「世界の熱気球の中心地」と呼ばれるアルバカーキへ行ってみませんか?


皆さんは熱気球に乗った事はありますか?

国内では滅多に観ることのできない熱気球は、ヨーロッパやトルコ、モンゴールに旅行に行かない限り見ることすら難しいものと思われます。

テレビのエンタメ番組で芸能人が熱気球に乗りながら歓声を吐く姿にあこがれていた方は、是非アルバカーキへ行ってみてみましょう!

カラフルな熱気球に覆われた大空はインスタ映えも間違いありません!

アルバカーキ

何百機という色とりどりの熱気球が、真っ青な空に向かって一斉に舞い上がっていく様子を見たら、ニューメキシコ州のアルバカーキが「世界の熱気球の中心地」と言われている理由が分かるはずです。

アルバカーキ国際バルーンフィエスタは、毎年 10 月に 9 日間開催されるイベントで、世界中から約 600 機の気球とクルーたちが集結します。

1972 年に初めてラリーが開催されて以降、このバルーンフィエスタの人気は徐々に高まり、今では年 1 回開催されるアメリカ最大の国際イベントで、世界で最も多くの写真が撮影されるイベントの 1 つとうたわれています。

夕方になれば、そのすばらしい景色が美しい夕焼け色に包まれます。この南西部の州は、夕焼けが美しいことで知られ、ゴツゴツとした岩に覆われたサンディア山脈から平らな岩の大地遠く西方まで、思わず撮影したくなる見事な光景が広がります。

気球のアクティビティーへの参加を計画

大会期間中は、約 100 万人もの人々が離陸場に詰めかけるため、しっかりと計画を立てて行動するのがお勧めです。会場では、モーニング・マス・アセンション、バルーンコンテストでのスタント、チェーンソーカービング、車の展示会、夜のバルーングロー、花火など、毎日様々な楽しい催しが目白押しで、見るもの、やることがいっぱいです。

幻想的な朝には、32 ヘクタールある離陸場の中を歩き回って、気球のパイロットや彼らのチームたちとのおしゃべりを楽しめます。離陸を手伝えることもあるかもしれません。

通常、正午までには気温が上昇しますが、朝は冷え込むことがあるため、暖かく重ね着をして備えましょう。

そして、白黒のストライプのシャツを着ていることから「ゼブラ」と呼ばれる大会スタッフが、気球の上昇を許可するホイッスルを吹く度に、興奮が高まります。すべての気球が離陸するまでには 2 時間ほどかかりますが、来場客は、お気に入りの気球がリオグランデ渓谷を横断していく様子をずっと目で追います。

毎日目白押しのスタントやレース

このフィエスタでは、1 日中様々なイベントが行われています。

パイロットが 9 メートルのポールの先端から車の鍵を奪い合うキーグラブや、地上に広げられた大きなトランプのカードの上にマーカーを落とすブラックジャック、気球から高さ 6 メートルのボトルに輪を投げるフラフープといった、飛行の正確さを競うコンテストなどが行われています。

その間、子供たちは、バルーン・ディスカバリー・センターで、熱気球の歴史と科学について学ぶことができます。

この競技では、誰がアルバカーキから最も遠くまで飛んで着陸できるかを競い合います。中には、3 日間飛び続けて 300 キロメートル先まで達する気球もあります。

そして、イブニングセッションのバルーングローの時間になると、会場が幻想的な光の国へと変わります。気球を地上につないだ状態でパイロットがバーナーに点火し、夕暮れの中に気球が美しい光を灯します。ライブ演奏も行われ、華やいだ 1 日は花火で締めくくられます。

熱気球に乗って空の上を体験

気球に乗る時間がありませんか?それなら、約 3,000 メートルを駆け登り、ニューメキシコ州の 260 ヘクタール近くに及ぶ景色を一望できる、サンディア・ピーク・エアリアル・トラムウェイに乗ってパノラマを楽しみましょう。

頂上の休憩エリアにあるサンディアゴズで食事や軽食をとることもできます。

もっと間近でイベントを体験したい方は、誰でもボランティアでチェイスの仲間になることができます。チェイスとは、気球のセッティングや離陸、着陸地点までの追跡をお手伝いする仕事です。

大会ボランティアの約 10 %はアメリカ以外の国から参加しています。経験は必要ありませんが、英語能力は必要かもしれません。

さいごに

如何でしょうか?幻想的でしかない熱気球のFiestaに行ってみたくなりませんか?筆者も人生で一度は熱気球に身を委ねて大空を旅してみたいです。

熱気球乗りたちの祈りの言葉である「風があなたを穏やかに迎え、太陽が暖かい日差しであなたを祝福しますように」の様に、素晴らしい体験ができるアルバカーキ。

皆さんも熱気球の上でインスタ映えを狙ってみましょう!