可愛いすぎ‼「Anony Mouse」のネズミ専用の店


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– 2018-08-27 最新情報を元に加筆修正

ネズミ専用の店がスウェーデンに現れました。壁の下の方を見ると、人形の店のような可愛らしい店があるではありませんか。一体誰が作ったのでしょう。

ネズミのための店

それは、スウエ―デンの南端で、デンマークの首都コペンハーゲンに近いマルメと言う街にステキなあるもののための店があります。

マルメの北側は湾岸都市として反映してきた商業都市です。マルメという街には、モダン建築が立ち並んでいます。そんなマルメの街に建築されたのは、ネズミのための店でした。

どうして、そんなものを作ったのかと言うと、「このお店を作った理由? 子供の頃に見たディズニー映画や絵本の世界を自分たちの手で創り上げたいと思ったんだよね。作る側はもちろん、見る人たちにも楽しんでもらえると思うよ」という理由だからだそうです。

ネズミも楽しくなるような店なんて、なんて発想が豊かなんでしょう。人間が暮らしているということは、ネズミも暮らしているということです。人間が楽しんでいることは、きっとネズミにとっても楽しいことであるに違いないという発想です。

店内には、ネズミの好きなナッツが並んでいます。店名も「Noix de Vie」で、フランス語でナッツこそ我が人生と言う意味です。小さなウインドウの奧には、ピスタチオやカシューナッツ等の様々な産地の高級なナッツが並んでいます。

店の大きさは、約70cm×30cmの小さな店です。可愛すぎる店に通る人は、目を向けずにはいられません。時には、小さなパンを焼いておいてくれる人や小さなポスターはったりする人がいるようです。観光の名所が沢山あるマルメの街には、このネズミの店を見に訪れる人たちも沢山います。

 

謎のアーティスト「Anonymouse」

「Anonymouse」は、謎のアーテイスト達で、その真相は分かっていません。彼らは、匿名のアーテイストで、インスタグラムに出てくる顔は面をしています。

彼らは、デイズニーのアニメーションを手掛けたドン・ブルースや「長靴下のピッピ」を描いた児童文学作家アストリッド。リンドグレーンに大きな影響を受けているアーテイスト集団のようです。

「Anonymouse」は、Mouse(ねずみ)という単語とかけて名付けられたようです。この店は2016年3月から製作を始め、現在は新しい政策に取り掛かっているとのことです。

海外のメディアから「何ネズミの店にか深い意味はあるのですか」と聞かれたときに「特になにも」と答えています。これには、逆に何か意味があるのかもしれません。

この店をどうやって作ったのかと言うと、「キャップや空き缶の蓋、マッチ、ボタン、ランプシェード、イタリアの切手など、どこにでも転がっていたり、集めたりしたものを使いました。ネズミが自分たちで集めて再利用できるものを使って作ったのです」とメールで答えたそうです。

こんなファンタジーな店があちこちに出来たら、新たな観光スポットとなりそうです。その店の様子をインスタグラムから見てみましょう。

ねずみの店

パリのスタイルのおしゃれなカフェです。お勧めはチーズたっぷりのクラッカーです。カフェテラスでも食べられるようになっています。

ナッツの店「Noix de Vie」

マカデミアナッツ、カシューナッツ、ピスタチオなどあなたはどのナッツがお好きですか。あなたは、もちろんネズミです。ライトがついて、ショーウインドウがきれいに見えます。

 

PYSSLINGENの店

かわいいミニブテイックです。ネズミだけが入れるドアです。クリスマスの雰囲気の店ですね。

人気のアノニマウス

沢山の人がかわいいネズミの家を見に来ます。それは、大人気の店です。この町の見どころの一つになっているようです。時には、いたずらする人がいて壊されたこともありました。

スロープ付きブテイック

ネズミの店にスロープが付きました。クリスマスバージョンです。ツリーやポスターを張って本物の店のようです。

おしゃれなブテイック

白いウインドウのカバンや帽子のブテイックです。玄関まで、階段がつけてある所が手が込んでいますね。この小さなカバンや帽子を作った人はかなり器用な人のようです。

屋台のような店

屋台のような移動式の店です。近日公開予定の物だそうです。誰にも驚きを台無しにしたくないので、最小限の物しか出していないそうです。

今年の春には、現在取り組んでいる新しいアノニマウスを共に見ることが出来るそうです。次はどんな物が出てくるのでしょうか。とても楽しみですね。

夜のネズミの店

夜は、ネズミのためにライトがつけてあります。心づかいがスゴイですね。かわいいネズミたちは大好きなナッツを買いに今日もアノニマウスを訪れるでしょう。

アノニマウスは、これからどんな新しいネズミハウスを作るのでしょうか。春に新作がインスタグラムに登場しそうです。こんな夢のある芸術作品を楽しませてくれるアノニマウスの人たちにナイスワークとコメントを寄せています。

アノニマウスがスウエーデンのマルメという町のあちこちに、ネズミハウスを造ったら、それが観光スポットのひとつになりそうです。では、マルメという町の観光スポットを紹介します。

 

マルメヒュース(マルメ城)

マルメ城は1434年に建てられ、ルネッサンス建築として有名な要塞とされています。16世紀になると、このマルメ城の作りが素晴らしいため、デンマークの王室が別荘として使用されていました。また、要塞として作られているため、19世紀には牢獄として使われていた歴史もあります。

現在は、歴史を感じさせるマルメ博物館として公開されています。展示は自然科学館やマルメの歴史、現代アート作品や水族館と幅広い分野が公開されています。また、マルメ城の公園には水車があり、雰囲気も味わうことが出来ます。

デザインセンター

19世紀半ばに造られた穀物倉庫を改築して作られた建物です。現在のスカンジナビアデザインが多数展示されていて、北欧各地のデザイナーの新作を集めたギャラリーや有名メーカーによる陶磁器、日用雑貨やアクセサリー販売などをするショップがあります。ここも観光スポットの一つとされていて、とても人気があります。ここでお土産を買う人が多く訪れています。

Triangeln駅

モダンアートのような雰囲気がある素敵な駅です。この近くでは市場が開かれていて、マルメの人だけでなく近隣の市の人たちもここに安い野菜や果物を買いにここを訪れます。

マルメ市庁舎

マルメ市庁舎は1546年にレンガで造られた厳かな感じのする建物です。派手な色合いではなくシックな感じで趣がある市庁舎です。ロルになるとカラフルにライトアップされています。

コペンハーゲンから30分くらいで行くことが出来ます。マルメ駅からは5分ほどの所にあります。コンサートホールやレストランもあります。ここを訪れた時は、豪華な食事や生演奏を聴きましょう。

それ以外でも湾岸エリアは、モダン建築が立ち並んでいます。ヴァストラ・ハムネン地区にある高層ビルは、スペイン出身の建築家サンティアゴ・カラトラヴァが手掛けたものであり、5フロアを1ブロックごとにひねられた形は、斬新なデザインです。

さいごに

様々な観光スポットの一つに、かわいいアニノマウスのネズミハウスを入れたら、もっと観光が楽しくなりそうです。モダンアートからモダン建築、中世の建築に加えて小さな小さなネズミのための建築物が加えられたら、マルメの街はますます多くの観光客が訪れる場所となるでしょう。

観光地に小さな面白さと幸せをくれたアニノマウスに感謝したい人は、たくさんいると想います。皆さんも、周りで小さな幸せを探してみては如何ですか?