インスタグラムで企業アカウントを成功させる4つのポイントって!?


SNSのビッグ3は、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムです。これらのソーシャルメディアを利用したマーケティングが多くの企業の中で取り入れられています。そこで今回注目したいのが、インスタグラムを使ったマーケティングです。「インスタグラムマーケティング」とは、企業のブランディング、そして商品の認知を拡大する目的で、インスタグラムを使用してビジュアル的にアピールするマーケティング手法をいいます。インスタグラムは若者が個人で使うものだけではなく、企業にとっても多くメリットがあるのです。

それでは、早速、インスタグラムを使った企業の事例、活用方法をご紹介します。

インスタグラムで企業アカウントを作るメリットは?

インスタグラムの日本でのユーザー数は、なんと2,000万を突破して巨大なSNSへと成長しました。インスタ映えという言葉もよく聞くようになりましたよね。
インスタグラムはフェイスブックやツイッターと異なり若い女性から圧倒的な人気があるため、その波に乗って企業も公式アカウントを作り、自社のブランディング、商品の認知拡大のためにアピールしているのです。そして今では、1万を超える日本企業が公式アカウントを取得して、インスタグラムマーケティングを行っています。

日本ではトヨタやソニーなど国内の大手企業の多くがすでにインスタグラムを活用したマーケティングに取り組んでいます。日本国内でのインスタグラムの利用状況を見てみると、男女別ユーザー構成は、女性が65%、男性が35%といった調査結果が出ています。そして、最も多いといわれているユーザー層は10代~20代の女性ユーザーのため、若者をターゲットにした商品を扱っている企業は特にメリットが高いといえます。男性・女性ともに、10代~30代までの層にヘビーユーザーが多いため、インスタグラムにおけるブランディングの対象ユーザーとなる世代は、10代~30代となります。そのためインスタグラムマーケティングは、10代~30代向けのアパレル、コスメ、食品を扱う企業に最適といえます。

既にインスタグラムに登録している企業アカウントは1万を超えており、今後も増えていくことが予想されます。今では、インスタグラムは企業メーカーにとって必須のマーケティング方法であり、自社サイトへの誘導窓口の役割を果たしているのです。例えばアパレル・コスメ・食品は、インスタグラムで視覚的にすぐにアピールすることができるので、フォトジェニックな商材を扱う企業にとっては、かなり効果的といえます。インスタグラムは写真や動画がメインのコンテンツのため、いわゆるインスタ映えするものとの相性が良いです。女性のユーザーが多いために、かわいいもの、きれいなもの、美味しそうなもの、楽しいこと、などをアピールできる情報や商材が効果的です。

一方で、ギャンブルや金融系商品などは視覚的にアピールできないため、インスタグラムとの相性はあまり良くありません。インスタグラムは写真に特化したSNSのため、見た目でぱっとユーザーの目を引かせる必要があるのです。これだけ多くの人が使っているインスタグラムですから、企業が参戦しても損はないといえます。

企業アカウントを成功させるポイント①:インスタグラマーのキャスティングする

インスタグラムに商品やモノの写真を投稿をして、多くのフォロワーに影響力を与えることができる人のことを「インスタグラマー」といいます。芸能人やモデルも、愛用しているコスメやサプリメントをアピールしてインスタグラマーをしていますが、最近では一般人も多く活躍しているのをご存知ですか?特定のジャンルについて毎日継続的に魅力的な写真を投稿することで影響力を与えることができ、インフルエンサーとも呼ばれています。各ジャンルにインスタグラマーがいて、料理やレシピに関する投稿を行いヤングママから多くの支持を得ているデリスタグラマー、子育ての様子を紹介しているママスタグラマーなどがあります。

