そのアカウントをビジネス活用できるように変更しておきましょう!
もし、広告宣伝効果があれば、インスタアカウント自体のフォロワー数またはエンゲージメント数に影響がある可能性があるので、その数値をしっかりと確認する必要があります。
まずはインスタグラムのプロフィール画面の右上にあるメニューバーを開き「設定」をタップします。
次に「アカウント」という項目をタップします。
そうすると最下部に「プロアカウントに切り替える」という項目が表示されます。
そうすると(上)画像のように「クリエイター」か「ビジネス」かを選択できるメニューが表示されます。
個人の場合「クリエイター」
ビジネス運用の場合「ビジネス」
を選択して進めていきます。進めていくとカテゴリや職種などが表示されるので自分に合っているものを選択していき完了となります。
設定が完了すると「インサイト」という統計データが見える機能が解放されるので、その中にある「プロフィールへのアクセス」という数値で毎日確認することが可能になっています。
*1週間事の比較となっている数値なので、設定が完了したとしても直ぐに数値が表示されない場合がありますがエラーではないので覚えておきましょう。
まずはどこからでもいいのですが、インスタ広告と検索するとインスタの公式ブログが表示されるので、上記のページ上部にある「広告を作成」を選択します。
すると(上)画像のようにFacebookのログイン画面が表示されます。まずはここでFacebookにログインしていきます。
すると「広告マネージャ」というページに移動されます。そこで、自動的に(上)画像のように広告の目的を選択することができるメニューが表示されます。
ここで、自社で何を広告の成果として上げていきたいのか?という部分を設定していくことになります。今回はcolorfulということでWEBサイト向けの「トラフィック」を選択して開設していきます。
そうするとまずはキャンペーンの作成を行います。キャンペーンとはカテゴリのようなもので、自分で分かりやすくするためにも広告キャンペーンに名前をつけておきます。
上記はcolorfulの広告キャンペーンを入力した例です。キャンペーン作成が完了したら次は広告設定へと進みます。
まずはキャンペーンの確認から行います。(上)画像にもあるように、このキャンペーンの予算上限を設定することができます。ここで予算を設定しておくことで上限を上回ることは無くなります。
次にキャンペーン予算の最適化ですが、こちらはONにしておくことで1日の予算などの最適化を図ってくれる仕組みになっています。
次に右上に表示されているオーディエンスという数値部分に注目していきます。(上)画像では、ターゲットが絞り込めていないんので潜在リーチが46000000人と全ユーザーが対象になってしまっているので、ここから絞り込んで数値を狭めていかなければなりません。
また、リンク先をどこに設定するのかもしっかりと選択しておきましょう。
ターゲットの絞り込みにはまず「地域設定」があり、これは非常に重要です。今回はメディアサイトの広告として作成していますが、実際に実店舗運営をされているビジネスでの理容の場合、これを日本全国にしてしまうと広告を届けなくてもいいユーザーに表示されてしまう可能性が高くなります。
逆に市区町村を絞り込むことで、かなり制度・費用対効果が良い広告になり得ます。
(上)画像のように、日本という選択肢だけではなく、市区町村、郵便番号、住所などで絞り込むことが可能になっています。
年齢の設定が重要になってくるビジネス(例えば美容品やコスメ、特定の年齢層に対するファッション品販売など)は、ここの設定も重要になってきます。
また、美容品でもファッションでも女性向けなにも関わらず男性に広告を出しても効果がない場合もあるので、性別も注意です。
(上)画像のように、興味や関心の設定を行うことで、FacebookやインスタグラムのAIが判断したカテゴリにピッタリなユーザーへターゲット設定することが可能。
例えば画像のように「インスタグラム」と入力すると「サイズ(当てはまるユーザー)」の数が表示され、このユーザーに絞り込んだ広告が可能になるということです。
また、自身での入力ではなく、参照という選択も用意されており、参照をクリックすると「利用者層」や「興味・関心」「行動」などのパターンから選択系で設定することが可能になっています。
インスタグラム広告を出したいのに、インスタで限定できない。という方が多い理由として「配置」設定が初期設定では「自動配置」になっている為、Facebookやmessengerなどのインスタ以外の広告まで含まれている設定になっているからです。
(上)画像のように、広告をどこで配信したいのかを詳細に設定しておくことで、インスタグラムに限定、なたインスタグラムのどこで配信する広告にするかの設定が可能になります。
また、広告配信の最適化を選択しておくことで、どんな行動をするユーザーへ最適化するかを事前に決めておくことが可能にになっています。
(上)画像のページまでくれば後少しで公開です。
最後にアクセスさせたい先のリンクなどの確認を行い、右側のタブでプレビュー確認を行います。また「コールトゥアクション」では、アクセスさせる為の一言を選択できるので「詳しくはこちら」「購入する」など、自社の広告にあったものを設定しておきます。
海外向けにも適応させたい場合は「言語を追加」というボタンをクリックすることで、多言語で表現することも可能になっています。ここまで完了すれば、後は広告が開始され最適化運用となります。
上記のFacebook広告マネージャーアプリはIOSまたAndroidスマートフォン向けに提供されているアプリで、先程まで作成していた広告の確認・運用が可能になっているので、PCで確認できない際はスマホでの確認も可能です。