美しさと耐久性を兼ね備えた「宝石」は、多くが鉱物に分類されるのをご存知でしょうか。
鉱物とは天然の作用で作られた結晶であります。鉱物としてこの結晶を位置づけるには、4つの定義に当てはまることが条件となっています。まず第一に、天然の作用で作られた無機質であること、次に化学組織が一定のものであること、結晶構造で形成されているもの、最後に活動する生物ではないということです。鉱物の中にはこの定義に当てはまらないものもありますが、多くの鉱物がこの定義の上に成り立っているのです。
美しくも希少価値の高い宝石は、世の人々を魅了する鉱物といえますが、この美しい世界をインスタグラムしてみませんか。色とりどりの美しい世界を見ることができるはずです。
宝石の代表ともいえるダイヤモンドにはどのような美しい世界があるのかをご紹介します。
炭素から成るダイヤモンドは高い圧力で形成される鉱物で、非常に硬い物質です。ダイヤモンドをカットするにはダイヤモンドしかないといえばどれだけ硬いものかが理解できるでしょう。ダイヤモンドは高温高圧条件の地下深くに生まれます。そしてマグマに運び込まれダイヤモンドが誕生するのです。
南アフリカなど世界各地で産出されるダイヤモンドはカットを施し、光を反射させることで美しい輝きを生み出します。ダイヤモンドには4Cと呼ばれる品質を評価する基準があります。カット(重量)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カットです。ダイヤモンドには様々な色が見られます。
一般的によく見られる透明のダイヤモンドにも、透明度の高いものから黄色がかっているものまで様々です。ピンク、ブルー、レッド、パープル等の希少価値の高いファンシーカラーと呼ばれるダイヤモンドは美しい色の世界を映し出してくれます。透明に見えるダイヤモンドの内部にはインクルージョンと呼ばれる要素が含まれているものがあり、透明ながらも個性あふれる内部の世界が見てとれます。カットはダイヤモンドを美しく魅せるための重要な要素であり、カットのプロポーションや角度によって映し出す世界を変えてくれます。このような個性あふれる色とりどりの世界をインスタグラムしてみてはいかがでしょう。
二面性を持つ神秘の石、「アレキサンドリア」をご存知でしょうか。
アレキサンドリアの鉱物名は「天然クリソべリル」であり、ブラジルやスリランカ、ミャンマー、タンザニアで採れる宝石です。アレキサンドリアはクロムを含む宝石で自然光、紫外線の下で色の変化を見せてくれる神秘的な石です。緑系のシックな色から、赤紫系の華やかな世界へと導いてくれるのです。光で突如と変わる美しい色のアレキサンドリアの世界をインスタグラムで見てみまみましょう。
貴石が織りなす不思議な世界
貴石と呼ばれるものには、ルビー、サファイヤ、エメラルドがあります。それぞれの美しい世界と特徴をご説明します。
炎が燃えるような赤い世界を見せてくれるのがルビーです。ルビーの鉱物名は「天然コランダム」であり、ミャンマーやスリランカ、タイなどのアジアの他オーストラリアやタンザニアで産出される宝石です。ルビーは赤外線を当てる事で色の変化をもたらす石で、その作用は石の鑑定にも用いられています。炎の様に燃える赤の世界をインスタグラムしてみましょう。
貴石であるサファイヤの鉱物名はルビーと同様「天然コランダム」です。コランダムは本来無色透明の鉱物でありますが、ある種の元素が不純物として取り込まれることで様々な色を生み出します。その中の赤だけをルビーとし、その他はサファイヤとされています。非常にカラーバリエーションの豊富な宝石であり、美しい世界をもっている宝石であるといえます。またルビーと同様赤外線を当てることで色の変化を見ることができます。様々な色のサファイヤが存在しますが、中でも希少価値が高いとされている「パパラチヤ・サファイヤ」は愛らしい蓮の花のようなピンク色をしており、見るものをファンシーな世界へと連れて行ってくれるような宝石です。他にもサファイヤには「スターサファイヤ」と呼ばれるもがもあり、サファイヤの中に多数の針状の美しい模様を見ることができます。このように様々な顔をもつサファイヤの世界をインスタグラムしてみてはいかがでしょう。
エメラルドの鉱物名は「べリル」であり、べリルの中でも最も主要な宝石であるともいえる石です。コロンビアやブラジル、南アフリカなどで産出されることで知られる宝石です。優しい色合いを放つエメラルドは、世の女性を魅了してやまない宝石であるといえます。エメラルドは他のべリルとは違い、過酷な条件のもとで形成されるため、結晶のサイズがとても小さいことが特徴となる宝石です。このためインクルージョンも多数存在し、ひとたび覗くと思いの外多くの世界をみせてくれる宝石です。様々なものが含まれる新緑の世界をインスタグラムすることが新たな発見につながることでしょう。
一つの石の中に様々な色が見られるオパールは、鉱物名「天然オパール」とされている宝石です。遊色効果が見られる石で、一つの石の中に数多くの色が浮遊しています。この遊色効果がオパールが人を惹きつける魅力であるともいえます。主な産地として知られるオーストラリアの他に、メキシコやブラジル、タンザニアなどでも産出さる宝石です。オパールには数多くの種類が存在します。
黒色や暗い灰色をしたブラックオパールは、光が当たることで緑や赤紫系の色が顔をのぞかせます。
白色のオパールをホワイトオパールと呼び、光の中に淡いピンクやグリーンなどの数多くの優しい色を見つけることができる石です。
赤色やオレンジ色をファイア・オパールと呼び、今にも飴玉のような甘い香りを放ちそうな様相です。
そしてほとんど無色透明に近い石をウォータ・オパールと呼びます。ファイア・オパールとをウォータ・オパールは主にメキシコで産出されることから、メキシコ・オパールとも呼ばれています。遊びごごろ溢れる種類の豊富なオパールの世界は飽きることなくインスタグラムすることのできる世界であるといえます。
真っ青な青に鮮やかな緑色を持つ不透明な鉱物がトルコ石です。トルコ石は色合いの美しさから、数千年の昔から装飾品として使われてきた歴史深い石です。トルコ石は人間が初期から掘り出した宝石でもあるため、すでに多くが枯渇しているともいえるのが現状です。産出国にはイランやエジプトがあげられますが、アメリカで多く産出されている石です。歴史深いパステルカラーの宝石をインスタグラムで覗いてみようではありませんか。
様々な種類があり表情豊かな宝石メノウの鉱物名は、「天然クォーツ」です。メノウの特徴は、ごく微細な水晶の結晶の集合体であるため、半透明となります。様々な種類を持つメノウですが、均一な色あいのカルセドニー、縞目が特徴とされるァゲート、そして白色の直線の縞目をもつオニックスの3種類から構成されています。豊かな色合いに見ていて飽きないユニークな縞目模様はインスタグラムの欲望をかきたてる宝石といえます。
いかがだったでしょうか? インスタグラムで宝石を検索すると様々な綺麗な写真が出てきますよね! とても見ていて楽しいので皆さんのいっぱい検索して見てください!