企業がインスタグラムマーケティングを行うには、自社製品をPRできる影響力のある人物を探し、依頼するインスタグラマーを選定することが大切です。そして、インスタグラムにどのような写真を投稿してもらうかを話し合い、その商品を魅力的にアピールしてもらうのです。インスタグラマーへの報酬は効果測定で決定して、より効果のあるアピールをしてもらうことが重要です。インスタグラムマーケティングは、インスタグラマーのキャスティングで決まるといっても過言ではないほどです。企業の課題や商材にマッチしたインスタグラマーを選べなければ、見込み客を呼び込む十分な効果が得られないので注意が必要です。

インスタグラマーキャスティングを依頼するには、専門企業に依頼したり、自社でインスタグラムの直接ダイレクトメッセージキャスティングする方法、または既存の広告代理店に依頼することもできます。インスタグラマーキャスティング専門企業に依頼すれば、インスタグラマーの選定からレポーティングや支払いまでを全て代行してくれるため、お任せできて便利です。自社で直接キャスティングを行えば、支払いコストを削減できるメリットがあります。インスタグラムのハッシュタグを使って、フォロワーが多いユーザーに直接ダイレクトメッセージを送り、公式インフルエンサーになってもらうように依頼してみましょう。

企業アカウントを成功させるポイント②:目標設定する

インスタグラムマーケティングは、フォロワー数、エンゲージメント、関連ハッシュタグの3つの数字から目標設定をすることが大切です。フォロワー数(アカウントに対するファンの数)を見て、投稿したコンテンツの影響力をチェックするのです。

インスタグラムのフォロワー数をゆっくりでも増やしていけば、新製品の紹介やイベント情報も効果的にアピールできます。エンゲージメントとは、「いいね」や「コメント」などのフィードバックのことをいい、投稿毎のエンゲージメントを確認するのです。投稿の時間や頻度、どのようなコンテンツが反応が良いのか、つまり求められているのかを明確にできます。

インスタグラムの特徴的な機能の一つであるハッシュタグは、自社関連のハッシュタグをつけた写真の投稿や数を確認して、人気を確かめることができます。企業のインスタグラムマーケティングとしては、インスタグラムに投稿したくなるようなフォトジェニックなパッケージやデザインを商材に取り入れると効果的です。

企業アカウントを成功させるポイント③:分析ツール を使おう

インスタグラムマーケティングでは、目標が達成したかどうか定期的にKPIを分析する必要があるのです。一般的には企業アカウントのデフォルト機能である「インスタグラムインサイト」を使います。これにより、フォロワーについての情報、投稿のいいねの数やコメントのインプレッションなどの基本的な数値がわかり、分析に便利なのです。

企業アカウントは、個人のアカウントと異なり、フェイスブックページとリンクしているビジネスプロフィールのアカウントが必要です。企業アカウントには、ハッシュタグの傾向の分析や、指標のレポートなど有料、無料版があります。

キャンペーン運用時に役立つ分析や投稿写真を一枚ずつ有料でコマーシャルに出すことも可能です。ニーズにあったツールの中から、自社にあったものを選択すると良いでしょう。

企業アカウントを成功させるポイント④:キャンペーンをして見込み客を取り込もう

インスタグラムマーケティングにおいて、インスタグラマーを起用した戦略がメジャーですが、見込み客を取り込むためには、キャンペーンを活用することも効果的です。実際に、キャンペーンは、自社商品に興味や関心のあるインスタグラムユーザーとの交流も活発になるため、多くの企業が積極的に取り入れています。

企業のブランドイメージやアイテムに合わせて、各社様々なキャンペーンが開催されているのでチェックしてみてください。

無料プレゼントキャンペーンや割引キャンペーンは商品を魅力的にPRできるため、営業に効果的だと多くの企業が取り入れています。

まとめ

今回は、企業がインスタグラムマーケティングを取り入れるメリットや4つの成功ポイントをご紹介しましたがいかがでしたか?フェイスブックはやっているけどインスタグラムはまだしっかり活用できていないという企業担当者様は、ぜひ機会にインスタグラムマーケティングを取り入れてみてはいかがでしょうか?自社ホームページのアクセス数アップや新商品のPRなど、低予算で大きなメリットが期待できるのでおすすめです。